よくある質問

Q1.日大心理学科で何が学べますか
Q2.心理学科のカリキュラムについて
Q3.犯罪心理学は学べますか
Q4.サークルで心理学系のものはありますか
Q5.卒業後の進路は
Q6.就職の際、心理学をやっていたことでメリットはありますか
Q7.心理の資格について(主にカウンセラー等)
Q8.入試の難易度は
Q9.統計がカリキュラムに入っているが、文系でも大丈夫ですか
Q10.数学は必要ですか
Q11.将来の目的のため、大学では福祉と心理を学びたいのですが
Q12.動物心理は学べますか
Q13.他学部卒業で、臨床心理士になるためにはどうすればいいでしょうか。社会人入学の方法もあると聞いたのですが
Q14.交換留学制度について出願資格、単位のことなども教えてください
Q15.心理学科の過去問が欲しいのですが
Q16.外国人留学生として心理学科で学びたいと思っています。資料請求できますか


Q1.日大心理学科で何が学べますか

A1.

現在、大学によっては特定の分野の心理学のみを学ぶようになっているところもあります(例えば臨床系の科目しかない、等)。

日大の心理学科では様々な分野が片寄りなく学べるようになっています。 1年次に、基礎的な科目を広く学び、2年次以降は自分の興味ある分野を選択し、絞り込めるようになっています。最終的には3年次の特研(ゼミ形式。必修)、4年次の卒論(選択)のテーマへ結びつきます。

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Q2.心理学科のカリキュラムについて

A2.

2年生からは自由度の高いカリキュラムになっています(興味ある科目をある程度好きなだけ取ることができる)。

1年生のうちは、心理学を学ぶ上で基礎となる科目を修得します。

(例)

「心理学概説」・・・心理学一般の知識を広く勉強します。

「生理学」・・・“こころ”と密接に関わっている身体の基本的な仕組みを勉強します。

「統計法」・・・心理学はあくまでも科学なので、調査・実験等を行った結果(数的データ)を統計的に処理し、その意味を判断しなくてはなりません(「なんとなくこんなように思われる」ではいけないのです)。その方法として、データの処理法・解釈法を勉強します。
2年次には、必修科目としてコンピュータを使用した情報処理を勉強しますが、この「統計法」が基礎となります。
また、2年次に必修の「心理学基礎実験」のレポート作成時のデータ処理にも必要です。

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Q3.犯罪心理学は学べますか?

A3.

例年、開講しています。講義を担当している講師の先生が、矯正関係の仕事をされた先生であるため、講義の内容は“非行の矯正”的な内容です。


※ 「プロファイリング」的なことを学びたいと思っている方へ
非常に専門的な分野であり、学部レベルで研究できるものではありません。
将来プロファイリングをするような仕事につきたい人は、心理学の知識だけでなく、多岐にわたる分野の知識が必要ですので、まずは基礎的な知識をつけるところから始めましょう。

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Q4.サークルで心理学系のものがありますか

A4.

心理検査研究会、人格心理学研究会、小児臨床心理学研究会、ユング心理学研究会、臨床心理学研究会、児童心理学研究会が活動しています。

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Q5.卒業後の進路は

A5.

一般企業(事務職・営業職等)に就職する者が大多数で、学部を卒業して心理の専門職に就く者は少数です。

心理の専門職(例えばカウンセラー的な仕事)に就く者は、大学院を修了してからの場合が多いですが、学部卒で専門職に就く道としては、公務員があります(例えば、法務教官・技官=矯正関係の仕事、家庭裁判所調査官補、児童相談所員)。

近年では、大学院進学者も、増えてきています(他大学の大学院進学者も)。

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Q6.就職の際、心理学をやっていたことでメリットはありますか

A6.

心理学の知識や技術が直接就職に役に立つことは少ないかもしれません。

しかし、ある目的に向けて調査方法を組み立て、結果を数的に処理することができる点は、就職の際、強みになります。また、心理学を学ぶということは、人間を客観的に見る姿勢を身につけることにつながるので、「心理学科卒だから、人事の関係部署へ」といったような配属のされ方をする場合もあるようです。

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Q7.心理の資格について(主にカウンセラー等)

A7.

様々な団体が様々な資格を認定していおり、それぞれに受験資格等があります。

現在、カウンセラー的な資格を、と考えるなら「臨床心理士」が最もポピュラーです。


※ 臨床心理士について・・・
「指定校制度」があり、認定協会の指定を受けた大学院を修了することで、受験資格が得られます。本学は、平成14年度より2種指定されています。

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Q8.入試の難易度は

A8.

現在、心理学科を希望される受験生が比較的多く、そのため倍率が高めとなり、入学が難しくなっているようです。

しかし、あくまでご本人の努力次第です。あまり偏差値や倍率にふりまわされないで、希望をつらぬけば、夢はかなうはずです。がんばってください。

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Q9.統計がカリキュラムに入っているが、文系でも大丈夫ですか

A9.

大丈夫です。

統計法では数学的能力だけでなく、むしろ理屈にそって考える力を必要としています。基本からゆっくりとやっていくので、学ぶ意志があれば、必ず理解できるはずです。

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Q10.数学は必要ですか

A10.

繰り返しになりますが、数字の計算や数式を解く能力よりも考え方が重要ですので、高校までの数学が苦手な人でも大丈夫です。

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Q11.将来の目的のため、大学では福祉と心理を学びたいのですが

A11.

当学部には、「社会福祉コース」というものが設けられています。「社会福祉コース」では、高齢者や障害者から相談を受けたり、必要な援助を行う際に専門的な知識と技術を兼ね備え、適切な助言や指導ができる「社会福祉士」の受験資格を得たりすることを目的としています。

「社会福祉コース」では、心理学だけでなく、社会福祉関連のさまざまな科目を、履修することになっています。当学科に入学され、「社会福祉コース」を履修されれば、福祉と心理の両方が学べるのではないかと思います。また、当学科では、心理学の授業も充実しており、いろいろな種類の心理学が学べるのも魅力の1つだと思われます。

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Q12.動物心理は学べますか

A12.

心理学科ではここ数年、心理学特講という授業で、動物の行動についての講義がおこなわれています。ただ、この授業の内容は、年度によって変更になる可能性があります。

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Q13.他学部卒業で、臨床心理士になるためにはどうすればいいでしょうか。社会人入学の方法もあると聞いたのですが

A13.

臨床心理士の資格を取るためには、指定の大学院を卒業することが必要です(日本大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程の臨床心理学コースは、指定大学院2種に認定)。

心理学以外の分野を卒業後、社会人入学の制度により、臨床心理士を目指して学んでいる方もいます。大学院への入学を希望されるのであれば、社会人入学の制度を利用されることも可能です。

ただ、通常は学部の4年間で心理学の基礎を学習し、その後2年間あるいは3年間かけて大学院で専門的な心理学の研究等を行います。臨床心理とは言っても、臨床心理だけ学べば良いのではなく、心理学における臨床心理以外の領域も総合的に学習することが必要であり、それを大学院でいきなり行うのはかなり難しいと思われます。

前述のように、大学院に直接入学されることも可能ですが、学部に入学し、心理学の基礎を学んだ後、大学院に進むという道も検討されてはいかがでしょうか?

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Q14.交換留学制度について出願資格、単位のことなども教えてください

A14.

日本大学全体および学部独自の交換留学提携大学が、複数のアメリカの大学、イギリス、オーストラリア(予定)、ドイツ、中国、韓国などにあります。

この制度による出願資格は,心身ともに健全で学業成績優秀な者となっています。外国語による面接やTOEFL等の語学力試験などの選考を経て留学生に選ばれると、留学先の授業料が免除されるほか,留学期間中(1か年に限る)の本学の授業料も半額免除となり,東京から留学先の大学までエコノミークラス往復運賃相当の奨学金が給付されさます。先方の大学で修得した単位は,学部生は30単位を,大学院生は10単位を限度として認定されます。

日本大学文理学部の交換留学の制度については、日本大学文理学部のホームページhttp://www.chs.nihon-u.ac.jp/の中の「学生生活ガイド」にも情報が載っていますので、御参照ください。

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Q15.心理学科の過去問が欲しいのですが

A15.

大学院入試の過去問題のコピー(平成11年U期〜平成14年U期)を郵送しています。240円分の切手を貼った返送用封筒(A4)を、心理学研究室(〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40日本大学文理学部心理学科)まで郵送して下さい。

学部入試は、文理学部庶務課で取り扱っていますので、庶務課www-admin30@chs.nihon-u.ac.jpまでお問い合わせ下さい。

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Q16.外国人留学生として心理学科で学びたいと思っています。資料請求できますか

A16.

外国人留学生の入試要項などは日本大学本部国際課で扱っていますので、ご参照ください。

http://www.nihon-u.ac.jp/intldiv/index.html

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