伊勢神宮


【伊勢神宮(いせじんぐう)
 神宮は豊受大神宮(外宮)と皇大神宮(内宮)の二宮からなっている。両宮は6q離れており、豊受大神宮から先に参拝する習わしになっている。
 神宮は、現代に伝わる我が国建築様式の中で最も古い〔唯一神明造〕で、切妻平入の茅葺である。柱は円柱掘立式で地中に埋められている。両端の千木の間に外宮は九本、内宮は十本の竪魚木を並べ、用材には全て桧の素木を用いている。
 外宮の鎮座は、雄略天皇22年( 478)に丹波国から移されたもので、祭神は〔豊受大神〕、神苑・外宮内院・外宮正殿などがある。一方内宮は崇神天皇の頃大和にあったが、垂仁天皇の頃に移されたといい、祭神は〔天照大神〕、内宮内院・別宮などがある。
 ご神体は三種神器の一つ〔やたのかがみ〕である。


所在地:三重県伊勢市豊川町


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