平等院



平等院鳳凰堂


宇治川先陣争の碑


宇治上神社


宇治橋(橋姫神社が袂にある)


【平等院(びょうどういん)(国宝)】
 左大臣源融の別荘があった所で、藤原道長が購入し頼通に伝えられた別荘で、永承7年(1052)に仏寺平等院としたものです。翌天喜元年(1053)、頼通が阿弥陀堂を建立。本尊は仏師定朝作の阿弥陀如来、後壁に雲中を飛翔する諸菩薩像を飾り、壁面には経典による来迎図を描いています。
 建築は寝殿造り風の中堂と、左右に翼楼、後方に尾楼を出し、堂前に池(阿字池)を設けています。堂全体の姿や中央屋根の鳳凰の飾りから、後に鳳凰堂と呼ばれました。藤原氏の栄華とともに極めて隆盛していましたが、建武2年(1335)の兵火で堂宇の大半を焼失。鳳凰堂は創建当時のままで国宝に、阿字池を中心とした庭園全体は世界遺産・史跡・名勝指定になっています。また重文には観音堂があり、桁梁七×四間、寄棟造、本瓦葺、平安後期の造立とされています。

 付近には、宇治川先陣の碑・十三重石塔・宇治神社・宇治上神社・宇治橋など多くの史跡が有ります。

 「朝ぼらけ宇治の川ぎりたえだえに あらはれ渡る瀬々の網代木」 権中納言定頼


所在地:京都府宇治市宇治蓮華


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