映画、DVD、ゲームのコンビネーション戦略。


少なからず映画や未公開作品が続出しても拍車が掛からない。
監督がゾンビ作品を作った事を喜んだり、役者やエキストラが出演した事を浮かれる余裕も無い。
やや読者離れとも言われる風潮は時折あるがこのカテゴリが書かれる書籍はディープな部類なのでその話は置いておく。
折角作った作品を楽しんでもらうには何かと不十分な道筋。
ビデオ主流当時の過去や現在のDVDが最たる物。
今現在よりも娯楽が少なかった頃は映画やビデオで済んでいたが、ゲーム機が当たり前になった後は大幅に変った。
DVDの売り上げにおいては、新作で本格的なゾンビゲームの存在と人気が、知名度や関心にも関係してくる。認知度の上でも手っ取り早い。
ただし、まったく密度の薄いお手軽なゲームやゾンビらしくないゲームには目を向けない。
また海外にも流通し通用する物である必要がある。
映画の新作だけなら劇場公開の集客力は軽く見積っても厳しい。DVD化になればマニアに売れる程度。
最初は誰もがそうであるように、毎年ゾンビが何かも知らない世代の人口が流入してくる。この点は目を見張るべきだろう。

物語の範囲を超えた感染力。「ソンビ」そのものが販売戦略のヒント。
それが関心や知識の道標。「ゾンビ」という世界の門を通るための鍵の1つ。




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