せっかく一泊したのだからと欲が出て、地図を見ながらルート選定し、 とりあえずビーナスラインを走ることにした。 |
朝6時に目覚める。でも寝足りない気はしない。
ゆっくり支度をして7:30に出発。
松本北東にある浅間温泉から武石村へつながる県道(林道?)経由で、
ビーナスラインを南下するつもり。
浅間温泉から険しい道をだいぶ進んだところで、給油し忘れたことに気づいた。 トリップメーターは180kmを超えている。 少なめに見積もっても300kmは走れるはずだから、まだまだ大丈夫とは思うが、 しばらく市街地には出られないコースなのでちょっと心配。 (結局、美ヶ原高原美術館付近にあるG.S.で給油。高かった・・・)
そのままビーナスラインをずんずん進み、扉峠、和田峠、
八島ヶ池を横目に見ながら、突き当たり地点に到着。
ソフトクリームをなめながら、今後のルートを検討。
(そう、乗鞍スカイライン以外のことは考えてなかったので、
行き当たりばったりである。)
 河原の湯について予備知識があった訳ではないが、
ネーミングと安価な値段から、河原にあって(そのままやん…)川の水と
混ぜて温度調節するような露天風呂だったりしたら良いなあと、
漠然と考えた結果である。
 さてお昼だ。考えてみればせっかく信州にきたのに、 うまい蕎麦にありつけていないことに気づき、蕎麦屋を探す。 ここでも事前準備不足を露呈し、なかなか見付からない。 で、諏訪南I.C.近くのドライブインにある蕎麦屋で大ざるを食す。 味は自分の地元の感覚でまあまあ。信州であることを忘れれば幸せ。 |
美ヶ原高原美術館
白樺湖 |
 後は中央道に乗って帰っても良いのだが、
須玉I.C.付近に是非行ってみたい場所があった。
前回の家族旅行で見掛けたのだが、まずは右の写真を見て頂こう。
 これ、その名も「若神楼」という風呂屋である。 まるで「千と千尋の神隠し」の舞台である湯屋と見紛う威容を誇っている。 手前に川もあるし。  入浴料1000円を払って早速入る。中はレトロな雰囲気が漂い、いい感じ。 設備的にも洗い場、内湯、露天風呂位で決して充実と言う訳ではないのだが、 岩風呂となっている露天風呂が広々として大変気持が良い。 この露天風呂だけでも1000円の価値は充分あると思う。
 後は帰るだけだが、中央道が大月から先10km以上渋滞していた。
すり抜ける元気がないので何か手はないかと地図を見ると、
ほぼR20と平行に大月から秋山温泉を経て相模湖方面へ抜けるルートを発見したので、
行ってみる。
|
若神楼の威容 |
 最後思わぬバトルとなってしまったが、無事故無違反無転倒で無事帰還。
いや疲れた。一人だと走り詰めになってしまうなぁ。
今度長距離行く時は、綿密に無理のない計画を立てて行きたいなあ。
まあ、性格的に無理だと思うが(笑)
|
〜 完 〜 |