エトルリアの名門ドルスス家、当主夫人。
ドルスス家は代々王家要職を務め名実ともに名門、エーゲリアの夫も例に漏れず王家の近衛を務める。
だが、そうした地位名誉を嫉む者も多く、同じく清廉なユリウスが皇帝に就任すると怠惰を是とする王家は強風にさらされる危機にあり、それを回避し、威厳を保つ為王家に改善を上奏するが、逆に疎まれ共謀され陥れられてしまい、ユリウスと通じ王家転覆を企んだとして処刑、家系断絶の憂き目に遭う。
当主夫人であるエーゲリアも同様の処遇を受けるが、危機を察知した一部の臣下と共に難を逃れイリリウムへ逃れる。
イリリウムの混沌とした情勢が追跡を妨げ、エーゲリアは行方不明とされ、その結果死亡扱いとされる。
逃れ着いた地に隠れ里を作り雌伏、夫の汚名を晴らし家名復活の為、臣下と共に若者の育成を行っている。
世継ぎとなる子を孕んでいたが、夫の処刑によるショックと逃走劇による疲労心労により流産している。
オプティムス家当主ファビウスとは知人の関係に有る。
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