2002年12月8日　第82回天皇杯2回戦「川崎×鳥取」（等々力）

2002/12/8 天皇杯2回戦			GK	17吉原慎也
13:00　くもり　1,885人			DF	32岡山一成　30渡辺匠　2伊藤宏樹
等々力陸上競技場			MF	15塩川岳人　7鬼木達　14茂原岳人　19林晃平　10マルキーニョ
川崎　×　鳥取			FW	4アレックス　27我那覇和樹
6	2-0	0	得点	茂原岳人①(0分)　我那覇和樹②（9分, 46分）　アレックス①(53分)　黒津勝①(82分)　塩川岳人①(89分)
	4-0		交代	18今野章（59分マルキーニョ）　24黒津勝（75分アレックス）　21小林康剛（84分我那覇）

このシーンが6回も！

前半開始。
…と思った0分、いきなり右サイドから茂原が抜け出しゴール！！
茂原、今シーズン初ゴール！
この日の茂原は良くボールを触り、ドリブルパスとも持ち味を発揮していていた。
また、いくら開始0分残り89分あるとはいえ、この1点で非常に余裕が生まれる。
そして9分、我那覇のゴールで2点目。

全体的にボールを支配して、前半終了直前に相手ゴール前でFKを得る。アレックスの左足ゴールマウスを捕らえるが、相手GKの攻守に得点ならず。
このまま、前半は2-0で終了。

後半は得点ラッシュ。

前半同様、すぐに得点が生まれた。キックオフ直後の
46分、CKから我那覇がボレーで決めて3-0！
53分には左から切れ込んだアレックスのシュートが決まり4-0！

サイド攻撃からチャンスを掴むが、ゴール前で相手DFの体を張った粘り強い守備によって
決定的なチャンスを逸する機会が再三再四。
82分、サポーターの煮え切らない思いもピリオドを打つ。
交代出場した黒津が、うまく相手DFの裏をとりGKと1対1！
冷静にGKの脇を抜くシュートを決めてゴール！5-0！
ロスタイムの89分に塩川がシュートのこぼれ球を押し込んで6-0！
そして、試合終了。6-0勝利。

JFLチームを相手に6得点を、今年最後の等々力での試合ということでサポーターへのご褒美程度に思いたい。

次はいよいよ3回戦、J1のヴィッセル神戸が相手だ。
今年のリーグ戦はJ1復帰が最大の目標であったが、4位とあと一歩のところで及ばなかった。
現在の状況を整理するため、来年に生かすためにも重要な一戦だ。
神戸はリーグ戦最終節までJ1残留を掛けて戦ってきたチームだ。
J1とはいえ、力の差を悲観するほどでもなかろう。
昨年は準決勝まで勝ち上がり、優勝することになる清水エスパルスに1-2で敗れた。
その場所が神戸（昨年は神戸ウィングスタジアム）。
今大会も旋風を巻き起こすべく、戦って欲しい。
行くぞ、元日・決勝・国立。

■さよならマーロン選手■
試合終了後、マーロン選手(＝写真下)がサポーターの「マーロン！」コールに応え来てくれました。
11月9日の第42節対大分戦でゴール後に怪我をしてしまい、それ以降試合から遠ざかっていました。
また、先日クラブから今シーズンをもっての契約満了が伝えられました。
（ブラジル・ジョインビーレECから期限付き移籍）

10月13日の第37節対C大阪戦ではロスタイムに決勝点を上げ、
等々力の2万人のサポーターが彼のゴールに熱狂したのは記憶に新しいところです。
また、長身を生かしたポストプレーとヘディングシュートは相手チームにとって脅威であり、
フロンターレサポーターには心強い選手でした。

本日の対SC鳥取戦が、チームに帯同する最後の試合だそうです。
彼の今までのフロンターレでの活躍を感謝すると共に、これからの活躍を祈っています。
ある日、あなたの新天地（orレンタル元のクラブ）での活躍を耳にできれば、
それはフロンターレサポーターにとっても誇りです。
"Let's go MARLON, MALON Yeah!"
Obrigado, MALON!

【マーロン】
MARLON DE SOUZA LOPES　
1976年9月5日ブラジル生
186cm/80kg　FW　背番号33
23試合 1,864分出場　12得点