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ParamStr でアプリのパスと名前を取得 

更新 : 2010/05/15

 



解説:
ParamStr は コマンド行に指定されたパラメータを返します。
Index の値が 2 の場合には、2 番目のパラメータが返ってきます。値に 0 を指定すると、実行プログラムのパスとファイル名を取得できます。プログラムでは、こうした場面にたびたび出くわすので、使い方を覚えておくと後々役に立ちます。

使用例:
今回は、ParamStr の Index に 0 を指定して、アプリケーションのパスと実行ファイル名を取得しています。

コンポーネントは、 Label をふたつ適当に配置してください。

コーディングを見ていきます。
アプリを起動すると、ParamStr(0) の結果が変数に代入されます。
Label1 には、取得した変数から ExtractFilePath 関数を使って、アプリケーションのパスを表示しています。
Label2 には、同様に変数から ExtractFileName 関数を使って、ファイル名を表示しています。
ExtractFilePath 関数、ExtractFileName 関数に関しては、ヘルプを参照してください。

時間のある方は、パラメータを指定して起動するアプリを作成してみてください。

//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::FormCreate(TObject *Sender)
{
    //コマンド行に指定されたパラメータを返す
    AnsiString app = ParamStr(0);

    //プログラムパス取得
    Label1->Caption = ExtractFilePath(app);
    //ファイル名取得
    Label2->Caption = ExtractFileName(app);
}
//-------------------------------------------------------------------



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