民商写真 玉川民主商工会 多摩川 街の夜景 ユニバーサルデザイン補助事業 町工場

ともに困難打開する道を議論 定期総会

 7月16日、第47回定期総会を開き、来賓含め45人が参加。生業と民商運動の展望を探求する熱心な議論が交わされました。

区長がメッセージ

 冒頭、上田前会長をはじめ、今期惜しくも亡くなった仲間を偲び全員で黙とう。会長と来賓のあいさつに続き、保坂展人世田谷区長から寄せられた「地域の産業が活性化するための振興策に取り組んでいきたい」とのメッセージが紹介されました。

困難打開の方針を

 総会議案では、税金と保険料を払えない困難が若い業者にも広がっていると同時に、小規模基本法の趣旨が生かされず、商売の困難が大きくなっている会員・業者の実態を指摘。徴収強化をすすめる行政に対し、憲法と民商の税金闘争を支部・班で学習し、減免・免除の集団申請、都や区に要望する取り組みなどをしようと呼びかけられました。

結集について議論

 分散会では、会費や民商運動のそもそもの性格など、突っ込んだ議論になりました。
★…膨大な未納は問題。私の支部はたまると電話して訳をちゃんと聞きます。
★…会費の減額は、緩やかでいいから、皆が合意するための基準が示されるといい。
★…景気がいいときはみんな払えていた。様々な事情で払えなくなった人も仲間。みんなで支えていこう。
★…お金がないときほど、相談に行くことはできないもの。声をかけることが重要。払えないときほど、心のより所の存在がありがたいです。
★…支部・班では、普段からのコミュニケーションが大切です。

新方針スタート

 全体会では、分散会での熱心な討論もふまえた新年度の総会議案・方針と新役員を承認。会計監査報告が行われ、決算と予算案が承認されました。

差別許さず、ほんとうに豊かな国へ~会長あいさつ~

 いま非常に苦しい状況に追い込まれている会員さんが多くいます。税金の負担、とくに国保料は、不景気でも年々値上げされている。払えないなら「債務承認書」の提出か差押えかという徴収強化策を行政は打ち出しています。
 こんなことをわれわれ民商は絶対に許さない。来期はこれらに対する運動を追求していきましょう。
 「出来る者」「出来ない者」など差別の発想を許さず、差別されている人に手を差し伸べていけば豊か国ができると思います。民商で、憲法にもとづき「なぜ払えないんだ」ということも考えていきましょう。

保坂区長からメッセージ

 本日は、玉川民主商工会第47回定期総会のご開催おめでとうございます。また平素より、皆様には大変お世話になり厚く御礼申し上げます。
現政権は発足以来、生活者にさらなる負担を求める施策を進めています。その結果、物価上昇に追い付かず、労働者の実質賃金は下がりつづけ、購買意欲は落ちて、消費が停滞しています。
 このような状況の中、「街の中小業者」の営業と生活を守るために活動する貴会への期待が高まっています。
 世田谷区では区内産業の振興及び地域経済の活性化を目指して、公契約条例を平成27年4月から施行しています。この度、公契約適正化委員会の昨年8月の答申を受け労働報酬下限額を改定し、この結果、都内区市の中で一番高い金額となっております。微力ながら、ひきつづき世田谷から労働者の労働環境の向上に取り組み、地域の経済の活性化をはかってまいります。
 そして世田谷区内各地の商店街でも、厳しい経営環境の中、個人・家族経営の業者が廃業し、どんどん減っています。また特徴あるお店が少なくなり、チェーン店・フランチャイズ店が増え、商店街の個性がどんどん失われてきています。
 2014年6月に小規模企業振興基本法が全会一致で可決、成立しました。世田谷区でもこの基本法第7条の地方公共団体の責務にのっとり、街の中小業者の皆さまを応援するため、これまでにない「新しい価値の創造」にむけて、産業振興に資する構想を広げ、地域の産業が活性化するための振興策にひきつづき取り組んでいきたいと思います。
 最後に、貴会の学習会開催や相談業務、請願活動など、中小業者の営業とくらしを守る地道な取り組みに心より敬意を表するとともに、貴会の益々のご発展を祈念いたしましてメッセージとさせていただきます。
 2017年7月16日
                   世田谷区長 保坂展人

民商へ相談

LINK
Copy Right(C)2015 著作権の表示All rights reserved.