イリア

「くんっ、ふあぁぁっ」

「ああっ、あっ……」

密室でのあまりに淫猥な行為はイリアの心身をすっかり蕩かせ、貫かれたままで唇を奪われても表情に恥辱を浮かべる以外の抵抗ができなかった。
舌の唾液の交換の音が喘ぎ声と混じって淫靡に響き、口の端から零れる涎が紅潮した肌を淫猥に伝う。
合わせて股間を突き上げられる様子は引き締まった下腹に歪に浮かび上がり、噴き零れ続ける母乳が潮が空閨の媚肉の反応の激しさを物語る。
もう一人の贄であるユフィールも濃密な喜悦に酩酊した様な状態であり、寄り添わせる様に抱き抱える手に巨乳を股間を弄られ、指先だけで淫靡に喘ぐ我が身に抑え切れぬ牝の性を自覚させられる。
性の喜悦に不慣れなイリアはかつての経験と比べ物にならぬ刺激に為す術無く呆け、陵辱の経験に勝るユフィールも開発された性感のもたらす喜悦の境地に辛うじて保っている意識を震わせる。

(中に……沢山……、お乳も……沢山……)

喜悦を響かせる注挿は同時に体奥に満ちる白濁の液体を掻き混ぜ、イリアの意識に自身に刻まれた取り返しのつかぬ不貞の罪を印象付ける。
あまりに濃厚なルシウスの子種は放たれた後も焼け付くような熱を保ち続け、必死に懇願するユフィールが身替りに貫かれている間も気を抜けば絶頂に達してしまう状態を保ち続ける。
そして散々ユフィールに母乳を潮を噴き零させたルシウスの剛直は再びイリアの秘穴に舞い戻り、改めて貫かれる数倍の喜悦の感覚の中で際限無く注がれる精液はこれまでと比べ物にならぬ悦楽の境地へイリアを引きこむ。
失しようとした意識はなおも続く注挿に目覚めさせられ、剛直の動きに合わせて襞に塗りこめられ奥へ染み入る精液が最悪の事態を脳裏に浮かばせる。
ルシウスもそれを狙って交互に貫く二人の一方に射精を集中させ、ユフィールのそれとは未だ比較にならぬが当初より縮まった母乳の勢いの差が明確な成果としてイリアの意識を暗く染める。
かつての愛を貫けなかった出来事は長く悔恨として胸を苛み続けたが、今このように貞操を守れない事で自身がまともな恋愛が許されない身ではないかと思わせるようになる。

(あ、熱くて……濃い……精液……、んんっ、望んでなんか……いない……)

勿論イリアに集中する射精がユフィールへの責めを緩める事にはならず、既に陵辱の成果を示している腹を同じとせんとするイリアの腹に押しつけさせられる。
擦れ合うだけで喜悦を溢れさせる柔肉を射精の脈動が伝い、イリアの腹を自分の過去に見立ててその変化に泣く。
しかも何度と無く注がれた経験はその余波を味わうだけで喜悦悲嘆を生むだけでなく、圧倒的な喜悦に躾られた身体は自身の内に熱い体液が溢れぬ事に飢餓すら感じてしまう。
イリアの内に精液が放たれる度に募るもどかしさはユフィールを愕然とさせ、自身が望むのか望まぬのか分からぬまま思い浮かぶ光景……ルシウスに射精され堆積する喜悦を全てを解き放つ絶頂の瞬間を想像しては打ち震える。

「それでは参りますよ」

「えっ……なにっ」

しかし豊麗な才女達はただその身を犯されるのみでは許されず、未だ屈さぬ意思に更なる恥辱を刻むべく密室の出口に向けて進まされる。
その歩みは体奥を突き上げる剛直や巨乳に這わされる手と連動し、否応無く溢れる喜悦が気丈な意思を呆けさすと同時にそのように反応する自身を貶める。
しかしそれ以上に才女達の心を揺さぶるのは呆けた視界の内に徐々に大きくなる扉であり、辛うじて保つ最後の理性が次の陵辱を予見する事で打ち震える。
扉の開くその先、イリアにとってはつい先程まで普通に生活していた空間……しかし今や自分の姿はそこに解けこむ事が叶わぬほど淫猥であるのだ。
汗に濡れ光る肌は堪えきれぬ喜悦に淫らに染まり、何より未だ剛直を咥えた股間は巨乳から噴き零れる母乳に合わせるように潮を噴く。
あまりにはしたない痴態の自覚が闇雲に抗いを促すが、心身に満ち溢れる喜悦は忌み嫌う相手を跳ね除けるどころか自らの身体ですら操る事すら困難にさせる。
何とか為し得る僅かな蠢きも貫かれたままの肉の交わりを促進してしまい、その鋭敏な媚肉の産み出す恥辱と喜悦の泥沼に嵌ったイリアの表情は徐々に悲嘆の色を増す。

「良いお顔ですよ」

(わ、私が何とかしないと……)

その様子をイリアを牝として所有せんとするルシウスが愉しげに見やり、既にルシウスに所有される牝であるユフィールが哀しげに見つめる。
当然ユフィールも同じ様に痴態を衆目に晒す身として羞恥に頬を染め、鋭敏に躾られた身体はむしろイリア以上の喜悦を溢れさせている。
しかし幾度も衆目の間近まで晒された経験が屈するのとは別に取り繕うより外がない事を知っており、眼前での陵辱を防げなかった責任感が悲痛に慄くイリアを我が身に優先して助けねばと思わせるのだ。

「イ、イリア様」

「ああっ、ユフィール様っ」

逃れ様の無い恥辱の未来に震えるイリアを安心させる様に、自身の喜悦を必死に抑えるユフィールがくぐもりながらも声をかける。
その表情は喜悦に損なわれる事無くむしろ引き立てられる様に気品が感じられ、何より陵辱を受ける先輩として哀しいまでの覚悟を宿している。
年下ながらオプティムスの当主の威厳は頼むに足るものであり、イリアの涙を湛えた瞳がすがるように向けられるのだが……その頼り切った視線はユフィールの内に期待にそぐえぬ罪悪感を生み出す事になる。
なぜならこの場でユフィールに出来る事は全てを正しく解決する類のもので無く、ルシウスに許されるそれはある意味恥辱を高める類のものであるのだ。

(私の出来る事、私の……やろうとした事)

もはや隠しとうせる限界まで下腹を膨れ上がらせ、心因性だった母乳も大幅に増量させられる……捕われてよりの短く無い日々はその身体を淫猥に躾たが、決してユフィールも為すがままであったわけではない。
陵辱に喘ぐ身とはいえ肉欲に屈したわけでなく、気丈な意思は反撃の手段を懸命に探し続けた。
軍事政事では完全に破れ去り、犯され喘ぎ泣く身で閨房での刺殺など不可能、それでも事実を明らかにし自身の名誉と引き換えにルシウスの声望を落とすと言う選択肢もある。
しかしそのような試みの前にルシウスにより露見のギリギリまで引き出されば、不意を討たれた意識は咄嗟に取り繕いを為してしまう。
その心中は思い描いたはずの事を実行できぬ不甲斐無さが溢れ、また喘ぎを漏らし衣服を濡らす痴態までは隠し通せぬことで恥辱に染まる。
勿論痴態を晒した分は非道な陵辱が露見する事を期待するのだが……もみ合う様は二人の仲の良さとして伝わってしまう。
それどころか一部では妊娠を望んだ自分が公事の合間に性交を求めたとすら噂され、抗いの無意味と共に衆目に淫乱と称される自らの性を思い知らされる。

(みんなを……あんな目にあわせて……)

勿論ユフィールを知る者達の内には疑念を抱く者もいるのだが……噂の裏を悟る機知に長け、執政官という身分にも屈しない気丈さを兼ね備えるのは概ね心身に熟れをみせる婦人たちである。
探るような動きをしては忽ちルシウスの部下に捕らえられ、疑念を払うと称して眼前でユフィールが犯され姿を見せつけられる。
抗議の声へ相応しい持成しと反論され、実証としてその熟れきった身体に搾乳肛姦妊娠の陵辱が降りかかる。
そしてあまりにはしたない自身の反応が生真面目な意思を揺るがし、男達への忌避は尽きぬものの自身に淫乱不貞の性を見出してしまう。
家に帰されても夫や子に相談できるはずも無く、元通りに生活しようとして公の場で犯される。
ルシウスの部下の誘いが来れば断れる筈も無く、普段は貞淑に過ごしながら時に牝として出勤する二重生活を強いられるのだ。

(これ以上の女性を巻きこまない……というのは建前かも知れないけど)

試みと真逆な現実がルシウスと自身の才の差を確信させ、どのような選択も自他への辱めを増すように思える。
そうして公人としてのルシウスへの抗いを封じられたユフィールの内では使命感に押しやられていた女としての意識がようやく自由になり、身勝手とは思いつつも自分の為の行動を……新たな被害を防止すると言う名目を露見の羞恥に被せて取り繕いを試みてしまう。
勿論それはユフィールの選択であるのだが、イリアの矜持を考えれば無為な抗いより家人の為を思うのは当然である以上余計な真似はできず、女性の本音として痴態の露出など望むわけ無い事は分かっている。
そうしてイリアの痴態を取り繕うべく動くユフィールの手……しかしそれはイリアの唇から喜悦の喘ぎを産み出してしまうのだ。

「イ、イリア様……ごめんなさい」

「ひいっ、なにをっ」

巨乳の根元まで下がっていた布地を無理に引き寄せると、当然に指が布が柔肌に刺激を与え母乳や嬌声を呼んでしまう。
自身の行為の結果その様な痴態が繰り広げられる事は分かっていたが、ユフィールはそれ以外に取り繕う方法を知らないのだ。
決して刺激を狙ったわけでは無いが痴態と自身の因果は明白であり、ユフィールにそうされるとは思わなかったであろうイリアの無防備な痴態に罪悪感を掻き立てられる。
だが中途で終ればルシウスを愉しませるだけで終ってしまうのだから、止まりかけた手を無理に動かしてでも完遂へ……そして更なる強烈な責めに進まざるを得ない。
引き出される布地は覆い被さる様に巨乳を覆っていくが、見た目にも鋭敏な感覚を研ぎ澄ませている分かる突端に至る頃には伸ばすのも限界である。
それでも何とか人目に付かぬよう乳房の上方は隠せ、後は尖り立つ様の目立つ乳首を覆って縫い止めれば取り繕いは成る。
その為にやるべき事をユフィールは知っているのだが、当然にそれは今まで以上に喜悦と恥辱をもたらすものである。

(この布地を……こう……)

「やっ、そこっ、ひぁぁぁぁっ」

まず布地を操る繊細な指の感触が遂に尖り立つ淫肉に響き、数倍の感度は絶叫の様に噴き零す乳白色の液体で示される。
しかもこれまでと違いユフィールの指先は励起した乳首をしっかりと摘み、布地の切片と絡め結びつけようとする。
確かに装いを固定する手段としては妥当であるのだろうが……固く尖る乳首はいかに優しく扱おうとも捻り弄る愛撫となる。
母乳を噴き零す内からの刺激だけでイリアの巨乳は喜悦を限界まで溢れさせており、何とか堪える中で響く外からの刺激は調和を乱して淫猥な宴を開始する。
しかも喜悦の嵐の中で切れ端の突端は乳首に結びつけられ、根元を縊り左右に引かれる責めが労わるような指使いと対比され……そして相乗される愛撫として一瞬で無く継続して響き渡る。
引き出された布地が指を引く強い感覚が喘ぎ泣く媚肉の責めに変換され、気丈なはずのイリアが悲痛に淫靡に声高く鳴く。
あまりの刺激に一気に母乳が吹き零れようとするが……布地に縛られる乳首は物理的に放出を止められ、それでも変わらず内から溢れる事で濃密な苦悶を産み出す。
激しく脈打つ様な息苦しい刺激はイリアに呆ける事を許さず、喜悦に縫い止められた正気は飛ぶような鼓動に為す術無く悶える。
犯されながら搾られた淫獄の境地から思いもよらぬ同性の優しい愛撫、そして物言わぬ形による淫猥な拘束へと変容するいずれも劣らぬ責めがイリアに一時の安らぎをも許さない。

「こんな事しかでない私を……許して下さい」

(これ……乳首が……引かれて……、お、踊り出そう)

何とか痴態を取り繕おうと始めた行為であるのだが、その完成した姿の淫猥さに思わずユフィールの口から謝罪の言葉が漏れる。
元より破り出た後の残骸が巨乳の全てを覆えるはずがないのだが、上から抑える様に伸ばした布地が半球すら覆えぬのは淫靡というより外は無い。
完全に露出している下乳は前に突き出すような張りの為に浮き上がり、覆っているはずの上方も左右から寄せた布地を割る様に白い肌を見え隠れさせる。
しかもその装いの無理は全て乳首一点に掛かり、放乳できぬ事も合わせて淫肉の尖りは乳輪すら膨らます先で痛ましいまでに励起し、イリアの意識は今にもはしたなく育った巨乳の全てが飛び出しそうな予感に打ち震える。
そうでなくとも淫猥な装いによる喜悦の刺激は泣きたいほど響き、露出する様もより淫靡になったとしか思えない。

「あっ、ありがとう……ご、ござい……ま……す」

しかし随喜に色付く素肌が幾分か覆われたのは事実であり、目に耳に響く乳白色の奔流も根元を抑えられる事でなりを潜めている。
勿論布地に覆われる肌は擦れ、出せない分の母乳は内に響いているのだが、ユフィールの自分を責める顔には無理にでも感謝の言葉を紡いでしまう。
またユフィールが何度もこのような辱めを受けている事は容易に想像でき、それならば自分も耐えねばならぬと心を奮起させてしまう。

「仲の宜しい様ですので、ユフィール殿も同じ様になされますかな」

「えっ、なにをっ」

「ひっ……くぅっっっ」

痴態を堪える決意をしたとしても恥辱が軽減できるわけではないのだが、それでもイリアは気遣ってくれたユフィールに応える様に無理に笑みを浮かべる。
見詰め合う視線が互いを労わり決して陵辱に屈さぬ事を誓うのだが、ルシウスに捕らえられたイリアの手が淫猥な責めとなってその交錯を崩す。
操られるままにユフィールと同じく細く白いイリアの指がイリアと同じく尖り立つユフィールの乳首に触れ、ルシウスの言葉通り主体を変えて先程の痴態が再現される。
しかしユフィールの乳首はイリアと異なり重厚な金具が処されており、過敏な肉が内から押し上げられる様はあまりに悲痛に写る。
また噴き零れる母乳も色濃く大量であり、望まずとも強要された妊娠の影響が声高に物語られる。

「こんなに激しく……」

「だ、大丈夫っ、です……からぁぁぁぁっ」

自身に増す痴態に震えるイリアよりも哀しくも慣れてしまったユフィールの方が冷静であり、堪えきれぬ喜悦と痴態を晒す恥辱を含みつつも続きを促す。
自身で経験したイリアにはその行為が淫猥な責めとなる事が分かっているのだが、受け入れるユフィールを拒めば先程の行為を疑うようであり、その矜持を傷つけてしまう事が容易に予想される。
結果、皮肉にも相手を気遣う思いがルシウスの手が離れてもイリアの手を動かし、よりぎこちない手付きが過分の喜悦を生んでしまう。
また引き伸ばされた布地の端をユフィールの乳首に結びつけようとするには処された金具が障害となり、鐘の音と共に噴き零れる母乳がイリアに自身の不手際を責めさせるのだ。

「こうすればっ……は、はやく……結んで……」

「は、はいっ」

作業を手間取るイリアの表情は自身が責められていた時より更に悲痛であり、自分の方が責任が深いと感じるユフィールはその重荷を解くべく動かざるをえない。
しかし乳首を弄られる喜悦はユフィールの指をも震わせており、絡ませるような事になれば淫猥な責め手を増やすだけである。
そうしない為には二人の指を別々に動かす必要があり、ユフィールの指はイリアの指より内側の布地を摘み、その突端を操り易いように手前に引き出す。
ここに至り取り繕う余裕を無くしたユフィールの声はイリアに劣らず悲痛であり、その声に弾かれる様にイリアの指が動く。
摘まざるをえない乳首から内に響く奔流の激しさが伝わり、その上から弄られる悲痛さを知りながら、一時耐え抜く事を祈って懸命に布地を巻きつける。
順調に進まぬ作業に焦るイリアはユフィールとの間合いを取る余裕も無く、自らの淫罪の証である乳白色の液体が手先はおろか顔から胸まで染め抜いく。

(わたしは……何を望んでいるの……)

(わたしは……なんて罪深い事を……)

その濃厚な豊潤さに舐め啜りたい衝動を抑えられぬイリアはそのはしたない望みにうろたえ、浴びさせる様に噴き零す様から目を背けれぬユフィールは相手を汚す罪の意識に震える。
しかもルシウスの手が肌に肉に滴る液体を塗り込んで酔う様な感覚を強め、たっぷりと指に塗しては力無く震える唇に運ぶ。
ユフィールに母乳を噴出させてしまった責任を感じるイリアにそれを拒む事はできず、むしろ口腔に指し込まれれば丹念に舐め取ってしまう。

「はっ……ふはぁっ」

「なっ、ふぁぁぁぁぁぁぁっ」

そしてルシウスの指は生贄に差し出されたイリアの舌を捕らえ、扱く様に弄りながら口外に引き出す。
空閨の才女は当然にその舌も鋭敏であり、滴る涎はあたかも愛液の如く淫らに映える。
そして意識を直接揺さぶられる感覚に呆けた脳裏は、引き出された舌が導かれた先で何に触れたのかも認識できない。
ただ……次の瞬間に響くユフィールの抑制すら忘れた嬌声と口内に流れ込む奔流が異常を告げる。
自身の唇が鋭敏な尖りに触れ、乳白色の液体を吸う。
聡明な頭脳で無く女としての本能が事態を悟る物の、既に口内に満ちたあまりに多量の液体は嚥下するより他は無いのである。

「こうすれば巧く結べるのでは?」

(えっ……あっ……そんな)

取り繕いを無くし躾られた性感のままに喘ぎ……そして母乳を噴き零すユフィールはあまりに悲痛であり、慄く様に震えるイリアは慌てて淫猥な刺激を送る舌を離そうとする。
しかしその動きはルシウスのおどけるような台詞に止まり、その脳裏には今迄行うとしていた行為とそれに際しての自身の失敗が思い出され……そして、それを容易にする方法が目の前に示される。
即ち唇で起立する乳首を固定するなら、両手を使って容易に布地を結べるではないか。

(どちらか……選ぶなら……)

「ひっ、あぁぁぁぁぁっ」

乳首を吸われ母乳を噴き零すか、巨乳を曝け出し邸内を歩くか。
どちらかを選べと言われて選べるものでないが、何もせず止まる事はルシウスを愉しませるだけである。
そして生真面目な才女はいつも目先の出来事のみで判断せぬよう心がけており、この場面でも一時責めを耐え忍び取り繕いを完成させる事を選んでしまう。
せめてもと緩く歯で挟むが甘噛みとして刺激になり、自身の行為に動揺する舌が乳首を嬲る。
その必然の結果として乳首は爆ぜ踊り母乳は勢いを増し……唇で口腔で感じるそれがイリアの自責を促進し、その償いとして行われる嚥下がユフィールの恥辱を更に煽ってしまう。

「このまま参られますかな」

(だめ、かくさ……ないと……)

飲み浴びるような母乳はイリアの胸の奥を存分に刺激し、つい先程為した取り繕いを解けさせながら乳白色の液体を返礼の様に噴き上げさせる。
自身が主体となる淫靡な交わりはイリアの心中を自責の念で苛ませ、嬲られるがままに噴き零してしまうユフィールには自身の無力と淫猥さを刻み付ける。
それでもイリアの指は懸命に動き、ユフィールの取り繕いを完成させるのだが、勿論その頃には両者の胸元はすっかり母乳に塗れる。

「乳液とはよく言ったものですな」

(お乳を……出して……、お乳に……塗れ……)

(ああっ、染みこんでいく)

ルシウスの指がイリアの乳首もより苛む様に拘束を結ぶ事で噴出は収まるが、浴びる様に濡らしている感触が自然才女達の指を動かす。
元々上質な布地が母乳を吸って艶を増して人目を引き、白さの際立つ肌も布地を押し退ける弾力を増す。
その有り様を化粧と称され……出来上がる作品の名として搾乳牝の呼称が浮かび上がる。
それを溢れさせたのも塗りこめたのも自分であり、更に対面の女性にまで噴き零した事実が誇り高い矜持を責め立てる。
しかも目に見える表面は取り繕っても母乳を塗り込められた肌では表面に滴らせているのと大差無く、辺りに漂う豊潤な香と合わせて母乳に塗れた姿を晒す恥辱を味わう。
ともあれ喜悦恥辱を取り繕う……と言う名目でそれを煽る淫猥な装いが完成する。
しかも乳首に巻き付けようとした布地が処された金具に絡まり、その震えは鋭敏極まりない尖りを中まで弄り尽くすというユフィールのそれはイリアのそれより更に猥雑である。

「身形はこれで宜しいですな」

一応の身形を整えた才女達は嬲られながらルシウスの腕の内に納まり、ただ立っているだけで恥辱を煽る淫猥な装いに慣れる間も無く響く扉の開く音が覚悟したはずの心を震わせる。
改めて自身の状態を意識すれば破れた胸元はより合わせただけで外気を通し、何よりイリアには繋がったまままの股間が、ユフィールには指先で弄ばれる秘花肉珠が淫らな反応を示している。
開けた先に実際に人がいるかなど関係無く、その瞬間社会という不特定多数の視線を意識して犯される以上の恥辱が沸き上がる。
密室の淫戯は気丈な才女達に自らを淫乱と貶めさせたが、人からそう評されるという認識は高い矜持に一層の恥辱を呼ぶのだ。

(こ、こんな格好で……こんな事をされたまま……)

そして才女達が自身の痴態を咀嚼し十分に恥辱を味わった事を確認すると、ルシウスはゆっくりと歩を進めてその心身をさらに苛む。
歩みの度にイリアを貫く剛直は肉襞を掻き出し体奥を突き、ユフィールを弄ぶ指は秘穴を苛み肉珠を弾く。
公の場という意識が涌き出る喜悦を無理に抑え、物理的にも放乳を封じられている事で盛大に絶頂を迎える事は無いが、漏れ出る母乳や滴る蜜が密室の陵辱とは比較にならぬ恥辱を呼ぶ。
生真面目な意識は犯されている事実もはしたない様子を弁解する事に用いれず、むしろ公に晒されるそれが自身が陵辱の事実を容認しているように見られると感じる。
そして抗いを試みてもかえって喜悦を煽っている現状は自身の本心が本当に陵辱を望んでいるように思わせ、忌み嫌うべきものを望んでいる錯覚は姿形の痴態以上に気丈な意識を苛む。

(イリア様……耐えるしかないのです)

嬲られる二人を比すれば、想像もせぬ事態に震えるイリアが恥辱で勝り、性感を開発されたユフィールが喜悦で勝っている。
どちらの状態がより心身を苛むかは判断できぬが、やはり二人の経験の差が同じくはしたない痴態の内にも明確な差異として現れる。
ある瞬間で双方何でも無いような表情を取り繕っても、僅かな物音にも震えるイリアは下腹に咥えたままのモノに苛まされ泣き崩れそうな表情を見せ、その動きがルシウスの手を介して伝わるユフィールは紅潮する様こそ隠せぬものの沸き上がる喜悦を不動の姿勢で耐える。
その身を覆う喜悦は先程の淫猥な吸引で見知っており、辛うじての取り繕いを押し退け映る冷たい金具の影響は今のイリアでは想像もつかない。
それでも保たれるユフィール真っ直ぐな姿勢は失わぬ矜持を示している様で、イリアはその態度を改めて見習わねばと思う。
勿論そう思えど偏った経験を無地に刻まれた媚肉は主の意思に応えず、結果痴態を取り繕おうとして取り繕いきれず、しかも原因が淫猥な身体と激しさであると自覚している最も艶かしい状態を作り出すのだ。

(こんな姿を……見られたら)

強い意思による取り繕いは何とか外見を取り繕わせるが、同時に正しくある事を是とする意思は自身のはしたなさに心を揺らす。
廊下を進む……即ち自分が動く事が他人も動く事を自然想像させ、今にも角から見知った家人の姿が現れる想像に震える。
痴態を恥じる意識がそのような事が起こらない事を祈りつつも、聡明な頭脳はいつかは必ず見えてしまう事を知っている。
改めて自身を省みれば痴態を取り繕っているかどうかは到底信じられず、ただ先程同じ場所を歩いた時と比すれば信じられぬほど淫猥である事を確認する。
扉を出た当初の恥辱は概念上の社会に晒されるという……はるかに広範ではあるが自責の延長に位置するものであった。
それに対し今晒すのを恐れているのは具体的な個人であり、淫蕩な姿を個別に確認される事は思考の余地の無い直感的な恥辱を予感させる。

「イリア様、お話は終られましたか?」

(あっ……い、いやっ、だめぇっ)

そうやって時間の感覚など無いままただ恥辱に塗れるイリアであるが、遂に背後からかけられた声がその心を揺らす。
実際に他人の視界に写る自分がどれほど淫猥であるか想像もつかず、その瞬間の自身の恥辱も漠然とした深さのみしか思い至らない。
聡明な頭脳が常日頃物事をよく読み解いてきただけに、明確な予想のできぬ事が気丈な心を不安にさせ、しかもルシウスは震えるイリアに覚悟の時間すら与えずその痴態をかけられた声の方へ向けさせる。
しかし転回の開始こそ早急であったものの、その後の動きはゆっくりとしたものであり、決して晒す事を望んでいるわけでは無いが即座に身構えてしまったイリアに戸惑いが生じる。
しかしそれは恥辱が高まり続ける事を意味し、徐々に深まる痴態の認識が恥じ入る意識に休む間を与えず、また胎内での蠢きに溢れる喜悦に取り繕いが崩される認識も心身を更に震わせる。

「これからどちら……へ、ま、参られるのですか?」

(み……見ないで)

礼儀正しくかけられようとした言葉が詰まると、嫌でも意識してしまう痴態の露見が羞恥を煽る。
敵であるルシウスと同じ立場であるユフィール以外の視線はイリアを嬲る事も許す事もせず、それ故自身のはしたなさが思い知らされる。
実際の視線を感じては先程までは少しは取り繕えていると思えた装いも途端に淫ら極まりないものになり、今の喜悦に喘ぐ状態はおろか先程までの絶頂を極め続けた陵辱の露見すら意識させる。
その一方でもしかして取り繕えているのではと思う気持ちもあり、事態を把握できぬ事で隠匿と露呈を同時に行い、後ろめたさと恥辱を気丈な心に溢れさせる。
実際は内心はともかく外面は十分平静を取り繕っており、その様子はややおかしいといぶかしまれる程度である。
それより家人には長い間男を感じさせなかったイリアがルシウスに寄り添っている方が問題であり、俯く表情に自然色恋沙汰を想像してしまう。
更にユフィールも傍に寄り添う姿が好奇を煽り、一人の男を二人の女が争う関係が実しやかに浮かび上がる。

(なんて……思われて……)

その後何人もの家人とすれ違い、夢見心地で会釈しながら改めて露見の恥辱を味わい続ける。
何とか持ち応えている胸元もいつ零れ出るか分からず、歩みの度に突き上げられては喉元まで溢れる嬌声と口腔に溜まる涎が敗北の露呈を意識させる。
喘ぎを母乳を抑えるのに手一杯の意識は恥辱を刻むのみで何を話したのか記憶に無く、ただ皆が自身を犯した相手に友好的なのが気丈さの陰で助けを求めていた弱い部分を震わし、その理由を呆れられ犯されるのが相応しいと思われてると認識してしまう。

「ルシウス卿、この度はわざわざ我が邸に来訪していただき」

「いえ、気持ちの良い歓待でした」

そしてはしたない姿を晒される恥辱の極みはこの屋敷の主、即ちイリアの父との邂逅である。
その性格は早くに妻を亡くした為に娘に対して過保護であり、その結婚に反対したのも狭量ではなく身分違いの恋で不幸になる事を恐れた為である。
しかしその真意を薄々と知りつつも娘は父を嫌うようになり、そして父は娘に相応しい相手を探さねばと思うようになる……そしてその思いが今この場ではイリアを嬲り辱める方へ作用するのである。
父としてはややおかしな様子を恋慕と取れば陵辱に気付くことができず、執政官の実力声望は娘を託すのに十分以上と期待を浮かべてしまう。
ただイリアにとっては反対された縁談が尾を引いて冷たい態度を取っていた相手であり、その前での痴態は家人の前とは比較にならぬほど呆れられている自身を感じてしまう。
しかもルシウスに対する応対は自分が縁談を持っていった時との差異があまりに顕著で、自分のはしたない性を知って相応しい処遇に処そうとしてるように思えてくる。
かくして父娘の認識が乖離したまま話が進み、イリアを連れ出したいと言うルシウスの申し出も問題なく受理される。
勿論テトリクスの家中はイリアの縁談を、ひいてはその幸せを願っているのだが、はしたなさに苛まされるイリアにしてみればテトリクスという家に捨てられる宣告に聞こえてしまう。

「イリアは少し強情なところがありますので」

「分かっておりますよ」

「くっ……んんんっ」

気丈なイリアのしおらしい姿にルシウスの堂々たる態度が加わり、二人が邸を離れる段は家人上げての歓迎の雰囲気で満たされる。
縁談と思えばもう一人傍らにいる存在は疑問になるわけだが、衆目に知られるユフィールの優れた人格が例え取り合う事になろうとも良い経験との認識をもたらす。
そしてルシウスは貴婦人たるイリアを抱いたまま……家人は思いもせぬが秘穴を貫いたまま……馬に跨ろうとし、体奥を突かれ下腹が揺すられる感覚が呆けた身体に満ちる喜悦を一際跳ね上げる。
家人の前という事で堪える嬌声を何とか無音の吐息として吐き出すイリア、それを愉しむ様に眺めながらルシウスが先に腰を下ろす。
慄く肉襞を捲り上げ蜜を滴らせた砲身が露になるが、揉み合うような体勢に家人達からは剛直も秘花も……肉珠花弁が嬲られている状況を見えない。
よって歓迎の雰囲気は未だ崩れておらず、その中でイリア自身に次にどうするのか選択させるのが貫き犯す以上の陵辱であるのだ。

「……っ、……あっ……はっ……」

勿論イリアにしてみれば一時としてルシウスの腕に止まる理由など無く、ましてや貫かれているなど忌避の極みである。
しかしこの体勢から逃れようとすれば、露になる秘花剛直が家人達に陵辱を知らしめる事になってしまう。
そして周囲の雰囲気は陵辱が露見しようとも決してルシウスが悪く言われぬのを想像するに十分であり、かつてのユフィールと同じ様に自身のはしたなさと二人の肉体関係のみが露にされる様に思える。
戸惑う間に鞍の後ろには脱力したユフィールが乗せつけられ、力無く凭れる様が錯綜する恋愛の先手のように家人達の目に写る。
当然ルシウスに恋慕を抱いているとされるイリアにはユフィールに負けじと中腰から腰を下ろし寄り添うのを期待されるが、現実には母乳を搾られ妊娠まで強要させられたイリアにとってそのような行為は牝としての服従の宣言となってしまう。
葛藤の間も絡み合う秘花と剛直は滴る蜜に加えくぐもる嬌声を呼ぶのだが、真逆の想像を抱く家人達にはそれすら素直になれぬイリアの吐息と解釈される。

「あの、何か問題でも……」

「……ひっ、あぁぁぁっ」

陵辱を晒す事も首肯する事もできぬまま動けずにいるイリアだが、決断を引き伸ばして稼いだ時間が呼ぶのは味方ではない。
ついに不審な様子に何か手違いがあったと感じた家人が二人に近寄り、その瞬間露見を意識したイリアの腰が僅かに沈む。
そして押し当てられていた剛直から伝わる熱に蕩けていた内襞が改めて熱い肉杭に直に触れ、今まで無理な体勢を支えていた力は急速に息苦しい悦楽に取って代わられる。
勿論依然陵辱に屈さぬ意思は反発するが、それによる僅かな動きも肉襞を擦らせる結果になり、確実に沈むイリアの腰はそそり立つルシウスの剛直をどんどん咥えていってしまう。

「イリア様自らとは光栄ですな」

(ち、違う、私が……そんな……)

最初の腰の動きのみなら偶然と言い張る事もできたであろうが、それから逃れようとする行為が喜悦に破れる事で、他ならぬイリアの心中で自ら腰を使う事実が確定する。
その事実は生真面目なイリアには到底許しがたいものであり、耳に囁かれる嬲りの言葉にルシウスすら思っていないほどの淫乱であると自己を認識してしまう。
勿論そう思っている間にも深まる挿入が喜悦をも深め、嬌声に母乳や潮を必死に堪えるも成熟した肉体は淫猥な内圧を高め続ける。
それを必死に堪える様子は傍から見ればイリアが恥らいつつもルシウスに寄り添う様に見て取れ、近寄ろうとした家人は邪魔にならぬよう元の位置に戻る。

「それでは私も」

(このまま…だ…と…、あっ、なっ、何でっ)

徐々に内に咥えていく感覚はいずれ自身が喘ぎ泣く事で痴態が露見する事を意識させるが……不意にその懸念すら忘れさせる一突きがイリアを貫く。
知に偏るイリアの理性は自身が堕ちる様をもどこか冷静に認識し、未来を予測してしまう事で過分の恥辱を呼んでいた。
しかしその予想は今少しの時間的な余裕も見ており、それを裏切る早急な喜悦のうねりはその心身に深く響き渡る。

「お見送り有難うございます」

「………っっっぁぁぁっ」

家人の前と言う事で堪えていたものが蕩けきった肉を押し上げ、外に繋がる全ての口が溢れる熱気と共に淫液を迸らせる。
その爆ぜるような音と噴き零す様を晒せば当然に家人たちにも全てが露見したであろうが、ルシウスは速やかに一礼するとイリアの痴態を完全に隠して馬を走らせる。
それにより貫かれて続けていたのが露見する事は無いが、代償である突き上げに悶えるイリアにその事実は認識できない。
言い訳できぬ痴態を晒した感覚は生家から離れる事実と絡み合い、もはや二度と戻れぬ錯覚がイリアの重心をルシウスの腕に移させる。

「あっ、お、おくに……あぁぁぁっ」

馬が大地を蹴るたびに乗り手の身体は揺すられ、その動きを完全に吸収できる名手はその動きの全てを突き上げに変える事も可能である。
先程犯された時以上の衝撃が、秘穴から子宮、更には脳裏から天までを貫き通し、自身の肉体が一つの淫らな肉穴になったような錯覚すら覚えさせる。
優れた馬術は浅い深い突き上げを自在に取り混ぜ、一時として同じでない喜悦の波が才女の只一つの無知に忘れ得ぬ痕跡を刻み込む。
間断無く続く注挿は尽きる事無く喜悦を溢れさせ、絶頂を弾けさす間も無い熟れた体はひたすらに熱を溜めこむ。
汗や涙に涎、更には母乳や潮。
絶頂には達せれぬので盛大に噴き零す事はないが、不自由ながらも必死に噴き零す淫液細く勢い良く放たれ、遠目には分からぬもののイリアの脳裏では馬の進む道のりに撒き散らした淫らな足跡が重なる。

「そのような顔を皆に見せられればよかったのに」

「あっ、ああっ」

喜悦に塗れても忌み嫌うルシウスの声は必死に抗い理性の最後の一片に届き、その台詞に家人に囲まれ晒す自分の痴態を想像し恥辱を溢れさせる。
噴き零れる母乳が勢いを増すのが辛うじての取り繕いが破れ露になろうとしているのを意識させ、漏れ出る潮が太腿濡らせば腰から下も衣服に覆われている感触が無くなる。
その姿は言い訳など決してできぬほど淫猥であり、そして自分が完全にルシウスの所有する牝である事を強く意識する。
家を離れるにつれ広範な衆目を意識するが、心身の喜悦にもはや取り繕いの意思は太刀打ちできず、刻まれる敗北の意識がイリアの心身を加速度的に淫らに躾る。
抑制されていた涙と涎が次々に溢れて真白い肌を伝い、美貌自身も喜悦と悲嘆を色濃く写す事でより淫らに映え渡る。

「苦しそうですな」

「んあっ、んむむむむっ」

恥辱に喜悦に満ち溢れる身体は本当に呼吸すら危うく、それを宥める様にルシウスが喘ぎに占められた唇を吸う。
舌をあやす様に絡めて空気を送り込むと、呼吸を求めるイリアの舌も応えるように絡み、一方的な従属は生命まで所有物とされる感覚を産み出す。
しかも呼吸の為か合わせて突き上げも弱まっているのだが、それによりイリア自身の肉襞が剛直に絡む様が際立ち、単なる所有物でなくはしたない牝として飼われているとすら感じてしまう。
それでも僅かではあるが余裕が生まれた事は確かであるが、勿論ルシウスの手管は全て陵辱を深める為のものである。
ルシウスの手が膝の裏に回され、僅かに定まったイリアの脳裏にも体勢の変化が認識される。

「いやっ、そんな」

細くしなやかな足が軽々と掲げられ、野太い剛直を苦しそうに咥える股間が露になる。
足の動きのみを認識していた意識は股間の風に自身の格好を意識し、秘めるべき場所を……しかもそれを貫かれた姿を強調する様に足を拡げた姿勢に気付かされる。
あまりの痴態は呆けた脳裏にも明瞭な羞恥が浮かばせるが、奮い立つ気丈な意思は身体に伝わる事は無く、むしろ無力な抗いは却って足を掲げる方向に作用する。
足を胸に丸める姿勢は背後より抱くルシウスに貫き易くさせ、イリアの心身に偽りの均衡が定まったのを機により深い挿入が行われる。
今までは膨らみ続ける喜悦を当初よりの意志が継続して耐え続けていたが、一息休みを入れればそこにある意思は喜悦恥辱に浸りきっている。
改めてそこに力強い一突きを受ければ、弛緩しきった心身に刺激を耐え抜く術は無い。
続けて押し込まれる事で満足に許されなかった絶頂は、一際強い突き上げに一旦肉の内に沈み……そして弾ける。

「あっ、ひっ……ぁぁぁぁぁぁぁっ」

心身に満ちる喜悦が煮沸し、混じり絡まり合う事でより濃密な刺激となって心身を貫く。
もはやイリアという存在の中で喜悦を溢れささない場所は無く、抑制の為に用いれる場所も無い。
あたかも全身が性器になったように感じられ、その悲嘆を感ずる間も無くイリアは未だかつて無い絶頂に達してしまう。
紅潮した肌は溢れる様に汗を浮かばせ、手足は力無く舞い踊る。
喜悦の渦巻く身体が完全に主導権を握り、その意識は恥辱に塗れ喘ぎ泣く。
熱く苦しく、そして甘く蕩ける感覚に埋め尽くされたイリアの脳裏は白く明滅して絶頂を重ねる。
想像も出来ぬような悦楽の境地はイリアの全ての認識を打ち壊し、もはや自分は女として二度と平常に戻れぬと感じてしまう

(あっ、ああっ、それは)

絶息する様に放たれていた母乳も潮も放出口を苛む様に噴き零れ始めるが、もうひとつの奔流がイリアの意識を更に震わせる。
その存在は母乳や潮と違い馴染み深いものであり、それゆえ人前で噴き零すという行為がたまらなく恥ずかしく、しかもそれが喜悦の証明としてのものであるなら人としての至らなさすらもたらす。
そしてうめく様に紡がれる拒絶も虚しく視界に黄金色の飛沫が写り、噴き零れる音も母乳や潮とは別に響き渡る。
尿道自体も秘穴の突き上げに応じてビクビクと反応し、遜色無い喜悦はどこまでも堕ちる自分をイリアに意識させる。

(あっ、またっ、またぁっ、またぁぁぁぁぁぁっ)

一度絶頂に達すれば抗いの意思は完全に喜悦に押し流され、煮沸する身体も蕩け崩れる一方である。
なおも続く注挿に連続して喜悦を極め、損なう事無く重なる次の絶頂は更に深く激しいものになる。
空閨の熟れ肉は無尽蔵に喜悦を沸き立たせ、その感覚はひたすら鋭敏に躾られる。
先程の陵辱は空閨に溜めこんだ情欲を一気に爆ぜさせる絶頂をイリアの心身に刻み込んだが、この度の陵辱でその絶頂を連ねる事が義務付けられる。

(イリア様がこんなにされているのに、私は何もされていないのに)

そのあまりに悲痛な絶頂は同じ男にもたれかかる女性に伝わり、憐憫と……そして恥辱をもたらす。
直接は嬲られて無いユフィールも股間は鞍で刺激され、巨乳は背中に押し当てられるだけで喜悦を感じてしまう。
爆ぜる事無く確実に堆積する喜悦……ルシウスはユフィールに手を出していない様に見えても、喜悦に浸りきっている身体を焦らす事が十分以上の責めであるのだ。
イリアの犠牲により自身は陵辱を免れているはずなのに、それでも溢れる喜悦の感覚がユフィールに嬲られるイリアと同等以上の恥辱ももたらす。

(でも次は……わ、私は何を考えているの)

向かう先を悟る脳裏には既に次の陵辱が浮かび上がっておるが、その中には溜め込んだ全てを爆ぜさせる自身の壮絶な絶頂をも写してしまう。
それは紛れも無く正確な予見であるのだが、溢れる喜悦に息苦しい状態では自らが陵辱を望んでいる錯覚を持ってしまう。
本来ならイリアを気遣わねばならぬのに……自らが共に喜悦を爆ぜさせる為に陵辱を望む。
そこまで堕ちたと感じてしまうユフィールの心は自分一人の時以上に悲嘆恥辱を溢れさせるのである。