2002.11.16, 17  伊豆長岡
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<ルート>
(1日目) 出発〜(西湘バイパス)〜小田原〜(箱根新道)〜箱根峠〜 (R1)〜沼津港(昼食)〜(R414)〜伊豆長岡(泊)
(2日目) 伊豆長岡〜だるま山レストハウス〜三島(昼食)〜(R1)〜箱根峠〜(箱根新道)〜 小田原〜(西湘バイパス)〜帰宅
走行距離約230km

 大学時代のバスケサークルの同期の一人がOB合宿を企画してくれた。 同期とはお互いの結婚式などで年1回程度は会っているが、 先輩・後輩の大部分とは10年前後会っていないため、楽しみである。
 合宿の開催地は伊豆長岡温泉と決まり、 ちょっと寒いとは思ったがバイクで行くことにした。 もう一人、1コ上の先輩がバイクで来る予定だったが、 駐輪場まで来てチェーンロックの鍵が無いことに気付き、 30分程探したものの見付からず断念したと言うことで 結局バイクでの参加は私一人であった。 (Sさん、鍵見付かりました?)

 貧乏人のため防寒性能バッチリのウェアなど持っているはずもなく、 上は4枚重ね(1番上は12年前に買った皮ジャン)、 下はジーパンの下に今回新規導入のドンキホーテで買った防寒タイツ(1,700円、 発熱する繊維らしい)を着込んで出発。

 西湘バイパスで最初の休憩。高速走行はつらい。 指先を温めようと缶コーヒーを買うが、 良く確認しなかったため何と冷た〜い方を買ってしまう。 でも勿体無いから一気飲み! ますます冷えてきたので朝食を兼ねて肉まんを買う。 お腹の芯がポッと暖まる感じで復活。

 西湘バイパスを降りるとやや渋滞気味のため、 箱根新道経由で昼食の待ち合わせ場所である沼津港へ向かう。 高度を上げるに連れ、寒さが暴力的になってくる。 先程の西湘バイパスがかわいく思えてくる程だ。 発熱タイツもこの寒さの前では無力である。 (履いていないよりはましだと思うが。) 箱根峠に着いた時には指先の感覚無し。 今度こそ狙いを定めて自販機のボタンを押す。

 良かった。ホットだ。

 就職してしばらく三島に住んでいた同期の案内で 「丸天」にて 昼食をとる。最近TVで紹介されたらしく大行列だ。 とりあえず名前を書いて他の店を物色するが、これと言う決め手が無いまま 丸天に戻ってみると、2番目に呼ばれる順番となっていたので待つことに決める。 結果的には30分程待った計算だ。 あじたたき定食¥1,100也を注文したが新鮮そのもので美味。 その他サイドメニューとして生しらす、 ジャンボかき揚げ等を頼むがどれもおいしかった。

 午後は久しぶりのメンバーでバスケを楽しむ。 現役当時の動きには程遠い人も何人か(大部分?)いたが、 プレーに当時の面影が残っており、タイムスリップしたような感覚だった。 怪我もなく皆久しぶりに気持の良い汗をかき大満足の様子でなにより。

 幹事の賢明な判断により2日目はバスケの予定はなく(^^; これまた三島に住んでいた同期の紹介でうなぎやで昼食をとった後、 解散というスケジュールである。

 昼食まで時間があると言うことでだるま山レストハウスへ移動。 お茶を飲みながら駿河湾越しに富士山を拝む。 空気が澄んでいないため、頂上付近だけ雲の上にぽっかり浮かぶように見えていたが、 しばらくしたらそれも見えなくなってしまった。 でもここからの景色は割と有名らしい。 ここに至るまでのワインディングはなかなかで、 レストハウスにもライダーがたくさん訪れていた。

 いよいよ本日のメインイベントである 「桜屋」へ向かう。 安政年間に創業したと言う凄い所だ。 ここも案の定行列しているが、13:30と言うこともあり20分程で店内に入れた。 ちゃんと注文を取ってから焼き始めるため、頼んでから出て来るまで30分ほどかかる。 でもうなぎ屋の場合、すぐ出て来るところは味は期待できないと思っているので、 全然気にならない。 出て来たうな重は今まで食べたことが無いくらい、大変おいしかった。 うな丼、うな重ともに¥2,200〜。

 さて後は帰るだけだ。 来る前はせっかく伊豆、箱根に行くのだからとあれこれルートを考えていた。 あわよくば伊豆一周でもしてやろうと思っていたのだが、 寒さとバスケの疲労が残っていたため、行きと同じルートでとっとと帰ることにした。 と言う訳で、もちろん目的が合宿参加だったためツーリングとして見ると淡白だったかも知れないが、 懐かしい人との再会あり、おいしい食事ありで充実した週末だった。 企画してくれた同期に感謝!


箱根山中城跡の駐車場にて


だるま山レストハウスからの風景。富士山方面を見ているが見えない。

〜 完 〜


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