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言葉

言葉は、らの語学力じゃ通じません。何しろ、大学の英語の試験なんかカンニングで単位を取ったくらいですから、完璧にダメです。だいたい、海外に行くことなんか予想もしてなかったですから。これは、教える先生が悪くて、らの頃は受験の為の英語勉強なんです。しかも今の大学入試と違って発音なんてどうでもいい、書かれている文章が日本語に翻訳出来ればいい時代ですから。日常使う英語なんて教えてくれるはずないですからね。

さて、ボヤキはそのくらいにして、海外だと英語を話す国が多かったです。香港、ベトナムでも英語が話せれば相手がわかるケースが多いです。ベトナムの軍人さんなんか英語で話しかけてきますから。英語がダメなのは南米でここはスペイン語かポルトガル語か知りませんが英語はあまり通じません。例えば、ブラジルで「How old are you?」と4歳くらいの子供(アルゼンチン人)に質問したのですが、全然ダメでした。そばに母親がいて「英語?!」ってクレームつけてきました。どうもアルゼンチンでは全く英語は話さないようです。出発前にアルゼンチンの言葉で自分の言いたい事をインターネットで翻訳して出てきた文章を手書きで持って行ったのですが、どうもインターネットの機械による翻訳はよくないらしくって一部通じない文章が混じってました。通訳の人に聞いたら後半の部分が意味がわからないと言ってましたし、ブラジルの日系?世も同じ場所が何と書いてあるかわからないと日本語で教えてくれました。インターネットの翻訳はダメですね。

船には、海外に出張された経験のある方とか、外国滞在が長い方が乗っていて、この辺の方とお友達になると便利です。何しろ、言いたい事を通訳してくれますから。例えば、タヒチでマンゴーやミカンが買いたくて値切りの交渉をお願いしたりしました。マンゴーなんか宮崎産マンゴーと違ってメチャクチャ安いです。宮崎産マンゴーは1個ん万円という金額らしいですが、タヒチだと7〜8個で5ドルと極端に違うんです。形はかなり見劣りするのですが、味は良かったです。結局、現地の山から取ってきたものだからタダみたいなものなのでしょうね。

英語、スペイン語を得意なのは、外国人講師がそうです。彼らは、船の中で授業もしますし、寄港地で通訳もやってくれます。しかも日本語は当然ペラペラなので助かります。例えば、知夫中学校のKIO先生は英語だけでなくスペイン語も大丈夫じゃなかったかな?

覚えておけばいい英語としては、「Please change US$!」でした。これは意味がわからなかったですが、どうもおつりはUS$でくださいという意味になるそうです。あと、金額を英語で喋ってもらう手もあるのですが、金額については、紙に書いてくれるとありがったかったです。つまり12$とか書いてくれると、あちらも12という文字はわかりますし、こちらも12という文字は読めますから。

南極旅行したときに、船長が交代しました。これは南極だけは南極専門の船長が必要とかで世界で5人くらいしか、この資格を持ってないそうです。ドイツ人の船長だったのですが、彼はドイツ語を話すかと思ったら、ちゃんと英語で観光コースを説明してくれました。外国人が講演するときは、外国語ペラペラの外国人講師が通訳してくれますので日本語しかわからない方でも説明はわかります。

オプションツアーは外国人の添乗員になる事があるのですが、通訳がそばにいるか、日本語を上手に話す日系の人が担当してくれますので、何とかなります。オーストラリアが少しややこしくて、この国はその国の人を使わないといけなくてバスガイドは外人さんでした。けど、日本語ペラペラの日系人でしたけどね。

船のレショプション(案内所)が、夜になると日本人はいなくなるんです。そこで外国語が話せないとダメなのですが、夜には紙が置いてあって、そこに日本語と英語の通話例が書いてあって何が言いたいか何番と言えば良かったです。例えば、部屋の蛍光灯がきれたので、メンテナンスして欲しかったら、9番というふうに文章があらかじめ用意されてました。部屋の蛍光灯は船が古い関係かもしれませんが、多かったです。

船の船員は、英語がほとんどなのですが、日本語がわかる船員もいますので、下手な会話する場合は注意が必要です。例えば「日本に帰ると寂しい年金生活が待っているよ?」と話していたら、どうも寂しいという日本語がわかったらしく、外国人ウエートレスが話しに参加して来たりしました。まっ、彼らはある程度日本人と話せるように日本語を少しだけと勉強してるみたいです。

だから、結局、外国語なんて話せなくても何とかなるのですが、通じないと買い物等で不自由します。

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