駿府城址の近くにあり、江戸時代から続く老舗です。そばの流儀は京から駿府、江戸へと広まり、江戸時代の終わりに徳川幕府最後の将軍である徳川慶喜が駿府に隠居したときに、そのご家人から、江戸流儀の注文がついて変化し、今の静岡のそばなったのだそうです。
白木を基調とした清潔な店内で、テーブル席、こあがり、座敷があり、ゆっくりできます。
そばは霧下そばの「せいろ」、さらしなの「大御所」、変わりそばの「茶っきり」があり、その三色と海老の天ぷらをセットした「駿河そば」と「せいろ」をいただきました。いずれも細く、穏やかな懐かしい食感のおそばです。せいろはこしがあってなめらかです。大御所は真っ白でもちもち感、茶っきりは色も緑で、お茶の香りが漂います。空腹だったのでせいろを追加しました。
お酒は静岡と京都のお酒があり、静岡の二種類をいただきました。肴は新鮮な魚介があり、美味しいです。
静かにゆっくりお酒とそばを楽しめます。
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