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「ウイルス」「増える」「全力疾走」 このパターンを無しにしてやっても良いと思います。 または「噛む」「喰う」といったパターンさえ省いたらどうなるか。 人間とさえ判別できない表情。遅い動作。そして絶妙のタイミングで不意打ちをする。 何かが居るのです・・・恐ろしい何かが・・・。 人知を超えた異形の魔物の存在。 楽しむのではない。恐怖を感知しなくてはならない。 そうでなくては死霊が徘徊する世界は存在しない。 迷い込んだ人間に逃れる術は無い。 迷える子羊よ、何かが居る気配を感じたら探りなさい。 そして何かが居たら逃げるのです。 戦いを挑んでも孤立し、その力に平伏すだろう。 その時は自ら死を選ぶか、苦悶の表情を浮かべその場で眠りに付くしかない。 神をも恐れぬ所業に極限の執念を燃やし末路を迎えた者が悪鬼に成り果てた姿。 全ての絆や希望さえ断ち切り人間の弱さを知らしめる。 畏怖すべき存在が確固になる。 負の世界に取り残された彼の者が欲するのは肉片ではない。命であり魂だろう。 全てを奪い去る憎むべき業。 餌食にされた者達の悲しみだけが聞こえる。 信じられない姿を突然目にした者は何が起きているのか分からない。 その場から身動きが出来ずに腰を抜かすだろう。 そして死霊が迫ってくる。 |
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原点にある基礎、作品作りにとってはオールマイティー。 作品全ての設定を取り入れると収拾が付かなくなる。真似も多くなり刺激も鈍る。 感染は現実問題で様々な感染ルートがあるで嫌われやすい。 そればかりか安直に死霊が増えるプロセスのケースはストーリーが二の次という作品も数知れず。 大群は混乱を描けるが恐怖を感じられない。 何かが起きる事に期待するばかりの映像の山で溢れかえる。 最小限で挑戦して成功するなら見所がある。 |
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ゾンビが活躍しやすいように配置。 暗闇から、曲がり角から、背後から、後姿から、壁から、などのパターン。 地中や頭上、棺桶や布の中からでも。 そうすれば簡単に掃討される事は無い。 射的にして遊んでいるだけの作品なら普通のアクション。ホラーから外れてスリルも味わえない。 |
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