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人の構成

「世界が百人の村だったら?」という表現がありますが、「船が百人の村だったら?」どうなるんでしょうね?
まっ、%で表現するのは計算がややこしいので具体的な人数であらわしたいと思います。

まず船には、船員とお客さんにわかれます。船員は船を運転する人だけでなく部屋の掃除、食事の準備する人も含まれますが、だいたいTOPAZ号の場合、船員は400人台くらいだと思います。お客さんは950人くらいいたと記憶してます。船員は外国人の人が多く、多国籍軍だと考えていればあってます。いろんな国の人がいて船長クラスはギリシャ人でかためてあったのですが、ロシア人やインドネシア、フィリッピン、中国、日本もいたと思います。人の顔を見てもどの国の人かはわからないですが、アフリカや南米の人は少なかったと思います。

お客さんは、日本人がほとんどですが、外国人も若干いたようです。外国語を教える先生をお客さんと言えるかどうか難しいですが、外国語を教える人も40人くらいはいたと思います。アメリカ人女性教員は知夫中学校のKIO先生と同じフロリダ出身のROSEさんだけだと聞いてます。彼女達は試験があるらしく、英語、日本語ペラペラじゃないと合格しないみたいです。また、水先案内人が何人か乗船しますが、これはいろんな国の人がいますが、訪問する国に関係する人が多く、途中で乗船下船します。
お金を払って乗船したを思えるお客さんは、お年寄りが多いです。これはある程度お金を持っている人じゃないとこれだけ高額な旅行は楽しめない問題があるのと、中年層は働いている訳で勤務の関係でこれだけ長期の旅行は休みが取れません。また、日本は義務教育の問題があって、小中学生は一人もいませんでした。お年寄りが多いですが、特に定年退職直後くらいの老人が多かったような気がします。老人層は5割は超していたと思います。中年層というか働いている世代は2割いるかどうかです。学生くらいの青年層は第60回の場合、4月が旅行期間にかかっていて学生が休みを取りにくく極端に少ないとかいう話で1割いるかどうかに感じました。男性と女性では女性の方が多いんじゃないかなと思うのですが、5分5分くらいのような気もします。

船では、繰り返して乗船される方をリピーターというらしいですが、この人達とお友達になると便利です。彼らは旅行先を何回か訪問されていて外国語および地理に詳しくいろいろ教えてくれます。リピーターはかなり多いと思います。1回だけの乗船では地球一周と言えども、南半球だけ、北半球だけで全ての国や大陸をまわった事にならないからです。また、高額な年金や株での所得のある人がいてこれらを使わないといけない人や、どうせ老後は年金生活ですから家にいると寂しい思いをしますし、旅行に出れば食事の準備等しなくてすむ利点もあるからじゃないかなって感じもします。

若年層は、変な経験者が多いような気もしました。真面目な人もいるのですが、落ちこぼれというか気分転換に親にでも言われたのか、旅行に参加してる話を何件か聞きました。若い人は仕事をやめて乗船されてる方もかなりいました。ツアーリーダーは若い人に多いです。

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