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解説: インストールやデータの読み込みなど、ユーザーを長い時間待たせる時、進捗具合を表示するため使われるコンポーネントに ProgressBar があります。 今回は、これと似ているコンポーネント CGauge を使ってみます。 このコンポーネントは、処理が何%進んだかが表示されます。具体的な数値が分かるので、進捗状況をユーザーに知らせることが容易にできます。時間がかかる処理などでは、ProgressBar や CGauge コンポーネントを上手く使うと良いでしょう。 使用例: 以下の例では、0〜100%までの進捗状況を CGauge に表示させています。 コンポーネントは、 Button と CGauge を適当に配置するだけです。 Button1 の OnClick イベントでは、CGauge1 のゲージを 0 にして、100%になるまで Progress を進めます。処理が早いとあっという間に 100%まで行ってしまうので、Sleep を入れて適当に時間調整をしています。 実際のファイルを開く場合、処理の進捗とどのように CGauge を関係づければよいのか、時間のある方はコーディングしてみてください。後できっと役に立つ時が来ると思いますよ。 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { CGauge1->Progress = 0; for ( int i = 0; i < 100; i++ ) { //タイムラグを設ける Sleep(10); ++CGauge1->Progress; } } //------------------------------------------------------------------- |