お城将棋 for CLIE

1.概要

  簡単に言ってしまうと、将棋の棋譜を記録する為のソフトです。
  コンピュータとの対局機能は残念ながらありません。
  画面例は、下記のようにモノクロです。

2.動作環境

 ソニーのCLIE上で動作すると考えてください。
 他社palmOSでも日本語版palmOS3.0以上なら動作するのですが、メモリスティックに棋譜データを書き込むので、他社の場合はデータベースとしては使えません。
 ただ、一局だけならば姉妹ソフトのお城将棋 for Windows Ver1.25以降でWindowsと棋譜の読み書きが可能です。


3.操作方法

 操作方法は簡単で、駒を移動元、移動先にタップするだけです。
 成・不成は、ポップアップ画面が自動で出てきますので、それを選ぶだけです。

 再現や待ったは、画面上部の4つのツールボタンで行います。
 投了、画面の初期化はメニューにあります。


4.制限事項

 平手、香落、角落、飛落、飛香落、二枚落、、四枚落、六枚落、八枚落、十枚落、裸玉の初手から始まる棋譜が入力可能です。
 手数制限があって、平手が256手まで、それ以外は255手までです。
 王を取られる手を含む反則手の入力は出来ません。


5.ファイル形式

 ファイル形式は、城山というのを採用してます。
 この形式は、プロ棋士が使用している棋泉を真似て作った物です。
 1データベースで2つのファイルを使い、一局あたり約552バイト容量を使います。
 フロッピー1枚(約1.25MB)で約2000局格納されると考えてください。
 このソフトは、城山形式の棋譜データのみしかサポートしませんが、姉妹ソフトの「お城将棋 for Windows Ver1.25以降」がかなりの形式の将棋ソフトをサポートしますので詳しくはWindows版をダウンロードして確認してください。


6.レジストリ

 シェアウェア版(Vector)はパスワードが必要になります。
 Vectorからパスワードを購入ください。
 販売ウェア版(Sony Style)は2009/09/30にダウンロード終了してます。
 従って、販売ウェア版の入手はできません。

 Vector \1,000 + \80(消費税) + \108(手数料) = \1,188


7.出来る事、出来ない事

 同一局面検索、棋士名検索が可能です。
 類似検索、詰将棋機能はありません。 

詳しい説明書

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