足柄峠 | 三国峠付近からの山中湖 |
山中湖というと道志みちが思い浮かぶが、ちょっと今回は違うルートで行ってみたくなり、ツーリングマップルと
にらめっこした結果、お奨めルート(道に色が塗ってある)をつなぐ足柄峠、三国峠越えのルートに決定した。
1/130,000という大雑把な地図上でもはっきりと曲がりくねったルートで、期待しながら行ったが、期待以上・・・
というよりむしろ初心者である私には過酷なルート設定だった。
最もきつかったのは足柄峠までの県道78号。車1台通るのがやっとの箇所がいくつもあり、急勾配急カーブの
連続だった。登りだったからまだ良かったが、下りだったら真っ平ごめんという感じだ。足柄峠を越えた山梨側は
バスも登ってくるくらいなので神奈川県側に比べたら天国のようだった。
小山町から県道147号に入るがこれが分かりにくく、偶然県道の標識が目に入ったので何とか辿り着けた。
この道は明神峠、三国峠と二つの峠を越えるなかなかのワインディングであり、加えて三国峠付近から眼下に広がる
山中湖の景色が素晴らしかった。ただ、残念だったのは雲がすっぽりと富士山を覆っていたこと。
快晴であれば更なる感動を味わえたに違いなかったのだが・・・
リポビタンDとポカリスウェットで栄養補給しながら一日バスケットを楽しむ。こんなに長時間のバスケは 久しぶり。(おかげで2日経った21日現在も筋肉痛の和らぐ気配がない。)
明るいうちに帰りたかったが、締めのミーティング等がありすっかり暗くなってから出発した。
なるべく大きな道で帰りたかったのでR246経由で帰ることに決定。だが、R246に出るには三国峠越えが最も
近いので、峠はイヤだなと思いつつ無謀にも突き進む。
出発する頃は止んでいた雨が再び降り始め、加えて霧まで出てきてビビリまくり。40分くらいのはずの峠越えが
永遠にも感じられた。結局小山町に着くまで車1台とバイク1台(なんとタンデム!)とすれ違っただけで、
スローペースにも関わらず後ろから来る車・バイクはなかった。こんな条件で峠越えなどするもんじゃないと
いうことを思い知った。
まあ、色々と大変だったが無事帰ってこれて・・・いけね、家族への土産を忘れた。
ま、まあ何はともあれ良かった良かった。