沿線情報


勝手にお店紹介 2.



三茶・下北を中心にいろいろなお店をご紹介いたします。
文字通り、どのお店にも何の断りもなく勝手に紹介しております。
タウン誌などの紹介記事とは大分趣きが異なっていると思いますが、それなりに面白く
読んでいただければ幸いです。


011 : 「ラーメン屋さんのご紹介です」

012 : 達人×××プロデュースの「ラーメン屋さん」

013 : ランチタイムのお話です。

014 : 家具屋さん「イクスス」
















家具屋さん「イクスス」




「駒沢通り」と「駒沢公園通り」の交差点「深沢不動」、すぐ近く。
何を隠そう、当社が管理している建物の1階にあるお店なので紹介しますの、安直な
理由でのご紹介です。

もちろん、良いお店です。

岐阜にある「ダイマツファーニチャー」が製作する、アルダー材の木の素材を生かし
た注文家具のお店です。
店頭に展示してある家具は、非常にシンプルなデザインで、手にした感じ、かなりし
っかりした重量感を感じます。
一般的な家具店に置いてある、安めのテーブルセットに比べれば、やはり少々割高か
と思いますが、見た目に安っぽい豪華さを嫌う人には、たぶん価格差は気にならない
ものと思います。
注文家具としては、結構リーズナブルな価格設定のようにも思いました。

私自身は、家具に凝ったということはなく、昔、金が自由に使えた頃、自分の部屋を
全て黒の家具とガラスばかりにしたという、今考えてみるととても恥ずかしい記憶が
あるだけです。
もしいま金が自由に使えたら(絶対有り得ない設定ですが)、どんな家具を買いたい
と思うだろう、そんなふうに考えながら、店の中をぶらついてみましたが、
あぁ、たぶん、僕は家具を買うということはないんだろうな、という漠然とした思い
にいたりました。これって、もしかして気分はもうジジィ、ってことかしら?

そんなわけで、家具好きな人で、木目を生かしながら、都会的なセンスの感じられる
ものを求めている人は、この店に一度行ってみてはいかがでしょうか。

                 東京都世田谷区深沢6-24-11 03-3705-1545

                 http://www.ikususu.com 




014




ランチタイムのお話です。




ランチタイムのお話です。

間違いなく言えることは、チェーン展開されているお店のランチはおいしくない。
5〜6軒といわず食して見ましたが、ハッキリ言ってどこもダメです。
工業製品のように流通経費だの損益計算だのと、あんたら何考えてんのと言いたい。
食事を工業製品と同じに考えるなら、それは牛豚のエサと何ら変わらないということ
です。
本部で加工された製品を、マニュアル通りに加熱盛り付けするだけの代物を料理と呼
ぶなら、これを旨い、不味いといっても始まらない。
エサでなければ旨い、とは限らないのだが、少しはまともな昼飯を食べたいと思った
とてバチなど当たるまいと、あたりをグルリと見渡して見ると、私がバカでございま
した。
安い!旨い?のセブン・イレブン弁当、吉野家、マック、回転寿司etc、etc・・・今
時、こんなにおいしい昼餌を抜きにして、一体僕らの口に入るどんな食い物があると
いうの?
勘違いしちゃいけません。僕らの選択の余地なんて、せいぜいその内のどの店に行く
か位のものなんです。

てなわけで、とんかつ専門店「しおじま」です。
「三軒茶屋」駅のすぐそば。
ロースカツランチ800円。ランチとしては、すごく安くはないかもしれない。
ソースの容器がプラスチックだったりするのも気取らないご愛嬌でしょう。
たぶん他にもおいしいとんかつ屋さんがあるでしょうが、ランチとなると遠くまで行
かないため、あまり知らないのでスミマセン。
で、しっかりと厚い肉に充分火が通っていて、やわらかくおいしいとんかつです。

近頃、おいしいってなんだろうと考えてしまうのです。
「しおじま」のとんかつをおいしいと思うことと、セブンイレブン弁当もそれなりに
おいしいと感じてしまう自分に、ものの哀れを感じることの徒然なるままにいとおか
し、ッてな感じ♂ なのであります。




013




達人、×××プロデュースの「ラーメン屋さん」




■お店の場所

どこだったかしら、思い出せません。


■……

達人、×××プロデュース。「らーめん へたれ屋 池尻店」

ラーメン一杯750円。上等ですね。
それでハムより薄いチャーシュー一枚ってのはなんなんだい。
この店の見かけがどこかファミレスのラーメン屋バージョンってな感じなのと、
その上げ底ぶりとは何か関係あるのかしら?

メディアと寝るのがうまいのと、ラーメンの味がまるで関係ないことは断るま
でもない話だけど、これほど臆面もなく店の前といわずデカデカ壁一面自慢を
書かれちゃあ、恐れ多くてラーメン一杯まともに平らげる気にもなりゃしない。

たしかに最近のラーメンブーム、食べに行く側にしてみても、取りあえず行列
に並んで見たいだけ、観光旅行の疑似体験のようなもの、メディアの情報を追
体験して話題に参加して見たいなんてネ、しょうもない気分がフワフワしてい
るだけで、つまるところたかが600円で買える話のネタ、露骨に言ってしま
えば「味」がどうしたなんて、あんた何をグルメ気取っているのよって感じだ
しィ。

そんなことは百も承知で「ホラ、儲ける方法知りたいか?」って平気で口に出
来る(デショ)達人のあなた、ホンットに心から尊敬します!

ちなみに私、歩いてもいける所にある超有名店「なんでもありかも」恥ずかし
くって未だに食べに行っておりません。




012




「ラーメン屋さんの紹介です」




■お店の場所

下北沢西口商店街の中程。駅口から一番街に向かう途中の左側です。


■……

旭川ラーメン「番外地」

札幌ラーメンと旭川ラーメンがどう違うのか良く分からないけど、昔初めて食べ
た頃の札幌味噌ラーメンがたぶんこんな味ではなかったかしらと、懐かしい気分
になりました。少しニンニクの匂いが強いのも、好きです。

30数年前になるかと思いますが、世に初めて札幌ラーメンが登場したのは、ま
だパチンコも麻雀もハズレ者の匂いが残っていた頃。世の良識ある?大人から
「ナンジャコリャー!」と罵倒されつつ、ラーメンに味噌?バター?は不良と田
舎者の一番のメニューでありました。
あの下品すれすれの匂いがなんとなく悪所の雰囲気と分かち難く結びついて僕
ら出来そこないの不良もどき達もよく夜中の街をふらふらしながら食べたもので
すが、本物の不良(鈴木マーチンそっくり)が七味一瓶、ドンブリを真っ赤にして
ウンウン唸りながら喰うのを見て、味噌ラーメンは僕のメニューから消えちゃい
ました。

いざバブルに向かってまっしぐらの昭和の御世、なにもかもが新しくって造反有
理、ラーメンだってレボリューションの、昭和はもう遠い昔であります。
そうしてラーメンさえグルメになっちゃった平成のこのご時世、味噌ラーメンが
時代と添い寝するようなことはもう二度とないでしょう。
しかしナンダネェ、ラーメンがグルメ、幸せなのか不幸せなのかよくわかりませ
んのであります。

そういえば「番外地」で味噌ラーメンを食べている間中、店内を流れていたのは
何故か前川清の唄ばかりでした。最後のスープを飲む頃は「長崎は今日も雨だ
った」でありました。

ウーン、味噌ラーメンと前川清、似合いすぎる。




011

文責  和田

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