たかまる旅行記その2
(チェコ共和国・プラハ編 Part 1 )
8月27日(日)旅の3日目
Pilzenから乗った列車で、ドイツ人の学生の遠足グループと乗り合わせました。とても賑やかで、ラジカセを車内に持ち込み、ハードロックをBGMにマクドナルドのポテトフライをほうばっていましたが、こちらの視線を気にしながら遠慮がちにラジカセのボリュームを神経質に調整しているところが可愛かったです。彼等はいつもおなかが空いてるのかと思う位、たびたびクラスメートに『腹へってるか?これ食うか?うまいぞ!』と菓子やドリンクを勧めてました。
プラハに着いて下車しようとすると、そのクラスの先生がえらい剣幕で、『おまえらの誰かがハンバーガーを食べ散らかしたまま放っぱらかして降りたヤツがいた!級長が責任を取って綺麗に片付けなきゃ承知しないぞ!』と怒鳴りまくり、級長が仲間に手伝いを求めてしぶしぶ片付け始めました。
ドイツの厳しいしつけの教育現場を目の当たりにして、先生の毅然とした態度に感心しました。
プラハのホテルもインターネットで予約しておきました。地図上では駅の目の前のはずでしたが、いざ町に出てみると、あるはずのところにそのホテルが無く、真っ青になりながら、お店や通行人に聞きまくりましたがドイツ語も英語も通じず、困り果てて、ツーリストしかいない道を重いトランクを引きずりながら途方にくれていました。すると運良く現地人らしきおばあさんが通りがかり、祈るように訪ねました。
幸いドイツ語が通じ、ホテルのある道がハッキリして助かりました。でもおばあちゃんはそのホテルの名前は聞いた事がなく、住所に書いてある道はそうとう長いらしく、『端から端まで行ってみないと何とも言えないねえ』と自信なさそうでした。 (T_T)
でも彼女を信じて辿って行くと、パトカーが止まっていたので、すかさず確認すると、おまわりさんは、『こんなホテル知らないよ・・』と言われて泣きたくなりましたが、 (T0T)通りの場所も間違えなく、あたりを見回すと、助手席にいたおまわりさんが、『アッ!あそこにHotelって書いてあるよ!』と向かえの目の前にある目立たないホテルを見つけました。正に、そこが我々の探し求めていた『Junior Hotel』だったのです。でも現地のおまわりさんでも知られてないようなホテルがインターネット予約リストにあるものなんだと、驚きました。(これでも一応今年2つ星から3つ星に昇格されたホテルなんですよ!)
プラハ駅から結局ホテルに辿り着くまで1時間もかかってしまいました。でもなんてことはなく、駅からそこまで最短で5分もかからない所だったのです!(^_^;
ホテルのフロントのおねえさんはとても親切でドイツ語もペラペラで、母国に帰ってきたような錯角さえ覚える程救われました。言葉(チェコ語)ができないということは、これ程大変なことかと思い知らされました。
その日は、町を歩く元気は残ってなかったけど、一休みして19:00過ぎに旧市街をブラブラしてたら、あちこちでクラシックコンサートのビラを撒いている学生達がいました。今はオフシーズンだけど観光客相手の名曲コンサートでバイトをしているんだと解りました。
通りかかったプレイガイドにコンサートファイルがあったので、ひと通り目を通すと、明晩、国立博物館でピアノトリオの室内楽のコンサートを見つけました。全く無名のプレイヤーたちでしたが、プログラムが結構幅広く、凝っていたので、実力派のメンバーかと一途の期待を込めて行くことにしました。(全自由席¥600)
せっかく旧市街にやってきたので、観光名物の旧市庁舎の仕掛け時計でも見ようとマルクト広場に行くと、それはそれは大勢のツーリストが20:00に人形が出てきて挨拶するのを今か今かと待ちわびていました。タイミング良く我々も到着して、期待に胸ふくらましていましたが、実際は、実にシンプルであっけなく、これを見に世界中から押し寄せてきたのかと思ったら笑いが止まりませんでした (^ワ^)/ (^v^")/

バドワイザーのルーツ(本家本元Budweiser)直営店の樽サーバーです!
旧市街にあるバドワイザーの直営店で最高に新鮮な元祖Budweiserをいただきました。店はとても活気に溢れ、奥ではブラスのLiveをやってました。0.5リットルのバド3杯にビアチーズ、揚げ物、ポテトパンケーキに肉が乗っているもの等つまみも豊富で2人で¥950という都会の中心とは信じられない安さでした!
帰りは歩く気力も無くなり、トラム(路面電車)で何とかホテルまで辿り着き、ノックダウン・・・
この日も22000歩以上も歩きました!!
プラハ編 Part 2 (コンサートレビュー、プラハ城、ミュシャ美術館、プラハのスーパーマーケット、CD店、ピアノBar・・etc)は次号につづきを連載します。お楽しみに!!
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