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神和のメルマガ・もっと知りたい不動産 19号 2004/10/11作成
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いわゆるテレビで「評判」のお店
この夏に放映していた番組なので少々古い話なのだが、「冷やしタンタン麺」と
かの特集で隠れたおいしい名店風の紹介をされている店があった。
この前、三宿にあるその店の前を通りかかったので、思わず入ってしまった。
私はカルビ焼き肉定食!連れが「冷やしタンタン麺」を注文した。
つまりそういう店なのである。安くてボリューム満点、気取ったところのない大
衆的中華料理屋さん。
食べながら次第に腹が立ってきたのは、無論この店に対してではない。
この店の有りようを正確に紹介する気など毛頭無く、「隠れた名店」などと番組
の都合や構成に無理やり押し込めて恬として恥じない、この店を単に利用するだ
けのテレビ番組制作者のその心根の卑しさ、に対してである。
テレビ的に取り上げるべきものが無ければ「秘伝のタレ」などと、お決まりのフ
レーズを勝手にでっち上げてしまうその傲慢さ、おまえ等ハナクソほどにも人生
について真面目に考えたことあるのか?
こうした番組が仮に「紹介」の体裁を取っただけの、店側から広告料を徴収して
いる類いの番組だとしよう。であるならば、番組制作者は視聴者に対して単に不
誠実であるだけでなく、たとえ800円のソバといえども(真に受けたお人好し
が、延々電車を乗り継いでやって来たら、お前なんて言うんだ)詐欺の片棒担ぎ
をしているに等しい。
むろん、そうでないだろう。
そうではなく、たぶんそれなりの供応はあっても、表立って広告料のやり取りは
ないであろうこの手の番組は、しかしラーメン本(この手の本に掲載されるのに
広告料がかかるのはたぶん常識でしょう)から適当に選んだ程度の、それをして
臆面も無く取材などと抜かす連中によって作られ、それを一向恥じるふうもなく、
昼日中(夜も、か)のテレビに堂々と垂れ流されているのだ。
言わせてもらうが、おまえ等は○×(正しい言葉を入れてください)である。
ちなみに三宿のその店は、テレビでの取り上げようとはまったく別の、平日のお
昼にサラリーマンで賑わう中華定食屋さんでありました。
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神和不動産メールマガジン(ID:0000114821)19号(2004/10/11作成)
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