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【石垣山一夜城跡】
（いしがきやまいちやじょうあと）
天正１８年(1590)、小田原攻めを行った豊臣秀吉が、一夜で築城したといい“石垣山の一夜城”の名で知られている。実際には５万余の将兵と３ヶ月を要したものであるが、築城後に前面の木立を切り払ったことによるとも云われている。４月の着工から７月９日の開城まで約１００日間の長期戦で、大名には妻子を呼ばせたり、自らも淀君を呼んで茶会を開いたりした秀吉の大デモンストレーションの跡でもある。
小田原落城後は廃城となって荒れ果てたが、大きな石積みの跡なども残されており、“石垣山一夜城歴史公園”として整備され史跡指定になっいる。早川駅から道標伝いにミカン畑の道を登る。
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