宇倍神社

宇倍神社(うべじんじゃ)】
 大化4年( 648)の創建とされ、因幡国一の宮として崇敬を集めて来た古社である。祭神には、360歳まで生きたという武内の宿禰を祀り、長寿に利益があるとしている。戦国期には、山中幸盛らの兵火にかかって一時衰退したが、江戸時代初期に藩主池田光政によって再興された。
 殊に明治期に社殿の絵が紙幣に採用され、神社図柄紙幣の初めてとして知られている。
  境内北東にある山が、多くの歌人に詠まれた稲葉(因幡)山である。山域は鳥取市・国府町・福部村に属し、山頂までは自動車道が通じ、鳥取市街を眺望する景勝地になっている。
 「立ち別れ稲葉の山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰りこむ」在原行平

乞う写真提供


所在地:鳥取県岩美郡国府町宮下



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