エリスレア用語集

【あ-お】

・アレクサンドロス

 テメノス朝マケドニア王、一代で西方大陸最大版図を誇るまでに至った。

・アンダルシア朝

 エトルリア属州イベリアの土着勢力。

・インペラトル

 エトルリア王国における指導者として最高位、皇帝の地位の事。
 皇帝とは別に国王も存在する。国王が朝廷・皇帝が征夷大将軍と考えれば解りやすい。

・エリン

 ガリアの北西に位置する二つの小島の西島、エリン島全体を指す。
 北上ケルト民族の拠点地域。

・ウェールズ

 ガリアの北西に位置する二つの小島の東島、ブリティニア島西南部一帯を指す。
 また、この地を治める王家の名でもある。

・エトルリア

 西方大陸最大版図を誇る国家。

・エリスレア

 世界の中心シナルの地、シュメールと周辺地域を指す呼称。
 広義にはこの世界全体を指す場合もあるが、西方でこの呼称は使用されていない。

【か-こ】

・完全領域

 三大領域の一つで、主に時間や空間・次元を司る。

・騎馬民族

 より古い時代に東の地から渡り流れてきた民族の分派、その末裔。

・ケルト民族

 ガリアの地を拠点とした民族だが、北上しエリンへと渡島した流派と南下しイベリアへ渡った流派に別れた。

・コムネノス朝

 現マケドニア王家、分裂独立したフラウィウス家とは異なる氏族。

【さ-そ】

・三大領域

 この世界を構成する領域の事。完全・絶対・不変の3つから成り、それぞれ相互干渉する事で均衡を保っている。

・聖母伝説

 エトルリア属州イベリアに伝わる土着伝説、同じ土着のアンダルシア朝とはまた異なる。

・絶対領域

 三大領域の一つで、主に万物の組織・構成を司る。

【た-と】

・テメノス朝

 アレクサンドロスにより築かれた古マケドニア王家、マケドニア南部に末裔が残る。

【な-の】

・七人官 【右剣の官】 【左剣の官】 【旗の官】 【杖の官】 【杯の官】 【舞の官】 【書の官】

 エトルリア王国の主に祭事を司る官職。
 名誉職的側面が強く、単体を生業とする事は殆ど無く、基本的に他の職務と兼任や、一線を退いた者などが就く事が多い。
 ただ、就任にはそれなりの地位等が必要な為、影響力はある。

【は-ほ】

・ハイランダー

 プラシア北部山岳地帯を拠点とする高地戦士、プラシアの勢力下であるが民族は異なる。

・不変領域

 三大領域の一つで、主に維持する力を司る。

・フラウィウス王家

 謀反による王位奪取をした現エトルリア王家、マケドニアの分裂を招いた。

・プラシア

 三大国で最も新しい国。

・ブルガル族

 マケドニア北部に定住をする様になった騎馬民族、騎馬民族色を強く残すヴォルガ・ブルガル族も同一系民族。

【ま-も】

・マケドニア

 西方大陸で最も古い歴史を持つが、現在ではエトルリアの流れを汲む分裂国家が存在。

・魔操

 領域に干渉し、均衡を崩して何らかの現象、効果を引き起こす事。 -力、-量、-師
 中央・エリスレアで使われ、個人差はあれど、この地全ての人間が有する能力。
 干渉する能力を持つ者は同時に抗魔と呼ばれる抵抗能力、免疫も持ち合わせる。
 他地域でも祖を同じくする者は能力を有するが、西方大陸にはこの能力を有する民族種が存在しない。

 -力

領域その物に干渉する、純粋な力の度合い。強い程、均衡を崩し、より大きな現象、効果を発生させる。
鍛錬等により、その力を伸ばす事が出来る。

 -量

干渉し引き起こす現象を効果的に発生させる制御能力の度合い。制御可能な範囲まで効果を具現化できる。
個人により定められた先天的器であり、限界を引き上げる事は出来ない。
限界を超える干渉をしても本能により制限が掛かるが、場合によっては制限が掛からず暴走する可能性もある。
その際には、現象・効果の具現化可否に関係無く、操者には死が訪れる。

 -師

魔操に関して特別優れ秀でた者に対する呼称。
認定されて得る物ではないが、自称するには相当の勇気と覚悟が必要。

・魔法

 魔操の概念・手段が存在しない西方において使われる、間接領域干渉法とも言える学問。
 直接干渉できる魔操と異なり、間接的に媒体を介し似た効果を発生させる為、発生労力に対し効果は少ない。
 学問に分類されるが、理屈を理解した上、必要な技術・能力等が別途必要となる為、魔法の扱える者は少ない。
 引き起こす現象・効果により具現化のプロセスは異なり、より高度な物は複雑な公式を解く必要がある。
 その為、長い精神集中が必要となり、効果に応じた環境や媒体を必要とする等、咄嗟の際には不向きである。

【や-よ】

【ら-ろ、わ-ん】

・ラティパキス

 太い平和の意味を持ち執政官の証となる鍵。
 民衆にとって曖昧な長い、恒久的な平和ではなく、現実的な”今〜近い将来”に渡る平和平穏な暮らしを約束すると言う意味合 いから”太い”と言う言葉が使われている。
 鍵と言っても円柱型の装飾品で形はらしくないが、名前の通り太い。