セブ島     フィリピン鉄道
Cebu Is.     PHILIPPINES  RAILWAY  Co.

このページの写真3枚は青山さんの撮影です。写真の提供有難うございます。
また、コメントもほとんど青山さんの情報で構成しました。


現在、セブ島の鉄道は、北部のボゴの砂糖きび鉄道しか残ってないが、戦前は、フィリピン鉄道株式会社(今のフィリピン国鉄の前身はマニラ鉄道)が、ダナオ〜セブ〜アルガオ間で運行していた。戦後この線は復活しなかった。
「アジア鉄道概観」によると、廃止後、線路はパナイ島に運ばれ、同系列のパナイ島のフィリピン鉄道の補修用線路として使われたそうです。

1 アルガオ市の南のコンクリートの道が廃線跡 (これはセブのローカル紙SunStarの地方特集記事の写真の解説に線路跡とあったもの)この鉄道はアルガオにあった炭鉱から(セブ経由)ダナオまで石炭を運んだとあります。
船舶の燃料が石炭だった時代は石炭の確保は重要課題だったのかもしれません。
街を通らず比較的直線でひかれているのもそのためかもしれません。

(注)戦前発行の「南洋地理大系」には、ダナオに炭鉱が在った書いてありますので、両方の炭鉱から港のあるセブ市に石炭を運んだと思われます。

2シボンガ町付近の築堤と橋台跡
築堤の位置も道路わきで不自然です。



 注 この地図は、正確な地図でありません。鉄道と道路の位置関係が違う場所もあるので御注意下さい。


1.線路跡の道路

シボンガの北から、海側にそれらしいやしの木の植わった築堤が途切れ途切れに続き
ます。
道路になっている部分もありました。
この築堤が、ガハッドというバランガイで国道を横切り、山側に入ってゆきます。
ここから先はコンクリートの生活道路化していました。


2004/1
コメントと写真 青山さん。


2.橋脚

シボンガの南は、国道の山側にずっと築堤が沿っています。
明確な橋台、橋脚跡が3箇所ありました。

2004/1

コメントと写真 青山さん。


3.橋台

写真 青山さん。

2004/1

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