Brain of D

 
03.5.30(金)
 NHK−FM「LIVE BEAT」ではときどきBBCの音源を放送することがある。28日も例にもれず我らが「PEARL JAM」が取り上げられた。内容は1992年6月6日ロンドンのFinsbury Parkでのもの。まだアルバム「VS」が発売されておらずセットリストはそのほとんどがアルバム「ten」からのものであること等を、ナビゲーターの鮎貝氏が話していた。
 ここぞとばかりにMDに録音した。久しぶりにエアチェックしてしまった。いまどきFM放送を録音する人なんてほとんどいないと思う。今日なんて、しっかりトラックナンバーをつけてディスクにも「PEARLJAM BBCライブ1992」とタイトルまで登録してしまった。カセットテープと違って今更ながらMDの使い勝手の良さに感激している。カセットテープの頃のエアチェックなんてボタンを押す指と耳が研ぎ澄まされていたというか、凄く緊張しながら録音していた。あの頃は曲の編集と選曲が今よりも上手かったように思う。※「PEARL JAM」セットリストは次の通り。「01. WASH」「02. ONCE」「03. WHY GO」「04. JEREMY」「05. DEEP」「 06. ALIVE」「07. BLACK」「08. STATE OF LOVE AND TRUST」「09. EVEN FLOW」「10. PORCH」「11. ROCKIN' IN THE FREE WORLD」であった。
 FMであるにもかかわらずノイズも入っていなかったのでとても満足している。
03.5.26(火)
 久しぶりに「タモリ倶楽部」を見た。しかも録画までしてしまった。テーマは「究極のオーディオ道・コンセント試聴会」だったからに他ならない。深夜とはいえ、よくこんなテーマで番組をつくったなあと感心してしまった。内容はいたってシンプル。CDを流してコンセント毎に音の違いを聴き比べるというもの。ちなみにコンセントは「明工社製ME8502」「フルテック製FP−2R」「サウンドアティックス製RAC−1318」「ワッタゲイト製381」「オヤイデ製SWO−DX」が使われた。体験していたのは「タモリ」をはじめ「山瀬まみ」や「明和電器」のうちの一人。そしてオーディオ評論家と司会役の男性。スピーカーは僕が好きなイギリスのB&W社のノーチラス802とCDプレーヤーにはマランツのものが使用されていた。
 低音に強いケーブル試聴や「サリナ・ジョーンズ」の「シング・フォー・ラヴァース」というタイトルのCDを使った試聴でも、コンセント毎の聴き比べではしっかり確認できた。
 この番組はモノラル放送らしいが、録画したのを観たのだが十分に違いがわかった。趣味の世界だからこそ、コンセントボックスやプラグだけで数万円〜数十万円というものが存在するのであり、「いい音」や「好みの音」を手に入れる手段の一つとしてこれらのアクセサリーが存在するんだという事を「オーディオを趣味としていない人たち」には理解してもらいたいと思う。また、ケーブル1本でも音が変化するなど「ある意味」においては繊細な趣味であると捉えてもらえたらいいのではないか。
 そうはいっても「音楽を聴い」て感動できるという心の触れ幅がもっとも重要であるという事はいうまでもない。
03.5.21(水)
 先日、はじめて「アストロボーイ鉄腕アトム」を見逃した。こども達と日曜日の朝は「爆竜戦隊アバレンジャー」や「仮面ライダー555」「あしたのナージャ」をお付き合いで見る程度であるが、「アトム」だけはこちらから率先してみている。
 1980年代に一度カラーアニメ化されリアルタイムで見ていたのでどこがどのように違うのかついつい比較してみたいという気持ちもあって欠かさずみていた。
2003年版アトムは、映像も綺麗だし動きも豊か、テーマも普遍的で当時と変わらない印象を受ける。変わったところといえば「アトラス」のデザインや「ヒゲオヤジ」の出演がないなど・・・・・。アイドルが唄うオープニングの主題歌とエンディングの藤井フミヤが今らしくていいかもしれない。アトムの声優も清水マリから津村マコトに変わったが個人的には特に違和感も覚えないので良しとしたい。今の方がこどもっぽさを強く感じるけれども、クライマックスへ向けてアトムがどのように成長しアトラスと関わっていくのか、個人的には「プルート」が登場する「地上最大のロボット」編を世界情勢と日本人の問題意識に照らして制作して欲しいと思っている。2003年はとにかく「アストロボーイ鉄腕アトム」から目が離せない。※ちなみに「FUJI ROCK FESTIVAL'03」には「アトムTシャツ」を来て3日間参戦予定。
03.5.19(月)
 パールジャムのマイク・マクレディが「クローン病」というのを知ってショックを受けた。クローン病=難病。普通に生活するだけでも大変で、強い意志をもって自分をコントロールしながらバンドの一員として役割を担うのは相当つらいのではないか。こういう境遇に陥っても仲間がいればがんばれるのかもしれないけれど。何はともあれ、パールジャムを構成する一人としてこれからも僕らにメッセージを伝え続けてほしいと思う。
 結構、洋楽を聴いていると「タトゥ」をしているアーティストが多い。トリッキーなどは日本にも彫りにくるらしいが。タトゥを彫るとウイルスに起因して肝炎になる割合がかなり高いとのこと。結果的には、肝炎→肝硬変→肝癌という道をたどる可能性が濃厚で、アルコールだけが肝臓を悪くする原因ではない事がわかる。
 個人的なところでは、フーファイターズのデイブ・グロールがドス黒い顔で唄ったりドラムたたいたりするところなんてみたくないなあと思う。※肝臓をわずらうと顔の色がドス黒く不自然な色(チョコレート色)になる。酒とタバコとタトゥもほどほどにして健康な人生を歩んで欲しいと思う今日この頃である。
03.5.18(日)
 第2回保育のつどいに要員として参加。午前は米倉斉加年さんの講演会。「役に立たない人間は本当に役に立たないのか」と題して「はげ」と「しらが」と「演劇」と「戦争」と「学校教育」と「人生」を織り交ぜて話してくれた。かなり笑わせてもらったし、本当にいい話しが聞けたと思う。もし聴くチャンスがあったら、足を運んでもらいたい。午後は「スーホの白い馬」を中心に歌と馬頭琴の演奏と語り、踊りと舞台を楽しんだ。もちろん主演はオドバルさん達モンゴルの人たちであった。泥団子づくり等他にも催し物はたくさんあって、子ども達も保護者も一日充実した時間を過ごすことができたのではないか?また、主催者である県内保育センターに加盟している園の保育士実行委員の、子どもと保護者に対する気配りには頭が下がる思いであった。
 子どもの健全で豊かな発達の保障は、信頼できる大人がいればこそとつくづく思った。
03.5.17(土)
 半日で仕事を終えて、18:00より職場の歓送迎会に参加。
さて、コピーコントロールCDの件であるがこの間ことごとくこれなのである。もはや避けて通れないところまできてしまったのか。BlurもRADIOHEADもSARAH BRIGHTMANもCCCDだった。
 著作権保護という意味では一歩前進ととることが出来るが無性に悔しい。俺は欲しいCDはお金を出して購入するしCD−Rに焼いたことなど一度もない。現行のフォーマットでコピーガード機能を付加するならレンタルCD用にしてくれと言いたい。棲み分けをしてほしい。音が粗くなるのだけは勘弁してほしいなあ。
 そういえば「スガシカオ」のNEWアルバムはCCCDではなかった。すごく驚いた。そしてすごく嬉しかった。ほんと安心して音楽を聴く気持ちになる。
 著作権の保護を最優先に考えるなら、次世代フォーマットであるSACDかDVD−AもしくはDVD−Mでの発売にした方がなにもかもすっきりすると思う。次世代フォーマットの普及を視野にいれてSACDプレーヤーは2万円台くらいから発売するなどすればあっという間に普及するだろうし、高音質で目的の著作権保護も十分可能になると思うのだが。とりあえずSACDとCDのハイブリッドをガンガン発売して欲しいよ。そしたら 俺、SACDプレーヤー購入するからさ!
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