ホーム
|
アプリケーション | Tips | ダウンロード | プログラム
| コラム

CBアプリ工房


Tips >   

「ファイル名を指定して実行」 で引数付起動 

更新 : 2010/05/15

 



解説:
アプリケーションを、通常起動、何かの条件を付けて起動、などで切り分けたいときがあります。
通常起動は実行プログラムをダブルクリックすればよいです。
条件を考慮する場合、「引数付き」で起動させる方法があります。

今回は、「ファイル名を指定して実行」 から引数付きでアプリを起動してみます。

引数付きアプリは、ParamStr を使ってコマンドラインからパラメータを取得して起動させます。
ParamStr(1) とすると、実行プログラムに添えられた 1 番目の引数が返ります。
ショートカットを作っておけば、もっと簡単に起動することもできます。


使用例:
アプリケーションをダブルクリックすると通常に起動されます。
「ファイル名を指定して実行」 の 「名前」 に "D:\Project1.exe -s" などと入力して起動すると、
"引数付きで起動しました!!" の文字列が表示されます。

準備としては、Label をひとつ適当に配置するだけです。
Label1 の Caption に "通常起動" を代入しておいてください。

引数付きでアプリケーションを起動すると、OnCreate イベントハンドラに記述したコードによって、その旨のメッセージが表示されます。


//-------------------------------------------------------------------
void __fastcall TForm1::FormCreate(TObject *Sender)
{
    // 引数がある場合(「ファイル名を指定して実行」 から起動)。
    if (ParamStr(1) == "-s")
        Label1->Caption = "引数付きで起動しました!!";
}
//-------------------------------------------------------------------



[ ホーム | ページトップ | ブック | リンク | サイトマップ ]
Copyright(c) 2003 Shibu All rights reserved.