孤独とストイック
チャンプ
THE CHAMP (1979)
監督:フランコ・ゼフィレッリ
製作:ダイソン・ラヴェル
原作:フランセス・マリオン

1931年度版白黒のほうでないカラーのほうの作品。79年ジョン・ボイト
ボクシングで生計を立てる主人公が息子の親権と別れた妻との葛藤を描く。
やはりラストの試合後のシーンが泣けます。
名作です、ロッキーと比較されがちですね。ロッキーは3が内容がクサくなくていい感じでした。

スポーツと家族がテーマです。
★★★
DVD









ロッキー
Rocky 1976年
出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バージェス・メレディス、カール・ウェザース
ロッキーDTSコレクターズエディション
ポストカード付。

初回の1作目に愛着があるかどうかですね。
思ったより退屈な感じもしますが。
生卵を数個飲む食事。ボディビルダーだと生卵の脂肪分まで除去するので卵の黄身だけですが。
★★★
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ロッキー2
Rocky II 1979年
出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バージェス・メレディス、カール・ウェザース、
ロッキーDTSコレクターズエディション

無難ですが。生計を立てるのは難しいでしょう。

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ロッキー3
Rocky III 1982年
出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バージェス・メレディス、カール・ウェザース、ミスター・T
ロッキーDTSコレクターズエディション

「特攻野郎Aチーム」の人が対戦相手です。
ヘビー級のマイク・タイソンをモデルにしてるのかもしれません。
口喧しいトレーナーが亡くなってしまう。あれだけやってればセコンドのアニマル浜口のようですが。
アポロとは観客のいない2人だけの試合のラストはいい終わり方です。

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ロッキー4/炎の友情
Rocky IV 1985年
出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、ドルフ・ラングレン
ロッキーDTSコレクターズエディション

2作目から監督・脚本とスタローン自身が手掛けた。全5作品とも脚本は全てスタローン。
ソ連から来たボクサーにドルフ・ラングレン。これが強烈な殺人マシーンの如く演じきっていて迫力がある。
3でロッキーとラストを演じたアポロも今回リング上でサンドバッグ状態にされて抹殺されてしまうのが痛い。
ちなみに1作目監督のジョン・G・アヴィルドセンはラストの5作品目の監督をした。
ラストをシメ括るなら最初の監督に(是非)ということだったのだろう。
ロッキーが我に帰って目を覚ましたように黙々とトレーニングし始めてドラゴのトーニングとフラッシュバックする
シーンのBGM曲。この時点で腹筋運動し始めるバカ者は多いだろう(爆)
曲名は"Burning heart"が有名だが、その劇中のものは"Heart's On Fire"
1.2作目まではロッキー自身のワルぶれたヤサグレ度がありましたが、
この4で全体がグレードアップした内容と思います。迫力がUPして何となく品素な感じが抜けました。
5はオマケですね。
シリーズごとに映像編集と内容のグレードが上がってきたので続編への期待感があったのでしょうが。
やはりラストは納得するように共感持てます。日本語音声はやはり佐々木 功さんだね。
ドラマとしてはチャンプのほうが感動しますが、もう一度見るとなると気楽にこっち選びます。
しかし欲求不満解消みたいな、あのシーンいらんぞ。
ミッキー・ロークは出ませんよ(笑)

しかしドラゴのトレーニングシーンはドーピング?じゃないのかな。確かシーンで払い除けたかな。
ロシアの政府首脳陣が観客でアメリカのロッキーに対するブーイング。
そこまでだったらロシアが悪者の映画ですが、
ドラゴがロシア政府のためでは無いと意思表明してしまう。
そうしたことでロシアが悪者にならずに済んだ映画になったのでは。
こうした構図の駆け引きは映画ならでは。

マンガ「北斗の拳」では元斗光拳の金色のファルコが登場しますが、
時期からすると映画「ロッキー4/炎の友情」でドルフ・ラングレン演じるドラゴがモデル。
北斗の拳
原作・原案:武論尊
作画:原哲夫
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
レーベル:ジャンプ・コミックス
発表期間:1983年31号 - 1988年35号
★★
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ロッキー5/最後のドラマ
Rocky V 1990年
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、セイジ・スタローン、トミー・モリソン

サン・オブ・ロッキーという感じの映画でロッキーの息子が成長する内容の映画。
つまりロッキーのハングリー精神や動向に期待するには無理があります。
☆☆☆
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ファイナル・ファイト 最後の一撃
(1989)
監督:後藤秀司
アクション監督:倉田保昭
製作:倉田保昭
企画:倉田保昭
原案:倉田保昭
出演:倉田保昭、ストロング金剛、チョン・リー「燃えよドラゴン」「空手ヘラクレス」

倉田プロからなんと闘魂?スポコン?格闘ドラマの映画。
なんと主人公は序盤に出てきた若者でもなく
最後に美味しい所もって行ってしまった元気なオヤジさんだった。Vシネ風っぽい出来。
コメンタリー解説有り

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オーバー・ザ・トップ
1987年作品
出演:シルヴェスター・スタローン
音楽:ジョルジオ・モロダー「トップガン」「フラッシュダンス」

リンカーン・ホークは陸軍学校を卒業した息子マイケルを迎えに来た。
コンボイを乗り回しアーム・レスリングで勝負する。
病の妻の死、そして孫を引き離そうとする義父。息子を取り戻すための思いが彼を支えていた。
何もかも失ったはずの男は1人ネバダ州に入りラスベガスでの世界選手権大会で頂点を目指す。

ケニー・ロギンスの「心の夜明け」を初めとする歌や音楽がこの世界を称える。
そもそもオーバー・ザ・トップとは何か?組み方等、一時流行した。
さすがに映画ではない普通の試合が放送されても場末の会場でそこにドラマは無く盛り上がらない。
メナハム・ゴーラン&ヨーラン・グローバスのCANNON映画。(相変らず吹替無し)
実際のアーム・レスラー達も出演している。
対する悪役は普通の役者。構えもなってないしハッタリかます威勢だけが鼻につくようにしてある。
中にはボリューム合わせで様々なジムから引っ張ってきたようなギャラリーも多い。
父と息子の物語でもあるしデカイやつを叩きのめすダビデとゴリアテの構図も明確。
食事の注文はどう考えても足りない。
残念ながら病死した母親はお構いなしで重みを痛感しない。
あまり現実味を追求してもキリがなく嫌味走るので残る大事なものは息子のみという構図に重点がなされる。
義父の大富豪ぶりはギャップが大きく何なのか分からない。
主人公側への思い入れを出すため鼻につくようにしてあるのだろう。
ラストに親子はラスベガス・ヒルトンから出てくる。
どういうわけかラジー賞。受賞させてラジー賞の注目を集めるための冗談なのか、
あわよくば大物有名人を多数呼びたいがため見え見え。
ちょいと昔は地上波の洋画劇場で散々スタローン出演作品が放送された経緯もあり、
飽きられる事もしばしばだったが丁度いい息抜き。

ツナサラダとミネラルウォーターを2人前で。
★★★
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ロッキー・ザ・ファイナル
ROCKY BALBOA (2006)
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン、アントニオ・ターヴァー、マイロ・ヴィンティミリア、マイク・タイソン

これは映画か、ドキュメンタリーか、いや生中継だ。
老いて行くと1つ1つ失っていく、心だけは歳を取るな。

引退後、レストラン・エイドリアンズで経営を営むロッキー・バルボア。
テレビでは対戦プログラムで過去現在、全ての選手の勝敗予想が展開されていた。
条件をクリアしライセンスを再度得た後、現役のヘビー級チャンプサイドから試合の話を持ちかけられる。
ラスベガスでのエキシビジョンマッチ。
実力を疑問視されていたスピードファイターのチャンプと年老いたハードパンチャーのチャンプの戦い。
家族と観客の声援がそこにはあった。

思い詰めるほどもないドラマの軸にメッセージを持たせている。
描き方は軽くも重過ぎることも無い丁度良い程度に仕上げている。
時の人を評価する者もいれば蔑む人もいる。そんな中で孤独感も無く人生を横臥している。
練習風景や試合の感じはフラッシュバックからスパークするロッキーらしい場面編集。
ニュース映像的なカメラワークを使いリアリティを増している。
実況解説が実にわざとらしい臭さで盛り上げているのが難点。
実際にパンチを当てているらしく、体は赤く腫れ上がってない。それほど力を入れてない様子。
ギャラリーにタイソンが1回出てくる。
人間味を重視しておりスポーツ傾向は興奮の調子に乗せられる事が無い。

「スタローンによる音声解説」「未公開シーン集」「もうひとつのエンディング」「NG集」「メイキング」
★★★
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優駿 ORACION
(1988)
)監督:杉田成道
製作:羽佐間重影、日枝久
企画:村上光一、松本征二
プロデューサー:緒方悟、松永英
原作:宮本輝
出演:斉藤由貴、和具久美子、、緒形直人、吉岡秀隆、
加賀まりこ、吉行和子、林美智子、平幹二朗、石坂浩二、掛田誠、水野なつみ、松野健一、早川純一、石橋凌、
下絛正巳、田中邦衛、三木のり平、緒形拳、仲代達矢

緒形拳と緒形直人の親子が競演してる珍しい映画です。
雰囲気はテレビドラマ「北の国から」のような印象ですが。
フジテレビジョンの日枝久 氏は制作能力は無いですね角川と同じ名義貸し商法ですね。
「子猫物語」でもそうでしたし。フジテレビが広告まで全面協力してるという形ですね。
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稲村ジェーン
Inamura Jane (1990)
監督:桑田佳祐
製作:山本久、出口孝臣、横山元一、岩田廣之
音楽:桑田佳祐
主題歌:サザンオールスターズ「真夏の果実」
出演:加勢大周 金山一彦 的場浩司 清水美砂 尾美としのり 古本新之輔
泉谷しげる TOMMY SNYDER PANTA 伊武雅刀 伊佐山ひろ子 設楽りさ子 高良隆志 塩谷庄吾
原由子 小泉今日子 伊東四朗 草刈正雄

20年に一度の台風によってもたらされるという伝説のビッグウェーブ、〈ジェーン〉を待つサーファーたち。

過去に洋画劇場系では放映されてます。
サーファーをやってる人じゃないと分からない雰囲気だと思います。
海好きだけではちょっと通用しません。
サザンオールスターズ「真夏の果実」が1990年7月25日 リリース。映画はその数ヵ月後です。
加勢大周が主人公を演じたテレビドラマ「ADブギ」(1991年)は過酷ですが。
海というとテレビドラマ「ビーチボーイズ」(1997年)など。
海岸が内容となってる映画はなかなか難しい。
沖縄を舞台にした映画も浜辺と岩だけの風景ですがなかなか難しい。
ということは都会の人の憧れの避暑地といったイメージ先行型では計り知れません。
スポーツドラマは結構ダルイのが多いので、視聴の相性が無かった人はコメディ映画やアクション映画向きでしょう。
☆☆☆
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プロゴルファー織部金次郎
(1993)
武田鉄矢主演、阿部寛

通称「織金」
ロストしてしまうと「ファー」という掛け声。
賞金王とかのスターダムまではちょっと無さそう。
シリーズ5作品制作されていたのは意外。
アニメ「プロゴルファー猿」の人気と差がある。
☆☆☆☆
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炎のランナー
CHARIOTS OF FIRE (1981)
監督:ヒュー・ハドソン
製作:デヴィッド・パットナム
製作総指揮:ジェイク・エバーツ、ドディ・ファイド
原作: コリン・ウェランド
出演:ベン・クロス、イアン・チャールソン

音楽だけ名作です。
内容は退屈。
☆☆☆☆
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メジャーリーグ
Major League 1989
出演:チャーリー・シーン

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メジャーリーグ2
Major League II 1994年
出演:チャーリー・シーン、石橋貴明

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クール・ランニング
Cool Running (1993)
監督:ジョン・タートルトーブ

冬季オリンピック競技のボブスレーの映画化。

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ファイト・クラブ
FIGHT CLUB (1999)
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作:アート・リンソン、シーン・チャフィン、ロス・グレイソン・ベル
製作総指揮:アーノン・ミルチャン
原作:チャック・パラニューク
出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット

地下組織運営のメリケンサックの格闘技ですね。
チャールズ・ブロンソンの映画「ストリートファイター」
HARD TIMES
THE STREETFIGHTER
(1975)の焼き増しでしょう。
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少林サッカー
少林足球 Shaolin Soccer 2001年
監督出演:チャウ・シンチー

「熱血高校ドッジボール部」 テクノスジャパン (ファミリーコンピュータ) - 1988年
でボールが魔球になる技と同じようなCG。

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タフな野郎がそこにいる

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