【太宰府政庁跡(特別史跡)】
(だざいふせいちょうあと)
奈良・平安時代、国内各国には朝廷の出先機関である国府が置かれていました。殊に九州は西海道と呼ばれて、朝鮮半島に近いことから、筑紫国府である太宰府には九州全体の統括の他、外交・貿易などの窓口として、中央に準じた行政権が与えられていました。
このため、大伴旅人・山上億良・菅原道真など、万葉集にも名高い官人が数多く赴任していました。
政庁跡は今も広大な面積が残り、特別史跡指定を受けて公園として整備され桜の名所にもなっています。
付近には、太宰府展示館・観世音寺・太宰府天満宮などがあります。
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