パナイ鉄道  2004
Panay railways  Incorporated
Panay島のPanay railways Incorporatedは、戦後「フィリピン鉄道」から倒産し復興金融公社の管理下に置かれ、運行停止時は「Panay railways Incorporated」となった。このページでは「Panay railways」と呼びます。
運行停止から、かなり年月が経ってるが、当初運行してたRoxas - Iloilo間を含め鉄道の復活のプロジェクトが行われてる。
他に、Panay railwaysのページは、列車が運行されていた当時の、白井さん撮影の写真
フィリピン冒険旅行
」のtamaさん撮影の写真と私の写真のページが有ります。


1. Iloilo station

イロイロ駅跡。前回のイロイロ訪問時は、駅の場所を特定出来なかったが、今回高速船乗り場の手前の空き地が駅跡と判った。
この先にも線路が延びており、高速船の切符売り場の建物の下に線路が残ってると思われる。

2002/3


2. Railroad cross
川沿いに走る線路は、現在道路橋に変わったRailroad bridgeを渡りリサール通りにぶつかる。

2004/5


2. Railroad cross

Roxas方向は、線路は残ってるが、家が建ってる。線路跡は一応通路になってる。

2004/5


3. La Paz

先ず目立つのが古色蒼然とした腕木信号機
右側の木立の影にDD13、左の元駅務室には、パナイの鉄道プロジェクトの地図。

2004/5


3.  Japanese Loco.

パナイ鉄道の車輌の行方は、一切不明だったが、ここで予期せずDD13を見つけたのは驚きだった。日本車輌製造が昭和38年4両マニラ鉄道(PNR)に納入した車輌でどの様な経緯でイロイロに来たか不明。
メーカーの資料ではフィリピン国鉄向けとなってるが、フィリピン国鉄は翌年発足した。

2004/5


3. DD13

台車に、1963 NIPPON SYARYO JAPANの銘盤を見つけた。

2004/5

3.New Project

ドイツ系の資金で進める計画か?
1.Iloilo to Roxas間
2.Iloilo to San Jose De Vuenavista
3.Cuartero to Caticlan
の3線の計画が書いてある。

2004/5


Railroad cross

場所が不明だが、Iloilo郊外で見たRailroad cross跡。
かろうじて線路が見える。

2004/5


Railroad cross
Passi

イロイロ、ロハスの中間点、パシの踏み切り
古色蒼然とした標識が今も残る。

2004/5


Railroad cross
Passi

線路、路盤もしっかりしており、整備すれば直ぐ列車が走れそうだ。

2004/5

ENGLISH    Go to INDEX    JAPANESE     前のページへ