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ワンちゃんについて私が気づいた事などをお伝えします。
『すべてが教科書通り、絶対!』なんてことは難しいものです。
なぜならその子その子で個性もあり同じ兄弟でも違います。
でも色々な事を試すことで、沢山の中からよりその子に合った選択をしてあげられると思います。
その選択の中の一つとして、お役に立てればと思います。



皮膚アレルギー

最近では犬種に問わず多く見られるのが皮膚アレルギーです。じぇむでは、私の経験から改善方法をお伝えしています。
すべての子にこの方法が適しているとは言えませんが、じぇむの子だけでなくお客様の子でも良い結果が出ています。
詳しくはご来店の際お問い合わせ下さい。


お家でのお手入れ

じぇむでは、特に長毛種の場合、ブラッシングまではオーナー様の管理だと考えています。
なかには『それをしてくれるところでしょ』と思われる方も多いと思いますが、毎日ブラッシングの為に通えますでしょうか。
毎日通う時間を作るのは難しいと思います。毎日でなくとも長くて1週間、何もしなければ毛玉になります。毎週でも通うのは大変ですよね。
じぇむでもお迎えの時などにブラッシングを見せながらアドバイスしたりしましたが『やっているけど難しくて・・』と言われるお客様が多くいらっしゃいました。
でもやらなければ毛玉になり時間をかけて梳いてもまた繰り返しではワンちゃんもトリミングが嫌いになってしまいます。
また、老犬の場合、興奮したり噛み付いたりする子はワンちゃんの体の負担を考えるとお断りされてしまうケースもあります。
それでも長毛種ですから毛は伸びますよね。手入れをしなければ酷い状態になってしまいます。
そんなトリマーさんがやりたくない・・と思うような子にするよりは、どこに行っても可愛がられる子褒められる子になった方が
すっと先のことを考えても『お手入れが好きな子』に育てることで後々まで御愛犬にもオーナー様にもプラスになるのです。
実際あまり酷く毛玉になっていれば、長めのフワフワ感のある可愛らしいカットなどと注文をいただいても
毛玉を取るだけで時間もかかりワンちゃんにも負担をかけ、そういったカットをするだけの毛も維持できず御希望通りに仕上げるのは難しいのです。

そこでじぇむでは、ワンちゃんとオーナー様、そしてカットをする私達、みんなが良いようにと考え
上手にブラッシングできるよう、その子に合ったやり方を御説明しています。
苦手なところはほとんどの子にあります。工夫一つでやりやすくなりオーナー様にとってもワンちゃんにとってもお手入れが楽になります。
その子によって嫌がる所も違いますから、その子に合った対処を実際にお見せしながらアドバイスしたいと思います。
御愛犬がいつもキレイになっていれば周りの方からも今迄以上に褒めていただけるでしょうし、やり方が分かればワンちゃんも痛がらないので
慣れればワンちゃんが寝てしまうくらい嫌がらずにやらせてくれるようになると思います。
ブラッシングを覚えることで一番のメリットは、毛で隠れていて見えない皮膚の状態や、イボなどの腫瘍、傷などケガの早期発見にもなります。
ただキレイになるだけではなく健康を管理する意味でも大切なことですので気になることや分からないことなどお気軽にお問い合わせ下さい。



しつけ

ワンちゃんにも『反抗期』があるのを御存知でしたか?だいたい5ヶ月過ぎくらいから1歳半くらいまでの間でしょうか。
トリミングに来ている子をみていると、その時期がよく分かります。
生後3ヶ月、ワクチンを終えトリミングに来始めます。初めての時はだいたいビックリして固まるか、全部がイヤイヤのどちらかです。
そこから2,3回はトリミングの工程も覚えやらせてくれるようになるのですが、ある時からまた1,2箇所強く嫌がるところが出てきます。
この頃が反抗期なんですね。我が強く出て意思表示をハッキリするようになります。
この時期は、その子の性格をみて上手に対処しないと後々扱いにくい子に育ってしまいます。怒りすぎてもダメですし思うままにさせてもダメ。
褒めながらもこちらの要求していることが終わるまでは我慢させることが大事です。
とにかくこの時期は焦らず何度も教えることが大切だと思います。諦めないで!下さいね。
いけない事と良い事、かける言葉を家族で決めておくとワンちゃんも覚えやすくなると思います。


病院へ行く際の注意

よく動物病院でワンちゃん同士を合わせたりしてお話している方がいます。でも考えてみてください。
お互い来ている理由が分かっている場合は別ですが、どんな理由で来ているか分からない場合伝染性の病気だったらどうでしょう。
うつされてしまいますよね。逆に連れて行っている御愛犬が伝染性の病気でも相手にうつしてしまう可能性があるわけです。
診察を受けるまでは、どんな病気か分からないわけですから、これはオーナー様のエチケット、マナーだと私は考えます。
中・大型犬は難しいとしても、小型犬はやはりキャリーなどの移動用ケージに入れて病院に行かれることをお勧めします。
特に仔犬のワクチンに行かれる際は、『可愛いわね〜』などと触られそうになった時には
『申し訳ありません、まだワクチンが終わっていない子なので・・』と触るのをお断りさせていただくことも大切だとおもいます。
伝染病の怖さ、理由が分かっている方は御理解していただけるとおもいますよ。


肥満改善

※小・中型犬は1歳半以上、大型犬は2歳以上の子を対象にした肥満対策です。
背骨を触れないほどパンパンに太ってしまった子、いますよね〜。『ウチの子だ・・』と思われた方、ダイエットさせましょう。
太りすぎで心臓病になり亡くなってしまった子や股関節に負担がかかり足腰を傷めてしまった子を見てきています。
そこまで太ってしまった子に『運動で痩せる!』なんてことは逆に恐ろしいです。なんでも加減が大事です。
じぇむではまずは食事の量を減らすことを勧めます。
今までのフードの量を3分の2に減らし、少ないと感じているようなら減らした3分の1をキャベツやブロッコリー、人参といった野菜で補うことで
物足りなさを軽減させられるとおもいます。これを続けることで徐々に体重も減り2〜3ヶ月をかけゆっくりとワンちゃんに負担が無くダイエット
させることが出来ます。太っている時はワンちゃんも動きたがらないので運動不足になり、さらに肥満に拍車がかかってしまいますが
体重が減ることによりその子にとって丁度良い体型になれば当然体も軽くなり自然と動くようになります。
肥満のワンちゃんにとってシンドイお散歩が楽しいお散歩に変われるとおもいますよ。

老犬になれば様々な病気は出てきますが、若い頃から病気にさせるような飼い方は避けた方が良いですよね。
大切にされている愛犬が苦しむ姿などオーナー様なら見たくないはず。肥満はオーナー様の飼い方の結果です。
その子にとってのベストコンディションを知り、維持していくよう心がけてあげてください。