の実のワイヤリング

ザルツブルクの花の会 

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  ワイヤリングに必要なもの
            
  ワイヤ    
 

20番から30番までの偶数番の地巻きワイヤ(ブラウン)を使う。番号が大きくなるほどワイヤは細くなる。よく使うのは26番,28番のブラウン。小さな壊れやすい木の実には、糸巻きのエナメル線を、金に着色した木の実には金ワイヤを使う。

接着剤

 

通常は木工用のボンドを使用。グルーガンはとれ易いので木の実の接着にはむかない。

 

 

  
 
  ワイヤリングの方法
 巻き止め
 燐片の間にワイヤを挟み込み巻きつけて固定する方法。1週半巻いて木の実の下の中心でワイヤを固定し木の実の方を持って回すとワイヤが巻ける。マツカサなどの大き目のものは22〜24番、カラマツは26番、ハンやヤシャブシは28番ワイヤを使用する。

 

    

燐片の間に22〜24番ワイヤを挟み込み巻きつける
 
ハンのワイヤリング
カラマツのワイヤリング

マツカサ、コウヨウザンなど大きな木の実は22〜24番の地巻き茶ワイヤを使用

カラマツは26番ワイヤを使用、ハンや、ヤシャブシなど小さめの実は28番を使用

  枝物は木の枝に巻

 

 葉物は束ねて枝に巻く

 

ユーカリ、ナンキンハゼ は枝に26番ワイヤを巻

:ラスカス、ジュニパーなどは28番ワイヤを巻く

    

 

 挿し止め
木の実に穴を開けてボンドをつけたワイヤを挿して止める。巻き止めできない木の実に使う方法。ワイヤの太さはクヌギで22番、小さなドングリは24〜26番ワイヤを使用する。
 
、 、
細工針やキリで穴を開け、22番ワイヤを10センチくらいに切ってワイヤにボンドをつけて差し込む

クヌギ、コナラなどのドングリ類のほかにクチナシ、ユーカリ、ポピーの実など

 

 プラス止め
 :2本のワイヤを縦横にかけてとめる、金の木の実は30番の金ワイヤを使用する。
 
    
 

 ブナは15センチにきった28番ワイヤを縦、横にかける

 

ブナ、ツバキなども同様にかける

 

 

 

 

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