写真はESS−3Aのもので、左側のシャーシの下半分が高圧発生回路です。 右側の抵抗が並んでいるシャーシはネットワークです。
高圧発生回路は、樹脂板で仕切られた写真下の部分にトランスとコンデンサーがはいっていて、蝋漬けになっています。 仕切り版の上側にはダイオードと抵抗が付けられています。 写真の上半分には、AC及び信号入力用のコネクター、フューズ、VR、パイロットランプがおさめられています。
下の写真は、ESS−4Aのもので、仕切り板の上側から撮ったものです。
オリジナルのままですとかなり能率が落ちていますので、ダイオードとコンデンサーは交換します。交換と書くと簡単そうですが、蝋を除去する作業が大変です。
下の写真はその作業途中です。
写真は、ダイオードとコンデンサーの交換後のもので、あとは蝋を充填して終わりです。
ダイオードもコンデンサーもオリジナルのものより高耐圧のものを使用しています。