ホテルハイビスカス ホテルハイビスカス

2003年6月14日土曜日
渋谷シネマライズにて上映+初日舞台挨拶に行って来たさぁ!

映画公開前日

前日の13日。
昼間から色々準備したりして、まるで子どもの時の遠足か、一大イベントのような気分!マニキュア塗って、足にも塗って…。洋服はどれを着て行こうかな?とか。前々から、そりゃあもうすーーーっっごく楽しみにしていたので、ワクワクの興奮と、自分が出演する訳じゃないのに、生で、しかも近くで貴美子さんを拝見出来るって思ったら、ドキドキ緊張しちゃって、夜なんか殆ど眠れなかったです。
ちなみにその日の夜は暑くて寝苦しかった、っていうのもちょっとあるかも??

自宅〜渋谷駅

当日の朝は、やはり早く目が覚めました。なのに、ご飯食べて準備して…渋谷は苦手だから用が無ければ行かないので道に迷わないように、地図OK!チケットOK!チケット忘れたら大変だもの〜、なんて色々やってたら出掛ける時間なんがすぐ来てしまいました。早い!家から最寄り駅までの道のりも、なんだか緊張してて、足元がフラついてたのか、ちゃんとまっすぐに歩けてなかった感じ。夜は余り眠れなかったけど、電車でも目が冴えててちっとも眠れなかった。車内から見える紫陽花がとっても綺麗だったぁ〜。しっとりとした感じが貴美子さんに似合いそう〜!

渋谷駅〜映画館

さぁ、渋谷駅の改札を出たら……すっごい人が沢山!!電車内でもいっぱいだったし、渋谷に人が多いのは分かってる事だけれど、午前中からこんなに多いのね…。でもでも、今日のこれからの事を考えてたらこんな所で縮こまってはいられない!スクランブル交差点も何のそのです!地図で再度場所を確認してGO!慎重に、よ〜く確かめながら道を進みました。ズンズン、ズンズン…でも、「あれ??おかしいな??」と思った時にはちょっと行き過ぎてました。がーん!それでちょっと引き帰して、ぴょっと曲がったらありましたありました、シネマライズ!!

映画館の前で

いや〜、すごい沢山の方が並んでて、びっくりしました!公式HPの掲示板など拝見していたので、楽しみにしている方が沢山いらっしゃるのね!って、認識はしてましたが、入り口から映画館前、階段と、ズラーーッと並んでて、すご〜い!と思いました。これまではひたすら映画館に到着する事を考えたたので普通に今日は暑いな〜くらいだったけれど、この入場を待ってる時が頗る暑かった!暑いなんてもんじゃないくらい暑くて、階段の上に立ってた時は、暑すぎてフラフラしてたので、落っこちない様に気を付けなきゃでした。
さすが沖縄が舞台の映画だけあってアロハっぽいシャツの方もいらしたり、すでにここだけでも沖縄ムード満点!!

館内へ

ケットをもぎってもらったら、何処に座るかなんて迷ってる場合じゃあない!1階と2階席があるのですが、やっぱり舞台挨拶があるのだから前でしょっ、前っ!!しかも前の方空いてるぅ〜!わ〜い!と思ったら、既にどなたかの荷物が置かれていてkeep済み。ショーックッ!でも、かなりいい所に座れました!よかったよかった!ちなみに立ち見の方も沢山いらっしゃいました。大盛況だぁ〜!

映画の上映まではあと30分くらい。映画が終わってからだと混雑するかもということで、パンフレットを買いにロビーへ。1冊700円でした。それに、この『ホテルハイビスカス』のポスター、すごく可愛いな〜欲しいな〜って思ってたら、売ってました!大きくて1000円のとそれより一周り小さくて500円のがあったので、大き過ぎると部屋に貼れないな、と思って小さい方をチョイスしました。

パンフレットは地がピンクに、白のハイビスカスの絵、白の文字で『ホテルハイビスカス』って書いてある、可愛いパンフでした。写真やウチナーヤマトグチ講座など、素敵な内容満載で、満足の1冊です。それを上映が始まるまで読んでたのですが、読みながら、また緊張してしまいました。つい、まだかな〜?とか、貴美子さん拝見出来るんだぁとか考えると緊張してしまって、ついでにお腹が痛くなったり、緊張し過ぎて気持ち悪くなったりする私です。

上映開始!

ああーー!これから始まる〜〜!ドキドキ…。でも映画の予告篇が、長い!5本分くらいあったような気がしましたが、どうだろうか…??とにかくすごく長く感じました。
そのあと、本編。

もうこれが、すっごく良かったばあよ!!!
面白かったっていうのもそうだけれど、それよりも、楽しかったさあ!!!
自分もあの世界に入ってるような感覚で、子どものような気持ちで観られたのが、すっごーく楽しかったんです。こんなに楽しい映画はいつ以来??っていうくらい!

主人公の美恵子(蔵下穂波ちゃん)も可愛いし、何より母ちゃん(貴美子さん)サイコーーーだばあよ!!母ちゃんがバッチリお化粧して真っ赤なお洋服で「仕事に行ってこようねぇ〜」って所、すぅっごく好きさぁそれを真似する美恵子がまたイイっ!あとあと、洗濯のシーンも大好きさぁ!スカートをたくし上げて洗濯する母ちゃん、陽気でいいっっ!父ちゃん(照屋政雄さん)やキジムナータンメー(登川誠仁さん)の三線もいい音♪だし、おばあ(平とみさん)が「ゆんたくしてこようねぇ」って、ヒージャー(ヤギ)のマリリンを一緒に連れて行く所なんか、すっごい楽しいさぁ〜。父ちゃんのカツラの逆流はウケました!!
でも、何よりいいのは、やっぱりラストです。美恵子が大好きな母ちゃんが帰って来るのを待ってるあの姿、とても「素敵」でした

貴美子さんはドラマなどでもお母さんの役を演じてらっしゃいますが、今回の「母ちゃん」も、とても良かったです。本当に沖縄にいる母ちゃんそのままだったのじゃないかと思います。「日経ウーマン」の中で、おすぎさんが『ホテルハイビスカス』の事に触れている記事がありました。その時、貴美子さん自ら母ちゃんになる為に、下半身に詰め物をしたというのを読んで、すごいな!って思ったのです。こうやって、ちゃんと、本当に演じるって事を知っている女優さんは、いそうでいないのじゃないかと思っていて、貴美子さんはそれをすんなりとやってらっしゃる。とても素晴らしい女優さんだなって感じています。

今回の母ちゃんは、表情がすごく豊で、実際にその辺のどっかにいそうな感じで、とても自然で、貴美子さんが演じてきたお母さんに、また1つ新たなお母さんが加わったように思いました。

舞台挨拶!!!+その日の貴美子さん

上映が終わって、いよいよ舞台挨拶!あぁ〜、もうドキドキして心の臓が飛び出そうさぁ!取材の方(?)達もいらしてて、へぇ〜なんて思ってる所に、あ!誰か出てきたっっ!と思ったら、司会のお姉さんでした。ちょこっとガックリ…。

その後登場されたのは、
監督の中江裕司さん
母ちゃん(チヨコ)役=余貴美子さん
能登島役=和田聡宏さん
美恵子役=蔵下穂波ちゃん
父ちゃん役=照屋政雄さん        でした。

この日の貴美子さんの髪型は後ろに1つにまとめてました。お洋服は、白っぽいジャケットに、インナーはちょっと見えなかったのですが、オレンジ色のパンツでした。このオレンジっていうのがまた、いいさぁ!沖縄の元気とかパワフルな感じがして、貴美子さんにとてもよく似合っていました靴もちょっと見え難かったのですが、白のラメラメの可愛い色ので、サンダル若しくはミュールでした。

貴美子さんが登場された時は、思わず叫んじゃいたくなりましたが、ここは抑えて精一杯の拍手!!でも、目の前に、すぐそこに貴美子さんだぁ!と思ったら、なんだか夢のようでしたああ〜、どうしよう、き、き、貴美子さんがぁぁぁぁ〜〜!って感じです。もう多分、自分でも意味がわかってなかったかも。
だから、皆さんひとりづつお話をされたのですが、貴美子さんが何を話されたのかちっとも覚えてません(←レポートになってない!)。監督が「美恵子は外国の映画祭へ行ってもこれ(映画の中で出てくる替え歌)ばっかり」というような事を仰ってたのは覚えてるのですが。

それにしても生で拝見する貴美子さんは綺麗だったばあよ〜!よく芸能人について、「テレビで見るより生の方が綺麗」とかって聞くけれど、貴美子さんは(もちろんいい意味で)テレビと同じ綺麗さ!!もう、本当にそのまんま綺麗だばあよ!素敵だばあよ!!それで、美恵子や父ちゃんが面白い事を行った時とかには、お茶目な感じで、手を打ちながら笑ってらっしゃいました。この自然さはなぁに!!貴美子さんは笑顔も素敵さぁ〜!こんな素敵な貴美子さんがわんは大好きだばあよ

それから、美恵子と父ちゃんが三線を弾いて歌ったり、映画の中で出てくる「赤田首里殿内」をみんなで振付け付きでやったりして、楽しかった!取材の方々が出演者の写真を撮る時に、ちょっとだけ踊って下さって、貴美子さんももちろん踊ってらして、感激でした!大・大・大感激さぁ!!!
今日一日、すっごく楽しかったばあよ!『ホテルハイビスカス』の皆さん、ありがとーーー!!

2003年6月15日日曜日