| 11月1日(木) | 曇りのち晴れ | |
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| (千里ケ浜にて休憩 : 後がホテル「蘭風」) バッテリー危機で、今日の写真は残念ながらこれ1枚だけ |
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| 部屋で昨晩買っておいた「いなり寿司」の朝食を済ませてから 7:30 ホテルチェックアウト、出発 今日は一日平戸島を走る事に決めていた。日程的にも十分余裕はある。地図を眺めると意外と 島は大きい。南北で45q程あるので、一周とすると100qは越すだろう。それに山道も多そうだ。 そこで北半分を回る事にしてホテルを出発する。ただ、このホテルにもう一泊するのもつまらない ので、出来れば何処か快適な浜辺でキャンプをしようと思っている。 次は時計回りで行くか、反時計回りかで迷ったが結局時計回りを選択。根拠はない。大体の選択に 大した根拠などないのだ。これが失敗だった。 島の主要幹線道路、国道383号線に向かおうと町を出るといきなりの登りが始まる。2q程も続い たたろうか。登りつめて、左に平戸大橋や昨日走ってきた対岸の九十九島と呼ばれる海域を見なが ら進むと快適なダウンヒルとなる。下りきったところに広い砂浜が広がってくる。 浜に着いて、右手に建つホテルを見上げて、やっと思い出した。うかつと言えばうかつな話しだが このホテル「蘭風」には今年の4月にバス旅行で家人と泊った。中国雑技団のアトラクションを見な がら夕食を食べたものだ。前面の海水浴場は早朝散歩をした所だ。 この浜には水場がありチャンとと水も出る。トイレも水洗。キャンプ適地なのだが、如何せん、未だ 8時15分だ。いくら何でもこの時間に設営は早すぎる。逆周りしていればこのあたりは午後2〜3時 くらいになるはずで、迷わずキャンプできたのにと悔しい思いをする。しかし未だ先にいくらでも適地は あるだろうと思い直し、ゆっくりと「お茶」にして、眼前の景色を見ながら、思い出に浸ってみる。 40分位のんびりしてから出発。北風が強くウィンドブレイカーを着込む。このあたりの海岸線を走ると 風に逆らって平戸海峡に向けて潮が満ちていくのが、その流れだけではなく、ザザザという音でも はっきりとわかる程だ。相当水位差が激しいとみえる。 「川内(ここでは、普通にカワウチと読む)」の町で昼食用にパンを3ケ購入。 しばらく海岸から離れて山道を走ると、右手に「宝亀教会(ほうききょうかい)」に至る細い道が現われ る。本当にこの道で良いのかなと思いながら登りつめると、赤レンガに白の漆喰のコンントラストが眩し い教会が見えてくる。若い娘なら「かわいい!」と声を上げそうな教会だ。平戸で一番古い教会だそう で、ヒトケのない内部に入ってみると、中もやっぱり「かわいい」。 「柵」がありそれより中には入れなかったが、ここが教会としても苦慮した所なのだろう。一応「平戸市」 としても観光名所としているので協力しないわけにもいかなだろうし、信者の祈りを邪魔してもいけない し、さらに心無い観光客に荒らされてもたまらないだろう。そこで「柵」ということになったのだろうが、 いわゆる「観光客・参拝者問題」はそもそもその区別がつかない性質のものなので悩ましいところだ。 (後でわかった事だが、若き友人のT君夫妻がここで結婚式を挙げていた。) 300円(これが財布のなかの100円玉すべて)を献金して、先へ急ぐ。 相変わらず山中の道を5q程走ると(峠もいくつかあり、歩く)、平戸島を南北に分ける「くびれ」の町へ 下り着く。ここを「紐差」と書き(ひもさし)と読む。ここには「紐差教会」がある。国道R383からもよく見 える高台にあり、宝亀教会と比べるとはるかに大きい。 教会のすぐ下に自転車を停めて歩いて登る。真っ白で高々とどっしりしており、このあたりの中心の教会 かと思われる。やはり無人だったが、同じように「柵」が設けられていた。 玄関に張られた各種張り紙を見ていると、(宝亀教会でも同様だったが)この教会が「学校」「集会所」 「公民館」的な役割を果たしていることが良くわかる。日常的に教区の信者の「お世話」をしており、その 「魂」に責任を負っている姿が読み取れる。多分、住民にとっては「教区」の方が「行政区」より身近なの だろう。 500円(まさか10円というわけにもいかず)を献金してのち、境内?のベンチでのんびりと休み、町中で 昼食用に牛乳を買い込んでから、島を北西方向に横断にかかる。(県道60号線) 10:30 教会発 11:30 山道を走って県道19号線へのT字路に出る。 そろそろ昼時なので、丁度そこで農作業をしていた男に、この近くに気持ちの良い浜辺がないかと聞く と、どこから来たのかとか何日目かなどといろいろと逆に質問された後にやっと、 南に下ると「人津久の浜(ひとつくのはま)」や「根獅子の浜(ねしこのはま)」などきれいな浜辺があること を教えてくれた。 南へ下ると、またその道を登ってここまで戻り、平戸方向へ進む事になるのでどうしようと思ったが、 せっかく教えてくれた人が目の前に居り、それとは逆方向に行くのもいかがなものかとと考えて、南へ 坂を下る。確かに今は快適な走りなのだが、戻りの登りを思うとそれに浸ってばかりはいられない心境 なのだが、確か聖書にも「先の事を思い煩うな」というようなことが書いてあった事を思い出す。これも 教会廻りをしたおかげだ。 今回の旅行を通じて面白い事に気付いており、この平戸の島周りでそれを確信した。どこに行っても ちょっとした集落には必ずと言っていいほど「針灸・マッサージ屋」があるのだ。屋久島ですら同じだ。 「こんな小さな村にお客がいるのかな、営業が成り立つのか」と看板を見かける度に思ったものだ。 右手に「人津久浜」が見えてきた。うまい具合に海の家のような建物がありその前面がデッキのように なっていたので、そこでランチ(といってもパンと牛乳とコーヒー)にする。 例によってのんびりと食事をして、昼寝までしてから 12:30 出発。 山道を登り降りしながら、進行方向が北から東へ変わる頃、 14:10 左手眼下に「生月大橋(いきつきおおはし)」が見えてくる。その先には生月島が広がる。 良い天気だ。 ![]() (4月のバス旅行の時の写真:生月島側から写す) 島に行こうか、少なくとも橋は渡ろうかとさんざん迷ったが、止めた。 しばらく高台の道が続き、古江湾を抱く小さな半島の付け根を(つまり山中)の道を走る。 この頃から、キャンプ場についての後悔と反省が始まる。つまり、夕方にかけてのコース上に キャンプ適地の海岸がないのだ。県道から大きく外れて半島の海岸を走ってみれば見付かる かも知れないが、コンビニはおろか食料品さえもないので食料にも事欠くのだ。 そんな思いで走るうちにとうとう平戸の市街地に戻ってしまった。仕方なく、恥ずかしながら 昨日の「ビジネスホテル平戸」に再びチェックインする。 15:45 チェックイン。(4800円)同じ部屋に通される。 例によって洗濯・入浴後、町の散策、夕食に出かける。 |
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| 本日走行距離 52q | 累計 937.73q | |
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