軌匡
Hand Carriage railtrackset
砂糖きびの収穫、運搬には幾つかの方法がある。昔は道路網が不備で鉄道が主に使われてた。その他水牛の荷車やトラックも使われてた。
現在は、道路網の発達で各製糖会社は、自己でメンテナンスせずに済むトラック輸送に転換してる。
このページでは、今も砂糖きび収穫に活躍してる軌匡(レールと枕木が組み合わされてる簡易線路)の使用方法を説明する。
軌匡の利点は、本線の任意の場所から分岐し砂糖きびの収穫、出荷が出来る、必要が無くなれば移動や撤去をする。
なおこのページの写真の提供並びに説明文は、青山さんにご教示いただきました。有難うございます。
また、バイスのページと重複する部分がありますが再掲します。 |
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1. 軌匡置き場
Bais Sugarの沿線では各所に置かれてる。
長さは大体2〜3メートルで2人で運べる重さ。枕木は鉄製。
隣の貨車は軌匡の移動用に確保か?
2002/4 |
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2. メンテナンス工場
ソンデコの農園で見た工場。
当初、何をする場所か解らなかったが、どうやら軌匡の保管とメンテナンスを行う工場らしい。
製糖工場と線路が繋がってない機関車の走らない部分でも農園独自に、トラックター牽引で貨車を積み替え所まで移動してる場所が見られる。
2003/12 |
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3. 空車の回送
打ち合わせた場所に空車を回送する。
空車は本線上に留置し機関車は単機で帰る。
2005/2 撮影青山さん |
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4. 軌匡の敷設
畑に敷設した軌匡は最後に本線と接続する。
本線上にテーパーのついたレールを載せポイントのフログ部分はそのまま本線に載ってる。
ある程度レベルは調整するが、かなりラフな線路で脱線が心配だ。
2005/2 撮影青山さん |
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5. 空車の横取り
軌匡の敷設が終わると空車にワイヤーを掛けトラックターで貨車を横取りする。
空車が脱線しないか心配そうに軌匡を見る作業員。
2005/2 撮影青山さん |
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6. 横取りした空車
無事畑に空車を引き込み、これから砂糖きびの刈り入れと積み込みの開始。
2005/2 撮影青山さん |
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7. 積車の移動
砂糖きびの積み込みが終わると、トラックターで貨車を移動する。
なお道路部分は必要の無い時軌匡を取り外す。本線部分においても同様に取り外す。
2004/1撮影青山さん |
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