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かかった費用について

かかった費用は記録を取ってませんからズバリの数値はでないですが、「約270万円くらいじゃないかな?」と思います。ピースボートのホームページに表示された金額が希望のシングル1人部屋で240万円と230万円がありました。ちょっと、船には弱い面があったので重心より遠い部屋は揺れる印象があって、窓際は避けたかったのと、お金のない旅ですので、風呂付の高い部屋は避けたかった考えがあります。ただ、それでもディスクトップパソコン(本体だけで15Kg)の大きいのを持ち込む必要があったので、広めの240万円にしました。けど、実際はディスクトップパソコンを持ち込むのは、輸送と税関の関係で不可能に近く安い部屋にしといた方が良かったです。というのは、船まで運送するのに運送業者が佐川急便に指定され、パソコン等の壊れやすい物は入れてはいけないのと、手荷物で持ち込むにしても重すぎて持てない面があって税関もあるし、断念しました。240万円は南半球ですので、北半球より安いようですが、どうも昨今の石油高騰で同じ規模の部屋で290万円に跳ね上がってますね。これは、石油高騰ですので、ある程度仕方ないでしょ。2人部屋とか、3人部屋とか、4人部屋にすると安い面もあります。頭の賢い老人達は誰と相部屋になるかも知らずにそちらを選ばれる方もいますし、「私は一番安い部屋」と自慢する老婦人もいました。ただ、相部屋は一人風邪ひくと全員風邪を引くとか、病気の面でまずい面があるのと、部屋が狭く、使えるタンスが小さくなるのと、相手の方の性格にも問題ある面があるようです。ただ、相手については自分で知っている4人にして同じ部屋にする条件で申し込む方もいますので、相談された方がいいと思います。相部屋で寝れないので、7階の廊下で深夜寝てる方もいました。

パナマ船籍の船は、日本船籍の船より安いみたいです。これは、パナマが船の税金が安い面があるのと、フィリピン等の安い船員を雇える面があって、パナマ船籍にする船が多いみたいです。船員というのは、船を運転するのに必要な船員だけではなくて、洗濯や掃除や食事の準備をするのも船員です。船員はかなりいて乗客900人に対して400人くらいがクルーです。だいたい、同じクラスのツアーで計算して日本丸とパナマ船籍の船では5割増しくらいが日本丸になっているような気がしました。ただ、日本の船はその分、すべて窓際とか風呂がついてるとか、夜食があるとか食事等がいいみたいです。ただ、日本の船が1年に1回北半球中心(北半球の春から夏の天気がいいときのみ)という季節条件の欠点もあります。

早期割引はありました。ただ、早期割引と言っても申し込む人全員にやっているみたいで金額は申し込み時期によってあまり変わらないみたいです。(つまり、安いように見せかけて早く契約を結ぶ計画)らの場合、カタログを請求する時期が早すぎて58回と59回の2つを送ってきたのですが、どちらもアルゼンチンに行かない面があってパスして、60回を正式申し込みで62回もカタログを送ってきたので合計4つの早期割引の推移を見てます。さて、らの場合は、22万円くらいじゃなかったかなと思います。だから、表示されている金額の約9%くらいです。ただ、連続して乗る場合は2回目が2割に近い金額を指していました。これに、ビザ代、チップ代等の事務経費がかかります。具体的金額だと18万円くらい請求されたと思います。これは寄港地によってある程度変動すると思います。で、結局、部屋代とビザ代で元の部屋代240万円くらいになぜか戻ってます。
チップ代というのはよくわからなかったですが、どうもキャビンのお掃除料金とかサービス料を一括で前払いしてる感じだと思います。実際、チップ代は支払ってますので、それ以降は不要なのですが、ブラジルで電車に素人バンドが乗り込んできて演奏して乗客に請求する(1$くらいでいい)のはありました。

これに各寄港地でのオプションツアーの料金が必要になります。オプションツアーは1寄港地あたり、飛行機、旅館等利用される場合はん十万円、バスクラスで1万5千円、バスのみなら数千円、まったく無しでもいいですが、みすぼらしいものになります。で、らは10寄港地でオプションを計画して、旅行保険も含めてジャスト十万円支払いました。南極は上陸するのに必要になるのですが約80万円クラスですが、らは応募してません。参考までに寄港地は20くらいあります。ここまでの合計約250万円が出発前にジャパングレースに支払った金額になります。なお、予約金5万円というのがありますが、これは予約を確保する為のお金で、実際はキャビン代に含まれますので、計算に含める必要はありません。

あと、こづかいが必要になります。寄港地でのお土産物代です。これは全く使わなくてもいいですが、それだと寂しい物があります。物価は安いところもあれば高いところもあって、平均すると日本相場で考えればいいです。らの場合、2000ドルを米国通貨で、10万円を日本円で持っていきました。どのくらい持っていけばいいかわからないので、そうしたのですが、2000ドルはおおきすぎました。というのは、あまり使わなくて1400ドルくらいが残ってしまいました。しかも出発前が1$=109円、出発後が1$=104円で為替なのですが、銀行が1$3円くらいの手数料(往復ピンタ)を取りますので、結局約22万円両替して約14万円しか戻ってこなかったので8万円くらい使った勘定になります。ただ、実際は6万円くらいしか使ってません。しかも、その6万円のうち4万円くらいは他の旅行客の両替(両替せずに乗った方がいた)したので、実際は2万円くらいしか使ってません。寄港地での小遣いは、別に買いたくなかったら買わなくていいし、食事代等はほとんどのツアーに含まれてます。(乗客によっては別途ビールを飲まれる方もいますが、これは含まれません。)ツアーに食事代が含まれないツアーも船に戻れば食べれます。従って200ドルくらいを持っていけば良かったのですが、これは結果論で、これだと買いたいものが買えなくて、せっかくの旅行がだいないになるでしょう?なお、米国ドルから現地通貨に両替するときも手数料も取られます。従って、旅行する現地通貨で持って行った方が賢いですが、旅行する国がここまでたくさんになると面倒なだけでしょう。今回は、ヨーロッパに行ってませんので、ユーロはふくまれませんが、タヒチなんかはフランスなのでユーロが有利な面もあります。ユーロはこの種の旅行では有効です。また、船での両替だけではなくて、現地銀行等での両替も可能だし、US$だけでなく、日本円やユーロからの両替も可能です。ただ、両替は紙幣のみでコインはダメです。クレジットカードを外国の銀行で使って、キャッシングサービスというんでしょうか、現地通貨を入手される方が約1名いました。ただ、海外でのキャッシングサービスは日本のATMと違って外国語でメッセージが出てオペレーション方法がわかりにくいのでお奨めはできません。なお、マレーシアは、日本の500円硬貨が使えました。(゚o゚)ニュージーランドの大橋巨泉のお店も日本円で支払って構わないそうです。

日本での両替は、日本の大手銀行でやればいいですが、午前中は為替相場が決まってなくて午後行った方がいいです。また小さな支店では両替してくれませんから、その支店が両替担当かどうか確認して行く必要はあります。通貨は、出来るだけ小さな紙幣をお奨めします。というのは、船での両替が最低20US$単位なのと100$紙幣は、例の北朝鮮ニセドル問題があって、両替時にサインを求められる等の問題があるからです。また、小額米国ドルは両替しなくても買い物で使えます。例えば、イースター島でキーホルダーが2$とか、ウシュアイア(アルゼンチン)で磁石が4$とか言った具合です。ただ、現地の自動両替機がある程度高額の紙幣じゃないとダメというところはありました。けど、やっぱ100$札は避けて最大でも50$、20$、10$、1$の組み合わせをお奨めします。5$札ってあったけかなー、覚えてないや。

日本円で10万円を持って行ったのは、ある程度正解でした。これは、船での支払いはクレジットカード払いで現金は必要ないですが、オプションツアーの追加が日本円でもよくて助かりました。出発前のオプションツアーが10万円分しか予約してなくて、しかもケニアが含まれていて、ケニアが暴動が起きているのでキャンセルになって現金で返ってきてオプションツアー追加を3〜4件行いましたから。ケニアはオプションツアーの料金だけでなく、ビザも関係するようで、そちらも1万円くらいあるらしくって、合計で3〜4万円返ってきました。まっ、それでオプションツアーを南アフリカで組んでバス事故起こした人があるので、うーん、どう考えていいのやら。船での支払いはクレジット払いなのですが、最初、毎回クレジットにサインするのだろうか、不安でしたが、そうではなくて船の中で使った金額を合計してある程度たまったら、2〜4週間分程度をまとめてクレジット会社に請求する仕掛けでした。(サインは毎回します。)船の中は外国の会社と日本の会社が運営するお店があるみたいで2つのルートから請求がきます。クレジットカードを2枚以上持ってくるようにと説明には書いてありますが、これは1枚でもよくて、1枚は磁気が壊れた場合や制限金額をオーバーした人の対策だそうです。クレジットカードはなくてもよくて、その場合は現金をある程度船に納めてデボジットとかいうのでしょうか、そちらでも良かったです。船でのクレジットは、VISA,UCだけでなく、JCBが使えます。ただし、JCBは上陸したのとき外国のお店は、使えないみたいです。クレジットカードは船から電話をかける、または船に電話をかけるときに必要になります。これは船舶電話がクレジットカードのみ対応してるからなのですが、らは1回もかけませんでした。そんな衛星2つも経由した電話がどんな通話になるかわかってますからね。これでもKDDのテレビコマーシャルに出たのだから。
クレジットカードは、船に乗った初日にスキミングというのでしょうか、番号が読み取られます。それ以降は、別の磁気カードを渡され、それが船でのクレジットカード代わりになりますので、実際のクレジットカードはしまっておけばいいです。クレジットカードの制限金額は調べておく必要があって毎月郵送されてくる請求書に書いてありました。らの場合、UCカードが20万円、セゾンカードが80万円だったです。セゾンカードはVISAじゃないですが、VISAマークがあるのでVISAとして使えるそうです。また、クレジットカードをお持ちでない方は地球一周のクレジットカードを発行する広告が送られてきますので、それでもいいと思います。

船で使うお金は、コンビニみたいなお店での買い物、食事のときのビール代、自販機、一部企画料金、散髪代、洗濯費、インターネット代、写真代なんかです。日本から洗剤を持って行かなかったので、洗濯代を多く使いました。1回5ドルなので良かったです。ただ、後半に気づいたのですが、洗剤はお店で売ってました。(;_;)ただ、自分で洗濯する場合、洗濯機と乾燥機で2回コインがいるので、どっちが安いか微妙です。

それ以外に旅行で使うお金としては、パスポート代、その関係の写真代、イエローカード代(黄熱病防止の予防接種で料金は8000円くらいなのですが、予約がいるのと地方の方は接種場所までの交通費が別途必要になります。)、船までの旅費、船までの荷物運送費なんかですね。洋服代、パソコン代、カメラ代なんかは、自分の持っていたものでいいので計算に含めてません。あと、燃料高騰による追加料金なのですが、かなり石油高騰があって契約前にも説明を受けてましたので、覚悟してたのですが、60回はありませんでした。まっ、60回の場合は船室がほぼ全てうまってましたので、追加料金を取らなくても採算があうのでしょう。

らの場合、出発前に親父が亡くなった問題があるのと、出発後に大会出場があって約1週間くらい関東に滞在して、その足で車を運転して隠岐まで帰ってのでトータルで270万円くらいはかかったと思います。

支払い明細 この記事、最近通帳の支払い金額を見たところ、数値に間違いがある事に気づきました。
実際の支払い金額は、下記の通り。
平成19年 4月16日までに218万円支払い。
平成19年 6月25日     12万3740円支払い。
平成19年11月 1日     12万9000円支払い。
従って、ジャパングレースに出発前までに支払った金額は約243万円になります。
218万円が早期割引のキャビン代。
12万3740円がビザ、チップ等の事務経費。
オプションツアーがジャスト10万円で保険が2万9千円別途あったんじゃないかなと思います。
従って、実際かかった費用は270万円くらいと思います。

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