「次の戦に臨むには、少々資金が不足ですな」
「……確かに敵の部隊の質も上がっており、万全の編成が求められます」
戦争とは剣を交えて戦うのみでなく、それ以前の準備も勝敗を決する重要な要素である。
特に戦が長引くとなればそれは顕著であり、一先ず戦勝為った都市の一角で、全軍の実質的な指揮官であるルシウスが問い、財政を預かるエウマキアが応える。
望まぬながら幕僚となっているエウマキアであるが生来の生真面目さがその任を全うさせ、またこの軍には知己や敬意を払うべき人物が多数同行している事もあり、忠告でなく現実を告げるという形ではあるがその聡明さを発揮させる。
義務感に縛られたその言動は僅かにぎこちなく、不本意さを隠そうとはしないエウマキアとは対照的にルシウスの表情は愉しむ様に笑みを浮かべる。
「あなたの力を借りたいのですよ、エウマキア=フェリクス=プランクス」
「そのような名で呼ばれても、何もいたしませんっっっ……ぁぁっ」
自らの意思で訪れたのではなく、定例の報告に訪れただけのエウマキアは書類を置いて直ぐに退出しようとするが、それを呼び止める声に冷静なはずの才女が声を荒げる。
台詞の内の自身を指す呼称は不貞と恥辱に塗れた最悪の合意の賜物であり、それがもはや公式となってしまっている事実が心中を苛む。
併せて逃れようとする動きを制する様に華奢な肩にルシウスの手が伸ばされ、気丈な性による抗いも一瞬で淫猥な喘ぎに変えられる。
元々熟れきった上にルシウスの陵辱を染み込ませた身体は常に喜悦に疼いており、公の場という事で抑えていたのが心の揺れと肩への接触で開放されてしまうのだ。
身体の隅々まで鋭敏に調教されている事実は淫猥な性と共に所有権の所在を実感させ、自身が望まぬはずの名に相応しい牝である認識が強まってしまう。
「ふふっ、それでは執政官補佐の財務官としてお願いいたしましょうか」
「くっ、そ……それではご報告いたします」
ルシウスは恥辱に震えながらの抗いを一時愉しむと、今度はその肩書きでエウマキアを呼ぶ。
やはり望まぬ呼称であるがその響きには行うべき職務が含まれており、それを放棄する事は生真面目なエウマキアに許されない。
そして内心の拒絶と葛藤しながらの服従の態度は艶かしく、気丈な才女の極上の嬲り甲斐を存分に堪能させる。
「無駄な経費を削減した分に加え、当地においても目聡い者達から資金提供がございました」
皮肉にも財政的な管理はエウマキアの最も得意とする所であり、全軍のそれを担当させられる中で切り詰めた余剰はかなりの額に昇る。
また、商いをなすフェリクスの縁故は当然マケドニアにも連なっており、戦に際しての両天秤以上の額が、エウマキアの誠実な人柄を保証に集まってしまう。
合わせれば戦線を立て直すに足る額であるが……それが自分と同じ立場の妻母を増加させる事を知っているエウマキアの声は苦渋に塗れる。
「それは素晴らしい。想像以上の手腕ですが……ならば随分とお疲れなのでは」
「そのような気遣いは無用っ……や、やめっ、あぁぁぁっ」
ルシウスは把握しているはずのエウマキアの業績を空惚けて賞賛し、慰撫と言わんばかりに自責に震えるその肢体を抱える。
呼び止められた時からこのような事態を予測していたエウマキアであるが逃れる事も出来ず易々とその手に堕ち、その身体には脳裏に浮かぶ陵辱の記憶を塗り替える刺激が響き渡る。
肩に触れられた時より乱され続けていた感覚は一気に跳ね上がり、その声にも加速度的に艶かしい媚が加わる。
服越しでも肌を重ねると感じただけでその部分が熱くなり、体裁を取り繕っていただけの媚肉が一瞬で喜悦に崩れ落ちる。
「特にここはこれほど張り詰められて……さぞかし辛かったでしょう」
「ふ、ふれては……なりませんっ」
望まずとも重ねた陵辱の経験は次の責めを予想させるが、もはや自分の手足すら意のままにならぬエウマキアに抗いの術は無い。
頭頂から爪先まで一部の隙も無く詰まった喜悦の回路、その中でも胸にたわわに実る巨乳は特に敏感な一つである。
淫らに疼く巨乳は布地との摩擦だけで常に火照りきっており、足掻くような動きに揺すられる中で喜悦以外の感覚を感じる事はできない。
そしてその場所では母としての性が連日の陵辱で不貞極まりない淫らな性に変換させられており、熱く悶える肉の内に異なる喜悦をもたらす奔流が荒れ狂うのだ。
元より並外れた巨きさである釣鐘は有り余る喜悦を示す様に更に膨れ、中でもその突端が天頂を指しながら布地に染みを広げさせる様は嫌でもこの後に晒される淫猥な痴態を想像させる。
「我慢は身体に毒ですよ」
「だ、だめ、あのようなものをっ、出すわけにはっっっ」
脳裏に浮かぶ悪夢のような情景に必死に抗うエウマキアであるが、僅かな時間を先送りする代償は心身を狂わす喜悦と奔流の堆積である。
もはや染みは先端から巨乳全体に広がり、豊かな質感が傍目にも分かるほど激しく震える。
ルシウスの愛撫も指から手へ、接触から揉み込みへ深化するのだが、それでいてエウマキアの耐え得る限界を保って狂おしい随喜を継続させる。
「ああっ、なんで、なんでっ、こんなふうにぃぃぃぃっ」
湿った布の裂かれる音、何度聞いても慣れる事の無い響きは母しての不出来を知らしめてエウマキアを辱める。
涙の滲む視界に真白き巨乳はあくまで美しい曲線を描き、衣服の内に収められていたのが信じられないほどの質感で震える。
その震えに連なり踊り出た手鏡が舞い踊り、処された金具を介してその先端の尖り具合を示しながら嬲りたてる。
巨乳全体の震えと乳首と曳かれる動きが絡み合い、揺すられる肉の一片一片の一つとして同じでない喜悦がエウマキアを望まぬ痴態に連行する。
「で、でるっ、止まらない……止められないのぉぉっ」
激しい音を立てて噴き零れる乳白色の液体、露出と同時に放たれるそれは淫猥に調教されたエウマキアの無力の象徴である。
愛し子を育むべき大切なものを陵辱の場で噴き零すなど恥辱の極みであり、そしてその行為に紛れも無い喜悦を感じる自身が堪らなく貶められる。
犯される回数を重ねる度に次こそはと思うものの結局は止められず、暴虐に屈さぬ意思はその気高さゆえに辱められる。
そして止められぬだけならまだしも、噴出の勢いは激しく、響き渡る喜悦が濃くなってしまっては、どこまでも淫らに堕ちる自分の姿がエウマキアに悲嘆恥辱を延々奏でさせるのだ。
「エウマキア様は強情ですから、このような慰撫は私にお任せ下さい」
「くうっ、見ては……なりませんっ、し、搾るなど……いや……いやぁぁぁっ」
胸の奥に沸き立ち、巨乳に溢れ、そして乳首で爆ぜる、全身が蕩けるような感覚の中で荒れ狂う奔流は性に不慣れな熟れ母にはあまりに酷である。
しかもただあるだけで打ち震え、喜悦に塗れて母乳を噴き零す巨乳にルシウスの魔手が伸び、その極上の実りは淫猥に味わい尽くされる。
柔らかな肌が手に吸いつき、揉み込まれてはたわわに弾む。
それだけで溢れる喜悦が心身を占めるのに、胸の奥からの放乳の衝撃がその上に乗せられ、視界にも露な痴態に響き渡る音が恥辱悲嘆を更に増す。
巨乳の付け根に添えられる手は胸の奥底までも掌握し、そこから前方に押し出されれば身体の構造の全てが放乳に仕向けられ、今までに増した量が勢いが気が狂わんばかりの喜悦と共に噴き零れる。
(私、私は、……牝……、この男に所有される……いやらしい牝……)
逆に乳首を摘まれれば量こそ少なくなるものの細く鋭い放出が意識を切り裂き、内には一瞬一瞬で堆積する感触が意識の全てを飲み込んでむず痒く悶える。
そこから指を離すまで、実際には僅かな時間であろうがエウマキアに降り積もる喜悦苦悩は計り知れず、そこからの開放が手を添えられず巨乳を乳首を震わす事で同じ密度であっても一層の恥辱がもたらされる
あまりの喜悦、あまりの痴態、生真面目な性は自分を責める以外の術を知らず、淫らに喘ぐ姿が真実の姿で普段の自分は浅ましくも取り繕っている様に思えてくる。
そしてはしたない牝としての自分を認識すれば……相応しい立場としてルシウスの所有物という形容が浮かび上がってくる。
「始めて拝見させていただいた時も感服させていただきましたが、時を重ねる毎にどんどん素晴らしくなりますな」
「ひっ、ああっ……こんなに濃く、激しい……なんてっ」
そしてルシウスの自身の所行で無いような口振りが、所有される牝である明確な証拠にエウマキアの意識を誘導する。
乳白色の奔流は言うまでも無くエウマキアの常軌にあらざるはしたない性の象徴であり、その評価を高められる事は恥辱が増す事を意味する。
ルシウスの言葉が嘘偽りでない事を自身の視界に写る質感で確認され、さらにその原因が揺れ踊る巨乳の下方に認識させられてしまう。
「ああっ、こ……ここまで大きく……なって……」
巨乳ほど激しくは無いがゆっくりと重く揺れ踊る……下腹、常より膨らんだ状態は紛れも無い女性としての機能の一つであるが、それが望まぬ交わりの結果では不貞の淫罪を声高に語る。
まだ目立たぬ年月の頃より明らかに膨れた下腹は意識の内では更に重く感じられ、愛の交わりでなく淫行の結果である事を示す様に常に疼き鋭敏に反応する。
過去の経験に比してあまりに重く明確な事が一層の恥辱を呼び、こちらの方が本来の姿であると語りかけられてはさしもの気丈な性も涙を零してしまう。
「だ、だめっ、触れてはっ、弄ってはぁぁぁっ」
手の触れられる感触が絡みつくような熱に変わり、膨れ上がった腹より全身に拡がって狂おしい喜悦となる。
それだけでなく堪えきれぬ刺激に呼応する様に宿した感触が蠢き出し、その刺激は胸の奥の母としての泉を介して乳白色の奔流として噴き零れる。
母として子を宿す機能を淫虐に供してしまい、あまつさえ喜悦の反応を響かせるその姿は愛する人と結ばれる事の叶わなかった過去と重なり、エウマキアにまともな恋愛など許されぬ自分の姿を刻み込むのだ。
「さて、こちらの方も随分と溜まっておられるようですな」
「ひぃぃっ、そ、そこっ、だめ……だめぇぇぇぇっ」
巨乳を搾られる、下腹を揺すられる、それぞれだけで鋭敏な熟れ母を責め立てるのに十分であるが、極上の牝であるエウマキアがそれだけで許されるはずも無く、もう一つの熱く煮え滾る個所にもルシウスの魔手が襲い来る。
大きく膨らんだ下腹は次の段階の準備を促すのか、溢れる熱が胸に噴き零れる奔流を刺激するのだが、同時に膨らまされた過程を遡る様に連なる秘穴を十分に蕩かせている。
何度と無く濡れそぼり、紐の様に食いこむ様を晒した下着は自らの口で不要を宣言させられ、触れられずとも熱く疼く秘穴は常に剥き出しにされ、隠そうと太腿を擦り合わせる動きすら刺激となって滴りの足跡を残してしまう。
常に苛まされる熱い喜悦に狂おしい恥辱は莫大あるが、それでもエウマキアの気丈さは何とか平静を取り繕うべく堪えていた。
しかし直接に触れられては耐え続ける事など出来る筈も無く、堆積した全てが激しい潮として一気に弾ける。
「ふあっ、あっ、また……またっ、やめ……やめなさいっ、これ以上はぁぁぁっ」
美しい造形が淫猥に花開く中に一本二本と指が沈み込み、すっかり膨れ上がった肉珠もしっかりと摘まれる。
触れられるだけでも十分であるのに肉襞を捉えて指が蠢き、励起した尖りは存分に弄られる。
噴き零れる潮は母乳と合わせて激しくなり、指先だけで身体の全てを操られる感覚が、罪深き淫猥な身体と目の前の男の所有物である現実を嫌が応でも意識させられる。
「指の方は十分愉しまれた様ですし、それでは次の段に参りますか」
あまりの喜悦は絶頂に埋め尽くされながら意識を保たせ、その恥辱悲嘆に塗れた視界に次なる陵辱を写してしまう。
濡れそぼる秘花に向けられる猛き剛直の姿は溢れる悲嘆恥辱と共にではあるが何度も見えた光景であるが……それを遮る様に際立つ下腹は日々増す巨きさでエウマキアの心を震わせる。
動乱の時代を生きる身として犯される事への覚悟はあったが……孕まされるとなると別格であり、それを重ねられるなど想像もしなかった故にあまりに悲痛である。
気丈なエウマキアは暴虐を重ねられようとも哀願する事は無いが、この件に関してはあまりに常軌に逸しているためその唇は譴責の言葉を紡ごうとする。
「し、しかし、わたしはもう……あなたの子を……孕んで……います」
しかしその譴責に至る為には明らかにせねばならぬ条件があり、生真面目な性はそれを逃れる事が出来ずに恥辱に満ちた自身の状態の宣言してしまう。
「ほう、それは嬉しい知らせですな」
「か、かさねて孕むなど……あっては、あってはなりません」
しかもルシウスは当然既知であろう事項に空惚けてみせ、自らが進んで報告するがごとき情景が妊娠すら自ら望んだもののような錯覚をもたらす。
それでも気丈な心は何とか言葉を紡ぎ、自らの正しさを表明した事が気丈な才女に一時の安らぎをもたらす。
しかし……
「確かにその通りですが……エウマキア様は特別ですから」
「えっ、わ、わたしは……たしかにっ、ひあぁぁぁっ」
言葉一つで陵辱から逃れられるなどとは思っていなかったが、その返しもまた予想していなかった。
だが確かに重ねて孕ませる行為の是非以前には、そもそも多重に孕めるか否かが存在する。
あってはならぬと称したエウマキアの脳裏には当然に多重に孕める者などいないという答えがあり、それは認めざるを得ない自己の状態を否定するものである。
相手への譴責は逆手にとられて辱めとなり、常ならぬ行為であるが自分はそれに相応しいと称されても……陵辱を忌むと同時に自身を責めるエウマキアには否定できない。
「ご遠慮せずともご褒美ですよ、しっかり愉しんで下さい」
「ああっ、こんな、こんなにっ、わたしっ……わたしはぁぁぁぁっ」
そしてエウマキアの常とは違う……あまりに激しい反応を確認する様にルシウスの剛直が秘穴を蹂躪し、幾つも重ねられる絶頂の波が牝である自己を印象付ける。
気丈な意思は動揺の中でも暴虐に耐えようとするが一瞬で砕け散り、あまりに熱い秘洞と剛直の反応がエウマキアを構成する全てを震わせる。
意思の揺らぎが熟れきった肉に思う存分にその性能を発揮させ、噴き上がる奔流が淫乱の認識を強めてその意思を更に崩す。
そして褒美と称されるなど犯される事を自ら望んで働いたように思え、その心身は自身の正しさを信じられるまま淫獄に堕ちていく。
「ひっ、と、とまらないっ、上も……下もっ……こんなにたくさんっっっ」
爆ぜる、爆ぜる、また爆ぜる。
止められぬ淫肉の所行がエウマキアをむしばみ、恥辱と喜悦の混じった艶かしい悲鳴が延々奏でられる。
空閨に熟れた性器は妊娠を重ねて更に敏感になり、ルシウスの剛直の感触すら覚えて活発な反応を見せるエウマキアにとって悪夢の性器に変容していたのだ。
(どうして……こんな場所で……昼間から……、やはり私は……牝……なの……)
熟れきった身体の反応に対してエウマキアは無力であり、痴態を為す術無く見つめるさまは、否定できぬ現実を認める呟きと相俟って陵辱の贄としての価値を高める。
このような淫猥な行為などあるはずのない場所と時間、そこに至った原因が本心で陵辱を望み誘っていた自身である錯覚が沸き上がる。
逃れれぬルシウスの淫獄の呪縛は今や自身に相応しい立場から自らが望んだ場所へ変容し、生真面目な性が忌み嫌う相手への服従として変容させられるのである。
「お、お腹が揺すれてっ、でも……でもっ、もっと……孕む…のっ……」
通常の交わりだけでなく剛直が蠢くたびに既に宿している不貞の結晶も揺れ動き、対する子宮の反応も喜悦のみならず次の妊娠を準備する様に思えてくる。
ルシウスの剛直は既に習熟すら見せる子宮に押し入っており、何度も重ねる度に倍化する感度がエウマキアの意識を震わし、自身に相応しいものである事を意識させる。
子を抱くべき子宮が性器であるなど牝以外の何者でもなく、また妊娠し易いと認識することが妊娠を望んでいる錯覚に変容する。
突き上げられるたびの絶頂が意思の揺らぎを加速し、尽きる事無く昂ぶる身体の反応が自らの至らなさを塗りこめる。
心身を嬲られ続けたエウマキアは忌避すべきはずの暴虐に対しても確とした態度をとれず、むしろ消極的ながら肯定を示しながら喘ぎ続ける。
「それではいきますよ」
「あっ、ま、まって……っっっっあぁぁぁぁぁっ」
そしてエウマキアが数限り無い絶頂を連ねた果て、子宮を完全に占拠した剛直は下腹に歪に浮かび上がっており、そこからエウマキアの全てを震わす強く熱い衝撃が響き渡る。
かつての記憶に重なる熱い奔流に心身が揺すられ、暴虐を認めかけた意思が思わず浮かべた拒絶も言葉にされる事無く嬌声に飲みこまれる。
塗り込められる熱に蕩けきったと思われた肉が更に煮沸され、放たれる勢いが身体の全てに喜悦を響き渡らせる。
休む事無く噴き零れていた母乳が潮が勢いを増して放たれ、その美貌は堕ちきらぬまま涙と涎に彩られて恥辱を写す。
「ひあっ、お腹の……中でっ……、また……またっ……できてしまうっ、一人じゃなくてっっっ、何人もぉぉぉぉぉっ」
母としての本能は奔流の衝撃から宿している命を守ろうとし、子宮の奥まった構造が剛直を包む様に絡みついてその身を犠牲にする。
それ故エウマキアの心身には普通に受ける以上の射精の衝撃が響き渡り、今の子を守るための本能が次の子の妊娠を誘発してしまうのだ。
健やかで豊満な身体は元より母性に溢れているが、空閨で過ごした年月の熟れがその性を更に増幅させる。
そこに注がれる濃厚な子種は……許されぬ不貞を重ねる最悪の淫罪を生み、貞淑な美母を喜悦に狂わせながらに自責に沈ませるのだ。
「ふふっ、これで何人目でしょうかね、いち、にい、さん、……」
「そ、そんなっ、数えないでよぉぉぉっ」
濃厚な体液は体奥を一瞬で満たした後も尽きる事無く放たれ、下腹が波打つ様に揺れる様が泣き叫んでいる様にも堪能している様にも見て取れる。
そしてエウマキアの感覚の内では見た目以上に濃密な交情が繰り広げられ、望まぬも連ねた妊娠の記憶が、そして母としての本能が逃れられぬ現実を告げる。
下腹を撫でるルシウスの手は火照りきった肉を嬲って喜悦を奏で、意のままにした結果を示して所有権を語る。
それでもエウマキアは堕ちきる事無く……それ故に陵辱は続き、その肢体は更に淫らに躾られ、その嘆きは更に悲痛に映えるのだ。
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