自然流ガーデニング(ビオトープ)




2002/4/3  ビオトープガーデン全景



2002/4/3

昨年蒔いたアベマキ?のドングリが無事発芽した。



2002/4/3

菜の花も満開!甘い香りに誘われて色々な昆虫が訪れます。
子供の頃はツマキチョウが沢山訪れましたが、近年滅多に
見る事が出来なくなりとても残念です。




2002/4/3

ミツバツツジが彩りを添える。



2002/4/3

ニリンソウも咲きそろった。
ちなみにイチリンソウ、サンリンソウという植物もあります。




2002/4/3
コナラの芽吹き!



2002/4/3
今年もプランター栽培のコナラが花を付けた!
果たして秋にドングリは生るのかな?昨年は、
残念ながら落ちてしまいました。





2002/6/30

春に花を咲かせたコナラが、小さなドングリを実らせた。
まだ、直径4ミリ程の大きさだけど、今から秋が待ちどうしい。

園芸の本によるとクヌギやコナラは、実生から20年位経たない
とドングリを実のらさないそうです。しかし、このプランターのコナラ
は、実生から約4年でドングリを実らせたのです。

私の考えでは、夏場に水が切れ気味の厳しい生育環境なので、
種族保存の為に、こんなに早くドングリを実らしたのではないか?
と考えております。私は、図鑑に載っている事全てが正しいとは
思っていません。今までも、その様な経験が幾つもあります。

自然の勉強は、自分の目でフィールドに出て確かめる事です。





2002/9/28

少ないけどコナラのドングリが生った。
初夏には小さなドングリが沢山生ったが、
秋までに成熟しないで殆ど落ちてしまった。



2002/9/28



2002/9/28 ビオトープガーデン

1997年に発芽したコナラも樹高3メートルを越えた。
しかし、まだ花を咲かせない。早くドングリ拾いをする
子供たちの姿をみたいものだ!



2002/9/28

発芽して1年のイロハモミジのミニ盆栽
樹高約20cm



2002/9/28

裏庭の作製中の台場のクヌギ(山オヤジとも最近は呼ぶ)

クヌギやコナラは、炭やシイタケ栽培のホダギで使う為に電気やガスが
普及するまでは定期的に伐採され利用された。

繰り返して同じ場所で伐採されると、拳を握った様な形に変形していく。
この様な奇妙に変形したクヌギの木を「台場のクヌギ」とか「山おやじ」
と呼び、枝打ちされた部分は腐朽してウロになる。ここが天然のオオクワガタ
の絶好の隠れ家となっている。夏場には樹液を出し昆虫レストランとなります。
まあ、自宅ではオオクワガタと同じドルクス属のコクワガタ位しか来ないと思いますが・・・。




2002/9/28

発芽して1年のオニグルミ

樹高約30cm




2003/4/22

昨年、蒔いたカシワのドングリが無事カワイイ芽を伸ばし始めた。

つい最近まで私は、カシワがブナ科でドングリが生る事を知らなかった。

今、疑問に思っているのは、双葉も人の手を広げたくらいの大きさになるのか?見守っています。
他の実生栽培経験のあるブナ科のクヌギ、アベマキ、コナラ、ミズナラの双葉は、ほぼ本葉と同じ大きさでした。


現在、双葉の大きさは約5ミリ




2006/4/1

ビオトープガーデンを始めて今年で9年目。

実生栽培のコナラは、すくすくと成長して電線まで届いてしまった。
夏場は葉が生い茂り草花が育たなくなり、本当は大きく育てたかったのですが、木が眠っている時期の2月に剪定しました。
コナラは炭になるので硬いのは知っていましたが、本当に超硬かった!ノコギリで剪定したのですが、血管が切れる程の力を
入れてやっと剪定完了。チェーンソウを買おうかと思いましたよ。本当に。あとは、ヒコバエ(脇芽)が無事出る事を祈ります。

今年は剪定箇所から夏場に樹液が出る可能性大!念願のカブトムシ、クワガタムシが庭で採集出来るかなあ?

写真では分かりませんが、新芽もあと少しで開き、カワイイ白銀の新芽を見る事が出来ます。ワクワク♪





これは10号鉢で栽培している実生のクヌギ。
毎年冬に剪定しているので、頭の部分がゴツゴツしてきました。何故毎冬剪定しているかって!
それは、オオクワガタが住み着く台場クヌギ(山オヤジ)のミニ盆栽風を作る為なんです。
大分らしい姿になってきました。オオクワガタ採集マニアの方々、如何でしょうか?






よ〜く見ると何かの卵が付いています。皆さん分かりますか?卵も擬態するんですね。驚き!
実はこの卵(卵のう)は、ハラビロカマキリのお母さんが生んだものなんです。昨年の秋、鉢の側をウロウロ
歩いていたのを目撃していましたから。卵を産む条件に最適だったのでしょう。気に入ってもらえて嬉しいなあ!

孵化は5月。楽しみ♪






2006/9/2


自宅のクヌギはまだ樹液を出さないので、バナナトラップを仕掛けてみました。
結果は昼間なので、シロテンハナムグリが5頭バナナを美味しそうに舐めていた。

8月の中旬に仕掛けたバナナトラップにはな、なんとコクワガタの雄2頭が訪れました♪
小学生の頃に自宅にあったイチジクには沢山のコクワガタが訪れ、夜間部屋の窓
から手を伸ばせば簡単に捕まえる事が出来たのを懐かしく思います。


皆さんも自宅にクワガタ、カブトムシ、カナブンを招きませんか?

バナナトラップの作り方

@ 熟したバナナと焼酎、ストッキングを用意します。

A 皮の付いたままバナナをストッキングの先端に詰めます。

B バナナを手でグシャグシャに潰します。

C 焼酎をかけて、もう一度グシャグシャにして混ぜます。

D 匂いが辺りに届き易い木に結びます。

E セットした時期が良いと数時間でタテハチョウの仲間が集まり始めます。

F 数日で完全にバナナが発酵すると、昼間はカナブンが集まり夜間はクワガタ等が集まります。






注意! スズメバチも集まりますので、気をつけて下さい!








2006/9/3



ユズリハの変種で、わい性種のエゾユズリハの苗を植えた。
常緑樹は四季の変化が少なく好みではないのですが、
ユズリハの樹液でカブトムシ、クワガタムシが採集可能
なので、自宅に樹液の匂いを嗅ぎつけて集まってもらう
為に植えましたが、寒地に分布の木なので無事に育つか心配です。





2006/12/12



エゴノキの紅葉が見頃となった。温暖化の影響で今年は例年よりも遅い。

狭い庭だけど、毎日カワイイ姿のシジュウカラとメジロが遊びに訪れます。


BBSでも書いたが、今年はコナラ、クヌギ、カシワ、ミズナラのドングリを1個も
拾う事が出来なかった。実生栽培を楽しむ予定だったのにとても残念!

ドングリを食べているクマ、リス、ネズミ、昆虫たちがとても心配だ。





2007/1/2

自家製シジュウカラ用バードフィーダー餌はヒマワリ。
買うと数千円もするので、自作。
本体はカブトムシ、クワガタ用の飼育ケース。


出窓前のヤマボウシの木に設置後、約1週間で餌がある事に気付き食べてくれました!
シジュウカラって可愛いので大好きです♪







ヒマワリを口にくわえてるのが分かるかな?




2008/2/20

今年でビオトープガーデンを始めて10年です(^0^)

里山のコナラも10年おきに伐採して男性の腕くらいの太さに成長した木を椎茸栽培の
ホダ木や、炭や薪に昔は利用していましたが、電機やガスが発達して、里山コナラや
クヌギなどの落葉樹が伐採されなくなり、木が生長しすぎて林床に光が届かなくなって、
光を好む貴重な野草が激減してしまったのです。

里山保全を見習って、右側のコナラ1本を伐採してみた。
春のひこばえ(脇芽)が出てくるのが楽しみです。




1996年秋に蒔いて1997年4月に発芽した新治産コナラ
高さ12cm



2008/2/20

根本から伐採した実生コナラ。
高さ4メートル

流石に硬くてもちがいい備長炭に使うコナラ。ノコギリで伐採したけど、とても硬かったです。



2008/3/26

今朝、小さな新芽を5個発見!(^0^)
分かるかな?

今度は株立ちに仕立てようかな?



2008/4/20

ひこばえ(脇芽)が小さな葉っぱ広げ始めた。
茎の長さは3cm程。今年1年でどれくらい成長するのかな?



2008/5/5

ひこばえ(脇芽)の本数を調べたら17本!
中央が切り株で放射状に脇芽が勢いよく伸びている。
樹高約40cm程。





2014/5/5

2008年にコナラ、クヌギは一度伐採しましたが、今も元気に育っています。
昨年の夏には、クヌギの樹液が出てカナブン姿が(^0^)
珍百景で、カブトムシが集まる木で紹介されたシマトネリコも数年前に植えたので、
自宅でカブトムシやクワガタムシを採集できる日も近いかな?




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