写真のウシュアイア号です。この船はTOPAZ号の半分くらいの長さじゃないですかね。ゴムボートが見えると思いますが、TOPAZ号で南極に到着した乗客がこのボートでウシュアイア号に乗り移り、南極上陸します。ウシュアイア号で南米から南極に到着した乗客はすでに南極上陸が終わっていてTOPAZ号に乗り換えて一緒に南米に帰る。つまり、オプションツアーの乗客の入れ替えをここで行っているところです。ウシュアイア号は100mくらいしかないじゃないですかね。隠岐汽船のフェリー隠岐くらいの大きさです。TOPAZ号は200mくらいあります。らは増本さんに言われてタンカーに乗った事があって、タンカーは300mくらいあってほとんど揺れません。
南極の氷山です。氷山は△だと思っていたら平らです。これは山の氷が海に落ちて流れだすので山の氷は水平ですから平らな山になるのです。この写真の氷山は高さが70〜100mくらいあると思ったのですが、実際は海の下の部分がその7倍くらいあるので相当大きいです。
気温が夏でも0℃付近ですから、そう簡単に解けません。何年も海の上に浮かんだままなのです。
氷山にはペンギンも住んでいる氷山もありました。ただ、ペンギンは氷山に比べて小さいですからゴマ粒くらいにしか見えません。
右の写真は南極からの帰りに撮影した海の様子です。写真撮影できたという事は少しナギになっているのですが、それでもこのくらいシケてます。南極と南米の間の海は時化る事が知られていて今回、らの船(TOPAZ号)はそうでもなかったですが、ウシュアイア号の帰りが物凄かったらしくて2日間ベッドにはりついて眠れなかったとか聞いてます。眠るとベッドから落とされるとかいう話でした。だから、南極へ行かれる方はその点考慮した方がいいですよ。
海外旅行に行くのに祖父の関係があって、「アルゼンチンに行きたい。」というのははっきり伝えました。けど、その船が南極に行くとは夢にも思いませんでした。何しろ、寒い所は苦手で死んでも行きたくなかったからです。けど、コースが発表されると南極が含まれていて、おそるおそる「寒くないですか?」と聞いたくらいです。祖父が世界の航海する船長でも南極だけはあの当時行く訳ないですからね。まっ、南極に行った事があるのは地学の西田先生がいるのですが、この方は越冬してますけど、・・・・・・・
南極に到着すると寒かったです。気温は数℃付近です。夏ですから、そのくらいだけど、まっ、すぐ氷でとざされるでしょう。南極に上陸するには別の船(ウシュアイア号)に乗船する必要があって、オプションツアーの金額で最低でも70万円は払う必要があります。らは、当然パスしましたから、上陸はできません。
ここは、自然が残るきれいなところで汚水等のゴミを捨てたら罰せられます。また、鉱物資源等も発掘禁止になっていて地球上で最も自然が残る地帯です。
南極の観光客は年間でも1万人程度だそうです。ここは自然が残っていて鯨やペンギンが住んでいます。鯨は見たのですが、潮を吹いている潮が何本も見える程度です。泳いでいるペンギンを見ました。犬かきのように泳ぐと思っていたら、なんとバタフライのように海上を飛ぶように泳いでました。南極には上陸しませんでしたけど、南緯64度付近までは行きました。