火あぶり
顔見知りの知人もいるだろうから、
見物に立ち会わなくても子供達は親に尋ねたり友人達の噂話で知る事も有り得る。
また大人が子供達にどう説明するのかという点においても懲悪として片付ける。
真相がどうであれ納得がいかないものもあるだろう。刑罰に処される発端や理由も様々。
多くの歴史ドラマでは、刑罰に処されて物語が終わる。
歴史上の人物はキャラクターとして秀でているが何年も写実で火あぶりにされてしまう。
基本とする歴史ドラマの範囲から抜け出せず滅多に多用な物語が広がらない。
歴史上の有名な人物はキャラクターとして秀でている点はファンタジーでも活躍できるという特徴がある。
「ヴァージン・ブレイド」(JOAN OF ARC)
製作:1999年 カナダ
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:リーリー・ソビエスキー
TVドラマ。 |
時代が移り変わり現実の世界からは魔女という存在は埋もれるように消えていった。
オカルトの信仰対象とされていった一面もある。
そこに理想として魔女の力を得ようとする強い思念が強く存在していたのは十分に有り得る。
そういった者達が本来理想とされた魔女ともいえる。
皮肉な事に魔女という永遠に消えぬ存在を作り出したのが人間であるのは紛れも無い。
「サスペリア」(Suspiria)
製作:1977年 イタリア
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー
ホラー映画。 |
娯楽として魔女の不思議な力や狂気に関心を寄せ、行く末の物語を楽しむ風潮。
それが今ある姿。