すし屋通りから露地には行った、比較的静かなところにあり、店内は庶民的で温かい感じです。椅子席の小さなお店です。階段がありましたので2階も客席があるのかもしれません。 天ざる大(海苔なし)をいただきました。そばは極細でこしがあり、つぶつぶがみえますがなめらかです。清冽なそばです。量もしっかりあります。お汁は多少甘めで、濃く、味わい深いです。薬味はねぎと大根下ろしと生姜。お汁は天ぷらと共用です。天ぷらは大きな海老と野菜。おいしいそばでした。 夜もよさそうです。 常連さんらしい人々がみえていました。 追記(平成17年1月) 「そば般若」という変わったメニューがありましたのでそれをいただきました。そばは以前と同じで清冽なもので、般若湯をかけて上に海苔がかかっています。お汁は茶色っぽい色で、ねぎと秘蔵の薬草と般若湯が入ったもので、かなり強い薬草と般若湯の香りがします。味も薬草が強いです。全体の印象として、「口当たりの良い細い蕎麦を薬草のお汁でいただく、不思議な味と香り」です。始めての味です。浅草に行かれたら試されたらいかがでしょう。
もり 700円、妙興寺そば 1,000円、天ざる 1,700円、そば般若 1,150円 豆腐の味噌漬け 600円、 茄子の田楽 650円、 般若湯金杯辛口小 650円