セントラル アズカレラ デ バイス
Central Azucarela De Bais |
Gauge 3ft (914mm)
Track length km
Year Established 1919 |
ネグロス・オリエンタルのバイスに在るセントラル アズカレラ デ バイスは、手持ちの資料が全くありません。青山さんの入手した観光パンフレットによると、フィリピンで最初の製糖工場です。(ドン・ペドロやサンカルロスの方が古いと言う説もある)この工場は現在も活発に鉄道輸送を行っており、また他の鉄道では見られなくなった、製品の船積みの為に埠頭と倉庫の間の鉄道輸送が残ってる。
このページは、青山さんの写真と現地で聞かれた話しを、多数引用して作りました。有難うございます。
丸数字にリンクが貼り付けてあります。 |
@踏み切り
国道をバイスの町から製糖工場に、
向かうと最初にぶつかる踏み切り。
両側の線は撤去されてる。
2002/4 撮影
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A国道沿い
国道から見える砂糖きび列車。
この様な姿を何時も求めてるのだが、
思うように見られない。
バックの山は上の写真にも写ってる。
2004/1 青山さん 撮影 |
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A5号機
バスの中から連写して何とか撮れた。
ヤシの木の並木が背景で南国らしい。
2002/4 撮影
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3.踏み切り
収穫期も終わりの4月には、
背の高い砂糖きびはほとんど収穫され
見通しが良くなる。
後ろに薄っすら見える山はセブ島。
2002/4 撮影
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4.鉄道門
バイス側の鉄道門で待機する1号機。
後ろのタンク車は何を積むのか判らなかったが、
青山さんから糖蜜を港に運ぶ車輌と御教示戴きました。
その後ろの背の高い車輌は粗糖を運ぶホッパー車か?
2002/4 撮影 |
4.6号機
PLYMOUTH製
運良く畑から帰って来た6号機を捉える。
砂糖きび満載の貨車が付けば、最高だが空荷。
2002/4 撮影 |
5.保存機関車
アメリカ ボールドウィン製の蒸気機関車。
製糖工場の機関車にしては、
大型の部類。
他の工場に比べ
保存状態は非常に良い。
2004/1 青山さん 撮影
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E鉄道門
タンハイ側の鉄道門。
2号機が空車を引いて出て行く。
青山さんが大分待ったそうですが、
遂に砂糖きびを積んだ列車は、
戻って来なかったそうです。
一般的に、労働者が砂糖きびを、
日中貨車に積み込み、
夕方機関車が引き取りに行く
製糖会社が多く、
撮影可能時間帯を過ぎてしまう。
2004/1 青山さん撮影 |
7.仮設線路
青山さんに御教示戴きましたのでそのまま掲載します。
1.「軌きょう」(レールと枕木のセットのこと)は長さ2−3メートルで、
ちょうど2人で運べる重さです。
側線の終端に「軌きょう」を積んだ貨車を止め、
1セットずつ敷設してはその上に
軌きょうを乗せた貨車を移動させてレールを延ばします。
2004/1 青山さん撮影 |
軌匡
軌きょう同士の接続は、普通のレールのジョイントのような、
ボルト穴の開いたプレートをボルト止めします。 敷設したら、ブルでワイヤーを引っ張って空車を入れます。
おもしろいのは、敷設してから途中を抜く場合もあることです。
(たとえば道を横断する場合)積車もブルで、
ワイヤーを引っ張って側線まで持ってゆくのですが、空車に比べて重量があるので、
よく脱線します。そのたびにいとも簡単に復線させてしまいます。
2002/4 撮影 場所はA付近
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8.Florentina付近
単機で砂糖きび積載車を取りに行く2号機。
Florentinaはタンハイ側の線路が各方面に分岐してる。
2004/1 青山さん撮影 |
8. 6号機
砂糖きび積載車を引いて工場に向かう。
かなり多数の作業員を乗せてる。
2004/1 青山さん撮影
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10.踏み切り
下のLukaに向かう線路。
タンハイの町を出て最初に通る踏み切りで、頻繁に列車が通る様だ。
2003/12 撮影
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11.Luka
青山さんに依ると、工場で生産した粗糖や糖蜜を船積みする為の倉庫で、現在は、工場からトラック輸送に転換したそうですが、この倉庫から埠頭までは鉄道で輸送してる。
South Bais 湾は遠浅なので海の中に数百メートル線路が突き出てる。
ここは風光明媚で是非行って見たい所です。
2004/1 青山さん撮影
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