「新型コロナ」で営業に打撃！ 零細業者を守って！
新型コロナ感染症の広がりと混乱で、商売への影響が聞かれています。
◆…イベントの中止が相次ぎ、仕事がなくなりました。こういうような時の使えそうな「つなぎ融資」はないものでしょうか。（料理コーディネーター）
◆…昼のサラリーマンなどのお客さんがめっきり減り、夜のファミリー層のお客も来なくなりました。消費税のせいもあるのかね？（中華料理）
◆…海外からの観光客が主だったガチャガチャの販売。観光客が減って売上落ち込んでますよ。以前から、文化の違いでトラブルもあったんです。今なるべく海外の人からも含めて人と接触しないように、器材の整備には早朝に行くことにしています。
◆…キャンセルが76件も出ました。もうどうしたらいいんでしょう？（割烹料理）
◆…板金屋から中国製の材料が届かなくなって出来ないって。日本でつくれないかって？機械も工場もないから、少ししか作れないよ。（非鉄金属）
◆…扉のメーカーが「うちは大丈夫です」って最初言ってたんですけど、端っこの小さなネジが中国製で、その替えがない。それでできなくなりました。あれもこれも、ほとんど中国製だったんですね。（建築）
2月26日、玉川民商など区内３民商は、世田谷区長あてに「特別の対策」を申入れし、区長室秘書課の係長が受け取りました（申入れ全文は下記の通り）。
また、3月6日には、税務署、都税事務所、年金事務所にも、同様の趣旨を申入れました。
同時に、いま売上急減対策の「特別貸付」融資に申し込む会員さんも。いままでに経験したことがない事態に対応した、大規模な中小零細業者支援を求めていきます。
保坂展人 世田谷区長 殿
区長室長 殿
新型感染症拡大による、中小零細業者への特別対策の申入
日頃のご尽力、中小・零細企業へのご配慮に敬意を表します。また当会へのご協力にお礼を申し上げます。
いま、新型コロナ感染症の広がりで、健康悪化の心配、そして売上低迷に苦しんできた零細業者がさらに苦境に追い込まれる事態がすすんでおります。
急激な売上低下による資金繰り悪化の点で、世田谷区に以下の対策を要望します。
１、住民税、国民健康保険料、介護保険料など各種税・保険料の支払い猶予を積極的に行い、安心して商売・生活ができるようにしていただきたい。
とくに、金融機関からの自動引き落としが困難になった場合については、約定変更など特別の対応をお願いします。
２、消費税増税、新型感染症の広がりは売上の激減、事業者としての不安も大きくなっています。
国も融資制度の改善もおこなっている様ですが、世田谷区としても独自に小規模企業者への相談や融資の新設、改善などを早期におこなっていただく様、強く要望致します。
新型感染症の広がりの中、必死に努力している区内業者の、営業と生活を守り支えるため、区長には、特別のご配慮ご検討の程どうぞよろしくお願い致します。
2020年2月26日
