食事

1泊約2万円の旅ですから、食事はよっぽどいい物が出るだろうと思ってましたけど、まあまあくらいです。食事するところは、4階と7階の後方にあり、どっちで食事しても構いませんが、メインの4階だけは人数制限があって時間帯が決められてます。

朝は、バイキング形式になっていて食べる量を調整する事が可能です。船に乗る前は日本食は10日に1回という話だったのですが、第60回から毎朝、日本食でした。(オーストラリア寄港を除く。)どうも前の旅行で日本食に対する要望がかなり強く、日本食を毎朝にしたみたいです。ご飯、おかゆ、果物(スイカ、メロン、パイナップル等)、おかずが自由です。バイキング形式はいいのですが、自分で量を決める必要があって、ついついおいしく見えて多くもってしまい、糖尿病の問題があるのにたくさん食べてしまいました。ウェトレスに言えば、牛乳を持ってきてもらえます。牛乳と日本語で言ってもいいですし、ミルクとか、牛のジュースでも通じる方はいました。お茶、コーヒー、紅茶も選択可能です。7階ではパン等の洋食も可能です。オーストラリア寄港のときは、オーストラリアの法律が厳しいらしく、日本食は全くダメで食事の量も極端に少なくなりました。朝食は金額で言うといくら食べてもいいと言う条件もありますから800円〜1200円くらいの料理だと思います。少なく食べる方は400円くらいでしょうか?

昼は、朝に比べてセットメニューで量が少ないです。ご飯のお代わりは構いませんが、おかずはダメです。味噌汁も日本人感覚だとお代わりしてもいいように見えますが、ロシア人はダメと言います。多分、味噌汁もおかずという感覚なのでしょう。7階はバイキング形式ですから自分で量は調整可能です。お年寄りは昼食はちょうどいい量でしょうが、若い人には少ないので4階で食べて7階でもう一回食べる方もいたようです。外国の料理というのは、日本人から見ると物珍しく食べてみたい感覚になります。けど、らはナイフとかフォークは苦手でダメです。また、外国でもタイ料理にはまいりました。何しろ、タイ米で料理が出てきますから。あの細長い米は、まずいです。だから、メニューを見て7階で食べた方がいい場合もあります。昼食は800円〜1000円の定食ですね。

夕食は、昼食に比べると量は多いです。高級レストランのセットメニューに近いです。まっ、外国の料理ですから物珍しいですね。フォーマルディナーは4回ありましたけど、うち真ん中の2回はパスして7階で食べました。何でパスしたかと言うとネクタイを締めるのが嫌で、どうも食事をするときに堅苦しい格好は苦手です。フォーマルディナーはある程度の服装をして食べないとダメみたいで、男性なら背広クラスの服装が望まれます。どうもみすぼらしい格好で入った人がいるようで、白い目で見られたとか言ってました。フォーマルディナーより7階で牛丼なんか食べてた方が、らはいいです。フォーマルディナーは金額にすると日本だと5000円くらいは取られるような気がします。一般の夕食は1000〜1500円くらいだと思います。7階は10日周期くらいで変わるのですが、牛丼なんかでますので、400〜800円くらいですかね。らに言わせれば、高そうな料理が決してうまいとは限りません。

料理で注意しておかないといけないのが、火を使わないで調理すると言う事です。これは、船で火を出してはいけない問題があるらしく、例えば焼き魚は焼いてあるのはなく、蒸してあります。あと、肉が少し古い感じがあります。まっ、長旅で冷蔵庫にあるのを料理してますから、いたしかたありません。



日本食(2月4日)                      4階の入場券(夕食は2回に分けて行う。)

3時に7階でおやつが出ます。最初、気づかなかったのですが、毎日くらいやってました。当然、これもタダなのですが、ビスケット数枚にコーヒー、紅茶等の飲み物1杯ですから日本で払うとしたら数百円くらいしか、らなら出しませんね。このおやつは毎日ではなくて寄港日とか寄港地説明会の行われている日はなかったです。

食事で寄港日の昼食はかなりいい物がでます。他の人が外で食事をする関係で人数が少なくなって余裕があるからだと思いますが、ほとんどがバイキング形式のカレーやオカズも選択がかなりでき、デザートもケーキやヨウカンのおいしいのをいくら取っても構いません。だから、オプションツアーで昼食抜きのツアーを選択して船で食事を選んだ方が賢い面もあります。デザートなんかは3時のおやつよりかなりいいです。

誕生日の人は、4階夕食でケーキをもらえます。これは船で誕生日を向かえる人の特権なのですが、らはナミビアで誕生日を迎えました。(ナミビアで夕食の時間帯は日本時間で翌日にすでになっているので不思議な気分でしたけど。)ケーキは身分証明書を見せて誕生日だとウェートレスに通知すればいいです。8人くらいの席に案内されます。これはもらったケーキを自分一人で食べるのではなくて同席の仲間と一緒に食べて誕生日を祝ってもらうようになってます。だから、お友達と一緒に行かれるのをお奨めします。ケーキは値段にすると1500円くらいじゃないかな?おやつのケーキと違ってクリームがかなりおいしいです。夕食が全て食べ終わったあと、ケーキが出てきて船員が集まってhappy birthdayを歌ってくれます。

あまりふれてはいけないかも知れませんが、イースター島を出た翌日お腹をこわしました。ひどい下痢でおしっこがでなくて、そのかわりウンコが水分をかなり含んでいます。この症状が約1週間、タヒチに着くまで続きました。最初、自分だけだと思ったら、かなりの人数がこの症状を起こしてました。船のお医者さんもおかしくなったとか聞いてます。人数が多すぎて薬が足りなくなったと聞いてます。つまり、集団食中毒だと思ったのですが、船には細菌等を調べる設備もなくタヒチまで我慢するしかありませんでした。保険に入っていたので、医療費は保険から出たのですが、船のお医者さんってダメです。普通のお医者さんなら聴診器をあてたりするのですが、どうも症状を聞いて薬を出すだけで、しかも薬が全くきかないので泣きたくなりました。まっ、なんで集団食中毒みたいのが起こったかと思うに、チリは食料の持ち込みは禁止されているんです。そこでイースター島ではチリで入手した食料で弁当を作って配布したのですが、このうち何かが賞味期限を過ぎていてあたったとみてます。イースター島は2日間滞在したのですが、運悪く2日目の上陸でチーズか何かが腐っていたのはないかと今では思ってます。ただ、これはサルモレラ菌をチェックする設備なんか船にはありませんから、単なる想像にすぎません。ただ、現地では生物より現地で火を通した食事をした方が多少金を出しても良かったように思えます。



7階での朝食(バイキング)1月19日

フォーマルディナー(1月13日)WELCOME

4階バースデーケーキ↑

1月26日の食事