2003.01.04  沼津〜伊豆北部
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<ルート>
出発〜厚木I.C.〜(東名高速)〜沼津I.C.〜沼津港(昼食)〜 (R414)〜(県道17号)〜大瀬崎〜(県道17号)〜(伊豆中央道)〜(県道11号)〜 熱海〜湯河原ゆとろ嵯峨沢の湯〜(R135)〜(西湘BP)〜帰宅
走行距離約230km
  お正月休みも残り2日となったが、 休み中バイクに触ったのは大晦日にチェーンを清掃したときのみ。 雪→豪雨となった前日とはうって変わって、 真っ青に晴れた空を見た瞬間、カミさんに1日の我がままを申し入れた。
  起きたのが遅かったのと前日雪が降ったことも踏まえて、 行き先は近くて比較的温暖な伊豆方面と決めた。

   10時に出発。最初のターゲットは沼津漁港で昼食だ。 厚木から東名高速で沼津へ向かう。 ところが、大井松田を過ぎた辺りから猛烈な風に見舞われる。 家を出た時は極めて穏やかだったのに…。 右斜め前、つまり富士山から絶えず突風のように吹き降ろしてくるかのようだ。 油断すると体がのけぞる。 ハンドルにしがみつくようにしていたので、上半身が疲れてしまった。

  丸天は前回同様混んでいたので、向かいの さかなや千本一 であじたたき定食(¥1,480)を注文する。 あじのたたきの他に生しらすと桜えびの小鉢までついており、 沼津の味を一通り満喫できた。中でもあじのたたきは特においしかった。 丸天より良かったかも。(あくまで主観です。)

  昼食を終えてバイクのところに戻ってみると、 石焼きいもの軽トラが並んで止まっている。 こちらの湘南ナンバーを見て、焼きいも屋のおっちゃんが話かけて来た。 昔藤沢に住んでいたことがあり、 今でも茅ヶ崎辺りに海産物などを売りに来ているそうだ。 帰り際に、ちょっと焦げてしまった芋をお土産にくれた。 いも同様暖かいおっちゃんだった。

  まだ13時だと言うのに、早くも帰り道の算段を始める。 強風にはコリゴリだったので、東名で帰ることは考えていなかった。 と言って伊豆箱根の山々をまともに越えようとすると、 冗談じゃなく凍結が心配である。 前日の箱根駅伝復路ではR1は真っ白に凍結しており、 テクニック抜群の白バイですらその区間は走っていなかったではないか。 どちらにしろ、なるべく陽が高いうちに伊豆東海岸へたどり着きたいが、 せっかくここまで来て、西海岸の海岸線を走らない手はないだろうなと思った末、 伊豆の肩口とも言える、大瀬崎まで往復することにした。

  道中の駿河湾と富士山の景色は素晴らしいの一言。 寒さと強風を忘れる、いやむしろそれらに感謝する一瞬である。

  さて、東海岸へのルートとして選んだのは、県道11号熱海函南線、 通称熱函道路である。 この道路は比較的標高の低い所を走っており、山は長いトンネルで越える。 そのため起伏やコーナーに乏しく、普段走る分には面白くない道路であるが、 こんな時は重宝する。

   30分程で無事熱海に到着。 湯冷めの心配もあるが、 せっかく伊豆まで来たのだからとツーリングマップル記載の湯河原 ゆとろ嵯峨沢の湯へ向かう。 ところが案内標識の類が無く、あっさり迷ってしまう。 しばらくさまよっていると、 同様に湯屋へ向かうらしい車が坂を登って行くのでついて行ってみる。 途中住宅街のど真中を通って行くので、 家に帰る途中だったかと怪しまれたが、無事到着した。 (それにしても複雑な道順で、次行こうにもたどり着ける自信がない。)
  冷え切った体に温泉は心地よく、1時間近く入ってしまった。

  帰りは真鶴道路との合流地点でちょっと渋滞したが、概ね順調である。 このバイクを買った店(@茅ヶ崎)に立ち寄る。 店員さんから「あのバイク、ちょっと(もの)足りなくなって来たんじゃないの?」 とするどい指摘をされる。(^^;
  パワー的にはそれほど不満は無い(そもそも全開にすることもほとんど無い)が、 183cmあるので車格的にキツく感じることはしばしばある。 まあ、先立つものも無いことだし、しばらくは考えないでおこう。


大混雑の丸天


昼食をとった千本一


大瀬崎へ向かう途中ではこのような景色が見え隠れする。


サービスでもう1枚。大瀬崎から。

〜 完 〜


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