未確認飛行物体・異星人
ナビゲイター
(1986)
FLIGHT OF THE NAVIGATOR
THE NAVIGATOR

未知の金属生命体のUFOと少年の友情を描いた有名作。
メタリック色の喋るUFOでCGが奇抜だった。爽快感がありテーマ曲も良かった。
サイダーやレモネードとポテトを用意して30インチ以上の大画面で見るといいと思う。50以上は・・・
教育的指導にノックダウン(知る人ぞ知る)故・淀川長治さんも誉めていた作品。(ウチもオススメ(^^)
子供がいたら必ず見せてあげたいキッズ度満点の映画です。UFO物なら定番の老舗CBS映画。
この映画にインデペンデンス・デイのような内容を期待してるのなら見当違いです。
★★★★★
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コクーン
COCOON (1985)

若返りの内容を扱った映画。健康な肉体に戻った老人達がハッスル。プールが印象的。
アトランティスの宇宙人と一緒に宇宙に旅立ってしまうという奇想天外な物語。

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コミュニオン/遭遇
COMMUNION (1988)
クリストファー・ウォーケン主演

ある作家の異星人との体験

明るい家庭を育んでいたウィットリーだったが眩い光に襲われてから医者のカウンセラーを受ける。
何を体験したのか催眠術で体験を再度振りかえる。
ビジターとコンタクトマンの遭遇。次第に”彼ら”の目的を自己解釈していった。
作家ウイットリー・ストライパーの体験談を元にした映画である。
ウォーケンの明るいオフザケも多く映画というより僅かにドキュメント的で何かが違う。
かなり固いイメージでの先入観を抱いて見始めてしまうが実際はフリーな演技の作品。
想像と妄想が入乱れてコウノトリは宇宙人ですみたいな・・・。
最期のテロップを見てもあなたの出会ったものと私の出会ったものは違うとも取れる。
いわば読み手の他の体験者に先にお断りしておくものだ。
真実だろうが何であろうがどうでもいい。浣腸した映画って(笑)体験記としては目新しいものではないです。
スランプでも著名作家が久し振りに出版したらそりゃ300万部(出る)でしょ。
☆☆☆☆
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宇宙人東京に現わる
(1956)
地球人東京に現わる!(ん?)

のどかな日本で頻繁にUFOの目撃が多発。
一方、パイラ星人は自分達が醜いと言われ地球人だって醜いではないか!と憤激する。
そして潜入計画を言い出した1人が自ら進んで地球人に変身して潜入し仲間もサポートする。
地球人の美学と道徳はどう違うのか。
しかしある研究者が水爆以上の破壊力に匹敵する数式を弾き出していた。
パイラ人はその数式に一目で気づき正体を明かし危険な用途になると制止。
その折に燃え盛った超新星”R”が地球に接近し人類最大の危機が訪れた。
世界各国から水爆が打ち上げられたが”R”はビクともしない。
恐慌に包まれた日本は道路が灼熱し化し建物は熱風で崩れていき生物が次々と倒れていった。
僅かに地下に避難した人達の命運は・・・。

核兵器と戦争。
パイラ人が人類に友好的で平和な使者として手助けをする。
人々の避難する姿は戦争から逃れる人々を髣髴する。
長崎・広島の悲劇を知っているパイラが日本に来た意図は正しき道を歩ませるため。
数式を元にパイラ人が兵器を開発し辛くも”R”の破壊に成功する。

1つ目のあるヒトデ型の宇宙人。図鑑等でもよく見かけた懐かしい姿に愛嬌がある。
大映路線では異色の総天然色SF。
特に宇宙軒という大衆小料理屋など繁華街の裏路地が昭和なノスタルジックで娯楽は娯楽に通じるショーもある。
これはシリーズ化して何本か製作したほうが後年の技術でより良い作品が生まれたはずなので惜しい。
後に円谷プロでこういう路線や奇怪な姿の宇宙人の基礎となっている作品の1つ。
特典にはカラーの解説書と大きいポスターも封入されているので映画ポスターコレクションのマニアも必見。

その後どういうわけか、
アニメーション映画「風の谷のナウシカ」の巨神兵を登場させた、
「巨神兵東京に現わる」 劇場版 (2012)が制作されてる。
★★
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ザ・コンタクト
Groom Lake (2002)
監督:ウィリアム・シャトナー

グルーム・レイクでUFO目撃例が多発。人々が集まり異常事態に発展する。
施設の責任者は国防省からの担当者を遠巻きにし、専用スーツに守られた液体の宇宙人を元ある場所へ解き放つ。

作品自体はジョディーフォスター出演の「コンタクト」。。。とは当然、大分違います。
ロズウェルやエリア51と並ぶ・・・グルーム・レイク(聞いた事も無い)
シリアス路線を期待していたので前半の脇道に逸れた軽さと酷な扱いが入り込むのに不十分で頂けない。
脚本を計算高く考えすぎたか若者向け意識と後半で救われるような開放感の準備でなされている。
余計な物は残念ながらお世辞にも通用しない。
液体であるため、大きな眼のスーツで宇宙人のイメージを模している。
体全体は「スペース・サタン」のヘクターに類似。
ドタバタで連れ出されて弱っている宇宙人を急遽助け出し開放するというSFチックな展開。
主人公はアベック側。声優さんも馬鹿馬鹿しくなっただろうに「あはーうふーん」イチャイチャって。
施設の責任者はウィリアム・シャトナーが演じてる。(吹替はカーク船長の吹替版で御馴染・矢島正明)
いい加減歳だけど、この部分で持ってるのは大きい。
たった1人の国防省の担当者は少し現実味の薄さを感じさせる。
全体的にアベックの2人と外野で関心のない部分を描いてしまってる。
簡易プールのクラゲが空を飛んでいる場面は思考停止してしまう。
OVとTVM並の間。空撮カメラワークや音楽などテンポを持たせている。後半はお約束のB級路線狙い。
ジャケット通りの80年代B級の期待感を感じさせてくれればよかった。アメリカのSF魂も衰えたか。
このスタッフって・・・エンパイアピクチャーズのチームじゃん。いかにもGOサインを出しそう。
もう一線退いてスタジオの若返りを図っていると思うけど。
この年代でSFも果てしなき旅に終わりを告げる。
この頃のSFやホラーは殆ど興味ないので昔の作品のほうが良いです。
作品を探し続けるメーカーさんの気苦労お察しします。
☆☆☆
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ロボット大襲来
TARGET EARTH (1954)
製作:ハーマン・コーエン
監督:シャーマン・A・ローズ
原作:アイヴァー・ジョーゲンソン「死の都市」

1人の女性が眠りから覚めると街はゴーストタウンと化していた。
ノラ・キングはフランク・ブロックスと遭遇。
ラジオを探す途中ピアノの演奏が聞こえる場所に行くと、
ビッキーとジミー、そしてチャールズ・オーディスに出会う。
他の人々は息絶え、電気部品は抜き取られていた。
僅かな生存者たちの真上にはロボットの大きな影が現れる。
チャールズは逃げ出すが、ロボットが放った怪光線の前に倒れる。

金星のロボット軍。
ロボットが劇中に姿を現しているのは常に1体のみ。
頭部には光線を出す1つの窓と四角い体。ライフルの弾さえ跳ね返す。
生存者たちは個人的な悩みも抱えている。
拳銃を持った無法者も現れる。
超音波による攻撃でロボットのシステムは破壊される。
敵が鋼鉄をカバーしてくる予測をして対抗手段についても言及している。。
シンプルで未知数な事にはあまり踏み込まず基本のモンスターパニック。
序盤の誰も居ない街や、立て篭もりの雰囲気があるため、
人類SOS!THE DAY OF THE TRIFFIDS (1962)と同じものを感じさせる。

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地球の静止する日
THE DAY THE EARTH STOOD STILL (1951)
監督:ロバート・ワイズ
製作:ジュリアン・ブラウスティン

UFOがワシントンの広場に降り立ち、1人の宇宙人が現れ間違った方向へ進む人類に対しコンタクトを図る。
そしてメッセージを残して去っていく。

医学が発達しており蘇生も可能。
クラトゥはハンサムな宇宙人。
UFO内部は触れずに手の動きだけで操作するセンサー式。
地球外から宇宙全体の国連安保理のための使者に訪れたという感じ。現代にも通じる。
警官の役割を果たすゴートと呼ばれるロボットは目の部分から破壊光線も使う。
クラトゥ・バラタ・ニクトは他の作品でも聞き覚えのある呪文。UFOの入り口を開けるためのアリババ。
緊張の渦の中、不安に怯える人達。
賞金稼ぎのように富と名声に目が眩み人が変わる者まで出る始末。
演技と演出の特徴柄、温かさもあるが、苛立つようなギスギスした関係も生み出している。
交流、狂った歯車、ラストのどんでん返し。
クラトゥがベンソン夫人に恋をしたかどうかまでは分からない。

収録音は録音レベルがかなり低いので視聴の際は調整が必要。
映像はリマスターされているのでピンボケしてない。

後にキアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー出演でリメイク映画が制作されてる。
「地球が静止する日」 THE DAY THE EARTH STOOD STILL (2008)

「宇宙戦争」
THE WAR OF THE WORLDS (1953)
KAMPF DER WELTEN [独]
トム・クルーズ、ダコタ・ファニング出演でリメイクもあったように地球は何かと大変だ。
「宇宙戦争」
WAR OF THE WORLDS (2005)
★★?
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ニューヨーク東8番街の奇跡
*batteries not included (1987)
監督:マシュー・ロビンス
製作:ロナルド・L・シュワリー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
音楽:ジェームズ・ホーナー「アバター」

白黒写真とジャズのオープニングシーン、ご年配のキャスティングや人間模様・不思議な物・所々のシーン。
レトロなアメリカン・コメディドラマの時代を感じさせるようになってます。
TVシリーズのトワイライト・ゾーンのパターンにもよく似てる。
オンボロアパートで老夫婦が営むハンバーガー店。
着々と工事を進め土地買収を企む大企業。そんな折に、宇宙から小さい円盤が飛来します。
入り口から宇宙人が出てくるかと思いきや、充電用のコンセント。
UFOの幽霊、鉄クズを食べたり、UFOバーガー、スープのダシ、
似ている形の車のホイール、ゲップしたり、感電したり。演出の数々が多彩です。
さらには子供まで生んでしまう、とんでもないUFO。技術力だけは一流で、壊れた物を直してしまいます。
ハンバーガーが無くて横の人が盗ったと勘違いして横取りしたり、パンの山積みが浮かんでたり、
会話中にコーヒーを入れたり、チャンバラしてたり、スライドさせると腹の出た絵だったり。
変なものに出くわして呆然としてしまうだろうシーンがくすぐります。
★★★
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未知との遭遇
Close Encounters of the Third Kind 1977年
監督:スティーヴン・スピルバーグ

内容は覚えてない。何か生物いましたっけ?つまり印象に残らないキャラクター制作から失敗してるんですよ。
巨大なドーム型のものを未確認飛行物体の不時着かのように思わせていただけだったような。
暗い映画という印象で音楽がそれほど面白くない。
当時のガチャガチャガチャポンでは当たりくじで下敷きが景品だった。

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E.T.
E.T. The Extra-Terrestrial 1982年
監督:スティーヴン・スピルバーグ

大ヒットした映画には必ず雰囲気のある音楽が付き物。音楽もそれなりに良かったのではと思います。
大変なのでETを隠すことになる主人公。まるで「ドラえもん」との関係図です。
着想は映画『ドラえもん のび太の恐竜』だと言われてるらしいが。
自転車が空を飛ぶシーンは無理がありますが、なんと日本製の自転車です。
『E.T. 20周年アニバーサリー特別版』2002年公開。
20周年記念特別版のDVD版ではCGで武器をトランシーバーに変更したり、数箇所を変更したようです。
ETグッズは各国で製造された。
そのため懐かしがって安易に購入しようとすると日本製じゃないかもしれないので注意が必要です。
実物大のETフィギュアはタッチすると喋って指先が光るようになってます。
ETを治療する演技をしていたのは本物の医者と看護婦ですか・・・無駄知識ですなぁ。

どうやってETが宇宙に帰ったかシーンを覚えてません。
★★★★★
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未知との遭遇
(Close Encounters of the Third Kind)1977年

UFO目撃が頻繁になり軍は交信実験施設を山に隠し毒が流行してると市民に嘘の隠蔽をする。
子供がUFOに連れ去られる。
3つの光が道路を飛ぶ。
男は土で山の模型を作った。他の人たちは山の絵を描いた。
山を想像した数人が集まる。
陸軍の兵士と選ばれた男はUFOに乗って宇宙へ飛び立った。

UFOの光と思わせてヘリコプターの光だったというくだらない映画トリックの手法の露骨さは頂けない。

デビルズ・マウンテン。
フランスの焼き菓子(cannele de Bordeaux)と同じ形。

無理に音楽で盛り上げておりSF映画とはいえない。
UFO目撃と接近遭遇の話の実写版としての試みで映画にはそういうパターンのものは無かったためだろう。
人が集まる群衆のシーンは古飯映画からの模倣。
昔からスピルバーグが監督だと、なぜか映画会社から多くの資金が出される謎がある。

ネオンのシャンデリアUFOとは。
説明会で軍がマスコミを利用して昔のUFOは日本の灰皿だったと説明してビッグフット話まで飛び出す。

スピルバーグの映画作品をいくつも見たことがあると、
スピルバーグの映画トリック手法とコミュニケーションの手法が露骨で嫌いになる。

スティーブン・スピルバーグ監督は過大評価されすぎで
褒め殺し風潮でやる気を出させる手法がハリウッドに蔓延した原因でもある。
スティーブン・スピルバーグ監督は他の古い作品からの模倣ばかりで勉強中の生徒のようである。
☆☆
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UFOや侵略って時代遅れかもしれない
ワープ