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解説: アプリケーションでは、レジストリの値を取得したい場面が多々あります。たとえば、記録された値を基点として、何かを計算させたり、値を書き換えて変化の推移を見たり、などいろいろに使えます。 今回は、レジストリから Windows をインストールした日時を取得してみます。 この日時は、エポック秒で記録されています。 使用例: アプリケーション起動後、Button1 をクリックしてください。 レジストリに記録された Windows のインストール日時が Label1 に表示されます。 準備として、Button と Label を適当に配置してください。 Button1 の OnClick イベントハンドラで、レジストリから Windows のインストール日時を取得しています。日時はエポック秒で返ります。 エポック秒を日付などへ変換したい場合は、「エポック秒を日付に変換する」 を参考にしてください。 同様に、レジストリに関しては 「Registry で Form の位置を記録」 を覗いてみてください。 #include <Registry.hpp> // 追加 //------------------------------------------------------------------- void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender) { TRegistry *reg = new TRegistry(); reg->RootKey = HKEY_LOCAL_MACHINE; // キーを開いて値を取得 if (reg->OpenKey("Software\\Microsoft\\Windows NT\\CurrentVersion", false)) { int value = reg->ReadInteger("InstallDate"); Label1->Caption = IntToStr(value); } reg->CloseKey(); delete reg; } //------------------------------------------------------------------- |