エウマキア

◆エウマキア=フェリクス
セイジ
女性

属州ローマの名家、フェリクス家の女当主。
元々名家と謳われてはいたが、エウマキアによってエトルリア随一の大財閥へと発展する。
若い頃より才能を称えられ、その美貌も手伝い周囲から慕われていた。
王立大学院在学中に興味を持ったユリウスがローマ市長に就任した事を知り、卒業後に会合、以後取引が始まりこの後、ユリウスを皇帝に押し上げる原動力となる最大の支援者、そして理解者となった。
ユリウスの死後も経済発展に尽力しており財界の首領とも呼ばれるが、政界には一切関与していない。
しかしながら、フェリクスの名は大きな力を持ち、彼女と有効な関係を築こうとする者は後を絶たない他、独身である事も手伝って求婚する者も同様に多い。彼女の知らぬ所で一騎討ちが起き、死者の出る事もままある。

最大財閥の当主であるが私欲はなく、邸宅から衣装、生活まで質素を是としている。
ユリアの実母であるが、ユリウスとの関係も有りオプティムス家に預けられていた為面識は殆どない。