シェイクスピア作品の歴史

まだ工事中で〜す(85%完成)。はいってみたい人はど〜ぞ。


一口に作品の歴史といっても
史劇が、10本。 喜劇が、12本。 悲劇が、11本。 ロマンス劇(悲喜劇)が 4本。
合計37本もあるんだ。
そのほかに叙事詩2本。ソネット集1本も出版しているんだよ。

青年時代から50歳ころまでの
4分の1世紀で40本近い作品を書いて(年2本のペースだぞー)
その作品が、この400年間の歴史の中で、みんな残ってきたんだ。 
スッゴイヨネー



シェイクスピア本人の生き様
その作品もいつころ書かれたのか、
真相はロンドンの
深い霧の中だ。

沢山のシェイクスピア学者が、数え切れない仮説を立てて研究に励んでいるんだ。

当時、著作権を確立するための出版登録という制度ができていたので
少なくとも、
この年にはその作品は書かれていた、という史実だけは確保できる。
最初に記録として歴史に顔を出す作品は
『ヘンリー6世』、シェイクスピア28歳の頃の作品なんだってさ。




そのころ貴族が個人的に経費を負担して劇団を持つのが普通だった。
俳優たちは時代考証なんかヘのカッパ。貴族からのお下がりを舞台衣装に使っていたらしいよ。
シェイクスピアのタニマチはサウザンプトン伯ヘンリー・ライアズリーという年下の紅顔の美少年だったんだって。

16世紀後半(1580年代)になると
ストラット・フォードにもロンドンのペスト禍をさけて(劇場が封鎖される)、いくつもの劇団が
ドサ回りに訪れたという記録が残っている。
シェイクスピアの父が、町にやってくる劇団の公演を取りしきっていた。
最初、シェイクスピアはストレンジ卿一座に参加していたのではないかと考えられている。
1592年(シェイクスピア28歳)  『ヘンリー6世』 を ストレンジ卿一座
            ローズ座で上演したという記録が残っているからね。
            
           
 ロンドンでペスト流行     (1581年の流行以来)


1593年(29歳)  叙事詩『ヴィーナスとアドーニス』出版登録される。四折本出版
               

            
ペスト流行で劇場閉鎖相次ぐ

1594年(30歳)  『タイタス・アンドロニカス』サセックス伯一座によりローズ座で上演


            2月 6日 『タイタス・アンドロニカス【
Titus】』出版登録
            3月12日 『ヘンリー6世 第2部【
HVI】』出版登録
            5月 2日 『じゃじゃ馬ならし【
Shrew】』出版登録。この年出版
            5月 9日 叙事詩『ルークリースの陵辱』出版登録。この年出版


        
宮内大臣(ハンズドン卿)一座結成。シェイクスピアも、リチャード・バーベッジ、ウイリアム・ケンプらと共に参加
        宮内大臣一座と海軍大臣一座の合同公演で『原ハムレット』『じゃじゃ馬ならし』が上演される。
             

        『コメディ・オヴ・エラーズ
宮内大臣一座によりグレイズ・イン(宿屋)で上演の記録が残っている。
              この年叙事詩『ヴィーナスとアドーニス』出版

1595年(31歳)  『リチャード2世』(または『リチャード3世』)上演。
              この年『ヘンリー6世 第3部
の悪本と呼ばれる本が、出版される。
            叙事詩『ヴィーナスとアドーニス』八折本 出版

1596年(32歳)  
長男ハムネット11歳で死去、埋葬される
            
ハンズドン卿の死去で
           宮内大臣一座の名前をやめ
           一座はハンズドン卿の嗣子ジョージ・ケアリーの庇護を受けハンズドン卿一座となる。
            この年 叙事詩『ヴィーナスとアドーニス』出版

1597年(33歳)  
ジョージ・ケアリーが宮内大臣となったので、一座は再び宮内大臣一座を名乗る。
             
             『ウインザーの陽気な女房たち』初演か。
             とすれば『ヘンリー4世 第1部』のフォルスタッフを観たエリザベスの注文で
             『ウインザーの陽気な女房たち』を書いたとされているから
             『ヘンリー4世 第1部』も、このころすでに書かれていたのか。


             8月29日 『リチャード2世【
RII】』出版登録
            10月20日 『リチャード3世【
RIII】』出版登録

             
『ロミオとジュリエット』出版

1598年(34歳)   
宮内大臣一座、宮廷(ホワイトホール)で上演
             
 法改正により
             ロンドンの劇団を海軍大臣一座と宮内大臣一座のふたつにしぼってしまった。


            2月25日 『ヘンリー4世 第1部【
HIV】』出版登録、この年出版
            7月22日 『ヴェニスの商人【
MofV】』出版登録

             この年、『恋の骨折り損』 『リチャード3世』 『リチャード2世』 『ルークリースの陵辱』出版

1599年(35歳)  『ロミオとジュリエット』 『ヘンリー4世 第1部』 『ビーナスとアドーニス』 出版
             地球座完成。スイス人医師、ブラッター、地球座で『ジュリアス・シーザー』を観劇。
             
少年劇団人気を博す。



1600年(36歳)  8月4日 『ヘンリー5世【
HV】』 『お気に召すまま【AYLI】』 『空騒ぎ【MuchAdo】』 出版登録
             8月23日『空騒ぎ』 『ヘンリー4世 第2部【
HIV】』出版登録 
                                  初めて出版登録簿にシェイクスピアの名前が出る
             10月8日 『夏の夜の夢【
MND】』出版登録。この年出版


             『ヴェニスの商人』 『ヘンリー5世』 『タイタス・アンドロニカス』 『ヘンリー6世 第2部』
             『ヘンリー6世 第3部』 『ルークリースの陵辱』出版

1601年(37歳)  エセックスの要請で大逆事件前夜(2月7日)『リチャード2世』を、地球座で上演。
             9月父ジョン、埋葬される


1602年(38歳)  1月18日 『ウインザーの陽気な女房たち【
MWW】』出版登録。この年出版
             7月26日 『ハムレット【
Hamlet】』出版登録

             『ヘンリー5世』 『リチャード3世』出版

1603年(39歳)  『夏の夜の夢』ハンプトンコートで上演


            2月7日 『トロイラスとクレシダ【
T&C】』出版登録

1603   3月24日 エリザベス1世 死去         ペスト再び流行 
            5月新王ジェイムズ1世、ロンドンに到着
            宮内大臣一座、国王一座と改名 
            ベンジョンソンの芝居に役者として参加(俳優としては最後の記録)。

            『ハムレット』出版
            
1604年(40歳)   『オセロー
』 『ウインザーの陽気な女房たち』 宮廷で上演。
             『メジャー・フォー・メジャー
』宮廷で上演
             『ハムレット』 『ヘンリー4世 第1部』出版

1605年(41歳)  『恋の骨折り損
』 『ヘンリー5世』 宮廷で上演
             『ヴェニスの商人』 宮廷で上演
             『リチャード3世』出版
            
 10月〜12月ペスト流行のため劇場閉鎖。ガイ・フォークス火薬陰謀事件

1606年(42歳)   『リア王』宮廷で御前上演

1607年(43歳)  
7月〜11月 疫病のため劇場閉鎖


           11月26日 『リア王【
Lear】』出版登録

1608年(44歳) 5月20日  『アントニーとクレオパトラ【
A&C】』 『ペリクリーズ【Per】』出版登録


            母メアリー埋葬
             『リア王』 『リチャード2世』 『ヘンリー4世 第1部』出版


1609年(45歳)  1月28日 『トロイラスとクレシダ
T&C』出版登録、この年出版
             『ソネット集』出版登録、出版


             『ペリクリーズ
』出版
             国王一座、クリスマスシーズンに宮廷で13本の戯曲一挙上演

1611年(47歳)   『あらし
』宮廷で上演。『ペリクリーズ』『ハムレット』『タイタス・アンドロニカス』出版
             占星術師サイモン・フォーマン、地球座で『マクベス
』『シンベリーン』『冬物語』を観て記録を残す。

1612年 (48歳)  『リチャード3世』出版
             国王一座、宮廷で『空騒ぎ』『あらし』を含む芝居を20回ほど上演
             このころシェイクスピアはストラットフォードに隠棲か。

1613年(49歳)   『ヘンリー8世
』初演中に地球座焼失

1614年(50歳)   地球座再開
1615年(51歳)   『リチャード2世』出版
1616年(52歳)   4月23日死去 ホーリー・トリニティ教会に埋葬
1619年(3回忌?)  『ペリクリーズ』宮廷で御前上演
1623年(7回忌?)  『第1Forio』出版のため16作品を出版登録
             『第1フォリオ(全集)』出版(ペリクリーズ以外の三十六本収録)

                   以上が出版登録日を中心に見たシェイクスピアの作品記録である。



     悲劇作品  『ジュリアス・シーザー【JC】』『コリオレイナス【Cor】』『アテネのタイモン【Timon】』
             『ロミオとジュリエットR&J 『オセロー【Oth】』  『マクベス【Mac】』

     喜劇作品  『十二夜【
TN】』『ヴェローナの二紳士【TwoG】』 『コメディ・オヴ・エラーズCofE
             『メジャー・フォー・メジャー【MM】』 『恋の骨折り損【LLL】』

     
史劇作品  『ジョン王【
KJohn】』『ヘンリー6世 第一部【HVI】』『ヘンリー6世 第3部HVI
             『ヘンリー8世【HVIII】』

     ロマンス劇の 『あらし【Tem】』 『シンベリーン【Cym】』『冬物語【WT】』

            
        等の出版登録日については、筆者にはわかっていない。
                                             ご助言下さい。




ここで
E・K・チェインバーズという研究者の推定による執筆年代一覧表を見てみよう

    
1590〜91 2HVI  (ヘンリー6世王の第2部)   3HVI (ヘンリー6世王の第3部)       

     91〜92 1HVI (ヘンリー6世王の第1部)              

     92〜93 RIII  (リチャード3世の悲劇)         CofE(コメディ・オブ・エラーズ=とりちがい喜劇)

     93〜94 Titus (タイタス・アンドロニカスの痛ましい悲劇)Shrew(気の荒い女のてなづけ方=じゃじゃ馬ならし

     94〜95 TwoG (ヴェローナの二紳士)LLL(ラブズ・レイバーズ・ロスト=恋の奴隷の損得勘定=恋の骨折り損)

  1594〜95 R&J
(ロミオとジュリエットの悲劇

     95〜96 RII (リチャード2世王の生と死 1595?     MND(夏至の夜の夢)1592〜98?

     96〜97 K John (ジョン王の生と死1594?      MofV(ヴェニスの商人)

     97〜98 1HIV(ヘンリー4世 第1部)       2HIV(ヘンリー4世 第2部

     98〜99 Much Ado (なんでもないのに大騒ぎ=からさわぎ) HV(ヘンリー5世王の生き方

1599〜1600 JC(ジュリアス・シーザーの悲劇1599
            AYLI( お好きにどうぞ=お気に召すまま )1593〜1600
            TN(十二夜またはなんとでも1602〜06

   1600〜01 Hamlet(デンマーク王子ハムレットの悲劇   MWW(ウインザーの陽気な女房たち)

     01〜02 T&C(トロイラスとクレシダの悲劇       

     02〜03 All’sWell(うまくやってりゃ最後もいいって=終わりよければ全てよし)

     04〜05 MM(尺をはかるための尺=尺には尺を)1604〜06 Oth(ヴェニスのムーア人オセローの悲劇1602

  1605〜06 Lear(リア王の悲劇1604〜05         Mac(マクベスの悲劇 

     06〜07 A&C(アントニーとクレオパトラの悲劇

     07〜08 Cor(コリオレイナスの悲劇)1608        Timon(アテネのタイモンの人生

     08〜09 Per(タイアの王子ペリクリーズという表題のたいしたお芝居)   海をうたいあげた詩劇だ

     09〜10 Cym (シンベリーンの悲劇

     10〜11 WT (冬物語)

     11〜12 Tem (テンペストーあらし)

                     作品名のあとの数字はJ・D・ウイルソンの推理。
               中村保男氏ーシェイクスピアのテクストと文体よりーから転載。
                なお日本題名はテキスト表紙の表題の筆者による直訳
               合作とされているHVIII(ヘンリー8世王についてのよく知られた物語)に、ついては言及がない。





以下は私なりの感想である。

1588年の無敵艦隊アルマダ撃滅は、イギリス人にとって「意識のバブル」が膨らんでいった出来事であろう。
世界に冠たるイギリス海軍。七つの海の王者が、イギリスに富を持って帰ってくるのが当たり前という感覚である。

どうやらこんな風にいえるかしら
1590年から1600年までの作品は、史劇で始まって、明るく無責任に謳いあげるバブル喜劇

    2HVI (ヘンリー6世王の第2部)    
    3HVI (ヘンリー6世王の第3部)
    1HVI (ヘンリー6世王の第1部)
     RIII  (リチャード3世の悲劇)   
これはキャラクター劇として、すごい芝居です。
     RII (リチャード2世王の生と死) 
     K John (ジョン王の生と死) 
    1HIV(ヘンリー4世の第1部) 
    2HIV(ヘンリー4世の第2部

     HV(ヘンリー5世王の生き方)

ヘンリー8世(後期の合作作品と考えられている)以外の史劇がすべてこの時期に書かれているんだ。

一方喜劇も

    CofE(コメディ・オブ・エラーズ=とりちがい喜劇=間違いの喜劇)
     Shrew(ザ・テイミング・オブ・ザ・シュリュー=気の荒い女のてなづけ方=じゃじゃ馬ならし
    TwoG (ヴェローナの二紳士)

    LLL(ラブズ・レイバーズ・ロスト=恋の奴隷の損得勘定=恋の骨おり損)
    MND(夏至の夜の夢 =midsummer は夏至 )
    MofV(ヴェニスの商人)
    Much Ado (なんでもないのに大騒ぎ=からさわぎ)

      喜劇の半分はこの時期に書いたんだね
      ざっとラインアップされた喜劇作品を読んでみて下さい。
      エリザベス朝の猥雑な空気が、そのまま描かれていますよ。


    Titus (タイタス・アンドロニカスのいたましい悲劇)
     R&J(ロミオとジュリエットの悲劇 )


悲劇は1593年頃 Titus を書いてこれは失敗作だという指摘もある。
血なまぐさいエリザベス朝演劇を踏襲したTitusはシェイクスピアとしても本意とはいえなかったんだろうね。
その後、喜劇とまちがうようなR&Jを書いて成功させた。
ジェイムズ朝でもてはやされるようになった
悲劇喜劇両方の要素を備えているといわれるロマンス劇は
実はシェイクスピアがエリザベス朝に、すでに書き始めていたんだともいえるんだよ。



1600年から1610年はバブルが終わって暗い世相に変わっていく。
おそらくその転機となるのは大逆事件だ。
そして1603年エリザベスが崩御すると
メアリー・スチュアートの息子、スコットランド王ジェイムズ6世がやってきてジェイムズ1世となる。

世の中は安泰ではあるが、それは「嵐の前の静けさ」。
ピューリタンの風はだんだん激しさを増してきている。
カソリックのガイ・フォークスの事件は起きる。

それを反映してシェイクスピアの作品も暗い
んだよ。



     JC(ジュリアス・シーザーの悲劇)   
     Hamlet(デンマーク王子ハムレットの悲劇)
 
     T&C(トロイラスとクレシダの悲劇)
     Oth(ヴェニスのムーア人オセローの悲劇) 
     Lear(リア王の悲劇) 
     Mac(マクベスの悲劇)
     A&C(アントニーとクレオパトラの悲劇)
    
 Cor(コリオレイナスの悲劇
     Timon(アテネのタイモンの人生) 
     

暗いと言うよりも深いと形容する方がいいんだろうね
四大悲劇といわれるHmlet、Oth、Lear、Macもこの時期に書かれている。


     AYLI( お好きにどうぞ =お気に召すまま)
     TN(十二夜、
またはなんとでも)
     MWW(ウインザーの陽気な女房たち)
     All’sWell(うまくやってりゃ最後もいいって=終わりよければ全てよし)
    
 
MM(尺をはかるための尺=尺には尺を)
     
喜劇だって5本書いているんだ。
でも、
若い頃、研究生発表会でMMなんか演ったけど、
暗かったなぁ。お客はげらげら笑っていたけど、
この辺の喜劇たるや、もう深刻で、なかなか笑えたもんじゃないからね。
観客の笑いが、とぎすまされて来るんだよね。


そして最後の1613年までの4作品はロマンス劇といわれるジャンルである。
シェイクスピア作品の集客能力もようやく翳りが見えてきたんだろうか。
世間はロマンス劇一辺倒。
そこでこの4作品もロマンス劇と呼ばれる範疇に入っている。
このころは詩人も、すっかり世の中の風潮に合わせようとしている風だ。

でも前にもいったけど、シェイクスピアの作品は
ごく初期のころから、ロマンス劇調だったんだからね。




     Per(タイアの王子ペリクリーズという表題のたいしたお芝居) 海を謳いあげた詩劇です
     Cym (シンベリーンの悲劇)      
     WT (冬物語)    
     Tem (ザ・テンペストーあらし)















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以下はコピー用に用意したものですから、お読みになるには及びません


    2HVI (ヘンリー6世王の第2部)    
    3HVI (ヘンリー6世王の第3部)
    1HVI (ヘンリー6世王の第1部)
     RIII  (リチャード3世の悲劇)   

     RII (リチャード2世王の生と死) 
     K John (ジョン王の生と死) 
    1HIV(ヘンリー4世の第1部) 
    2HIV(ヘンリー4世の第2部

     HV(ヘンリー5世王の生き方)

    CofE(コメディ・オブ・エラーズ=とりちがい喜劇)
     Shrew(ザ・テイミング・オブ・ザ・シュリュー=気の荒い女のてなづけ方=じゃじゃ馬ならし
    TwoG (ヴェローナの二紳士)

    LLL(ラブズ・レイバーズ・ロスト=恋の奴隷の損得勘定=恋の骨折り損)
    
MND(夏至の夜の夢 =midsummer は夏至 )
    MofV(ヴェニスの商人)
    Much Ado (なんでもないのに大騒ぎ=からさわぎ)

   
 Titus (タイタス・アンドロニカスのいたましい悲劇)
     R&J(ロミオとジュリエットの悲劇 )
     JC(ジュリアス・シーザーの悲劇)   
     Hamlet(デンマーク王子ハムレットの悲劇)
 
     T&C(トロイラスとクレシダの悲劇)
     Oth(ヴェニスのムーア人オセローの悲劇) 
     Lear(リア王の悲劇) 
     Mac(マクベスの悲劇)
     A&C(アントニーとクレオパトラの悲劇)
    
 Cor(コリオレイナスの悲劇
     Timon(アテネのタイモンの人生)
 
     
AYLI( お好きにどうぞ =お気に召すまま)
     TN(十二夜、
またはなんとでも)
     MWW(ウインザーの陽気な女房たち)
     All’sWell(うまくやってりゃ最後もいいって=終わりよければすべてよし)
    
 
MM(尺をはかるための尺=尺には尺を)

     Per(タイアの王子ペリクリーズという表題のたいしたお芝居=ペリクリーズ)海を謳いあげた詩劇です
     Cym (シンベリーンの悲劇)      
     WT (冬物語)    
     Tem (ザ・テンペストーあらし)

     HVIII(ヘンリー8世についての、よく知られた物語=ヘンリー8世)